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神の子   著  薬丸  岳

神の子   著  薬丸  岳



感想


上下巻の長編ですが
一気に読めます。
さすが安定の薬丸さん。
今年はこれが一番面白かったかもしれないな~~~~・

まるでドラマを観ているような
興味深い展開。
現実的には、どうよ・・・と思うものの
物語としては
格段に面白いんだよね。

人間がもつ普通の感情を忘れてしまった主人公が
周りの人々の影響で次第と変わっていく姿が
心地よいです。

親に愛されなかった子どもだったけれど
周りの影響によってきちんと生きていくことは
できるんだ

間違った道に進んでしまったとしても
軌道修正はできるんだ・・・

とにかく
読んでみて~~

この小説
映画やドラマになったら面白いと思うな・

ラスト
影の大物重要人物は
病に侵されていて
主人公との戦いについては
意外とあっさり感ではあったかな
もっとひと波乱あるかと・・・

あと大学時代の同期の女性が
影の人物と繋がっていたのには驚き~~~

盛りだくさんで読みごたえありました♪


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後半は・・・

みみこさん、随分ご無沙汰してます。
お変わりないですか?
映画はWOWOW録画で時間あるときに観るくらいになってしまいましたが、本はマイペースながらいろいろ読んでます。

この「神の子」私も読了しました。
1巻は本当に引き込まれました。
主人公の町田(主人公ですよね?)視点の章は最初だけで、
あとは彼を取り巻く人達が見た町田であり出来事。
そこがこの町田をよけいクールに見せていて、彼の行く末をもっと確かめたくなって、読書ペースが進んでいきました。
2巻も、ひとつの結果に向かい皆が徐々に近づいていく様子が面白くて、ずんずん読めました。
ところが、あまりにもあっけないラストの展開に「あれだけ一生懸命読んだのに・・・」な感じがどうしても拭えなくて~
町田には最後の最後までクールな顔を貫いてほしかったような・・
ある程度、「ムフッ」とする場面があってもいいけど、もう少しクールさがおっきいほうが好みです(って、誰の何の好みだ?)
でも、久しぶりに読み応えのある小説でした。

今年もあと少し

Mamさんへ

こんにちは
すっかり遅くなってしまいすみません。
なにかと忙しくなる時期なのに
家族内でごたごたして・・・
遅くなりました。

最近寒いですから
Mamさんも体調お気をつけてくださいね。
あ・・私は元気です。

で・・・
本・・・
やはり、これ、読んでいらっしゃったんですね。
うれしい~~

話題作でしたよね。

<主人公の町田(主人公ですよね?)視点の章は最初だけで、
あとは彼を取り巻く人達が見た町田であり出来事。 >

そうでしたね・・・
最初、題名が題名なので
人と違った能力?⇒宗教系に走るのか・・・
と、いろいろ想像しましたが
学園生活あり
工場の建て直しあり・・・と
身近に感じるお話が広がっていたので
読みやすかったです。

<2巻も、ひとつの結果に向かい皆が徐々に近づいていく様子が面白くて、ずんずん読めました。
ところが、あまりにもあっけないラストの展開に「あれだけ一生懸命読んだのに・・・」な感じがどうしても拭えなくて~>

わかります。
私も最後の方、ページが残り少なくなるのに
この進展・・・、どうなるのか・・・このままなのか、
ひと波乱あるのか、どんでん返しは・・・と
いろいろ、心ざわつきました。
が、あっさり、終わりでした。。。。笑

<町田には最後の最後までクールな顔を貫いてほしかったような・・
ある程度、「ムフッ」とする場面があってもいいけど、もう少しクールさがおっきいほうが好みです(って、誰の何の好みだ?)>

そうですね。
女には目を向けない方がいいし・・・・笑

映画で前に見た
「脳男」の生田斗真のようなイメージで(映画では犯罪者ですが)
考えていた部分もありましたけど。

意外と丸くなった主人公でした。

でも
面白い小説でしたね。
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