ヴィクとフロ 熊に会う

ヴィクとフロ 熊に会う<未>(2013  カナダ)
VIC + FLO ONT VU UN OURS
VIC + FLO SAW A BEAR

監督: ドゥニ・コーテ
脚本: ドゥニ・コーテ
撮影: イアン・ラガルド

出演: ピエレット・ロビタイユ
ロマーヌ・ボーランジェ
マルク=アンドレ・グロンダン
マリー・ブラッサール
オリヴィエ・オーバン

刑務所から出所した61歳の女性のヴィク(トリア)。
山小屋に住む叔父を訪ねて、そこで暮らすことを選択。
叔父は病気なので世話をするという口実で、村に入り込む。
やがて
刑務所仲間のフロ(レンス)を呼び寄せるヴィク。
二人は服役中から愛し合っていたのだ。


感想

友達のサイトでみつけて
ものすごく気になっていた一本
レンタル屋で見つけて早速鑑賞。


題名からは想像できない物語展開。

熊・・・って単語が出てくるので
動物関係物語って思うじゃないですか。
小熊を見つけて育てるとか
それとも熊に襲われちゃうとか。
まあ、いろいろ想像していたんですけど
まったく出てきませんでした…笑

意外と淡々とした物語です。
まあ、最後は衝撃的ですが・・・。

主人公はなにやらわけありな老女?(とまではいかないか)
なんだけど、
その女性の愛する人は同性なんですよね。
つまり、レズのお話。
刑務所時代からの仲みたいだけど
お相手の
若い方、フロさんね、
こちらの方は、実はバイでもあるので
時々、彼を探しにバーにいったりもします。⇒したい放題ね。

それでも
穏やかに
2人は日常暮らしているんですよね。
ヴィクはフロのこと大好きみたいだから、いろいろあっても受け入れて
問題なく過ごそうとしているんだろうね。

そんな2人のもとに
ある女が現れるの。
しいて言えば
これが
熊さんにあたるのかな。

この女が、声はかわいらしいけど行動が荒い…笑
手下の男を引き連れて、フロに迫ってくるの。
どうやら、昔、フロと何かあった模様で
かなり恨みをもっているみたい⇒過去は不明。

そして・・・


唐突に事件は起こる・・・


以下ネタバレ。


このフロに恨みをもっている女が
仕掛けた
熊狩りの道具?に
2人が、突然とらわれてしまうのですよ。
映画みていたら、
突然
わ~~~~~って叫ぶから
何事かと思えば2人が、わなにかかっている・・・驚。
なんで急によ・・・・・。

それも
かなり痛い図。

森の中で仕掛けにかかったのだから
助けを呼ぼうとしてもムダ。
2人ともに、別々の道具にかかったから、
もう、可哀想しか思えないのよね。
道挟んで、2人、同時だよ。

苦しんで苦しんで。。。
最後は。。。絶命。

ここで絶命する前に
冒頭で目にした
トランペット吹きの少年が通りかかるんだけどね。
助けようとしない。。。。(笑)
映画の冒頭に
少年とヴィクのシチュエーションがあったのだけど
それがここで生きてくるとは全然予想しなかったわ。
瀕死の重傷を負っているヴィクの目の前で
トランペッドを吹き鳴らし
前より、上手になったねとヴィクに言わせると
黙って帰ってしまうというシュールなシーン。
う~~~ん、よくわからない。。。

そして
そのあとの
映像も
実はよくわからないものが展開されていくの。
死んだ2人を生きていた2人が見ているシーンとか
村の人々の様子とかが映し出されるんだけど
どういう意図かは不明。

観終わった後
う~~~ん
この映画は
結局どういう映画なんだろうと考えてしまったのだけど
こう結論づけました。


<人生何があるかわからない・・・>
<人の恨みは、一生続くんだ>
<溶け込んだと思っても、やっぱりなかなか他人は受け入れてくれないのかな>
<愛するものと一緒に一生を終えられたのは幸せだったのかな>

そんなことかな…笑


↑こういうお話だったけどつまらなくはなかったわ
むしろ好き…笑
この不思議な感じが。
美しい森のシーンで
癒されながら最後までも見ることできたし
登場人物たちの
誰もが、美しいとか、かっこいいとか
ビジュアルで際立っていなかったことが
逆に興味深かったです。
<第63回ベルリン国際映画祭アルフレード・バウアー賞に輝いた異色作。>
恐るべし、ベルリン。

ポルカさん、ありがとうございました。
furo kumaniau
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ヴィクとフロ、熊に会う

ドゥニ・コテ監督 ピエレット・ロビテーユ ロマーヌ・ボーランジェ マルク=アンドレ・グロンダン アンドレア・アーノルド  刑務所から出所したばかりのヴィクトリア(ピエレット・ロビテーユ)は新たな人生をスタートさせようと、友人のフロレンス(ロマーヌ・ボーランジェ)とともに森の中の小屋に住むことにする。しかし二人の存在は集落の人々に違和感をもたらす。  近くのミニ...

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まさに異色作

みみこさん、こんにちは~。
ご覧になったんですね!
感想拝見してて、どうだったかな~って思ったけど
「好き」だったみたいでよかったです^^
熊、出てこなかったですね~熊の罠は出てきたけど(^_^;)
声がかわいい女、めちゃ恐かったですねー@@
いったいフロに何の恨みがあるのか、すごく気になりましたよ。
「人の恨みは、一生続くんだ」私もこれ、すごく感じました。
平穏に暮らそうと思ってもそうはいかない、みたいな。
ラストは平穏な世界はこの世にはなくて、
あっちの世界みたいな感じだったのかな。
でも犯罪を犯した時点で地獄に行きそうだし・・・
ん~やっぱりよくわからない(笑)
他では味わえない不思議な雰囲気を持った映画でしたね(笑)

熊が怖い

ポルカさんへ

報告する前に
来ていただき恐縮です。
好き・・・でしたよ。
なんだか、
気になる映画でした。

ああいう展開になるとは全然予想しなくて。
まさにどっきりテレビのようでした。

<熊、出てこなかったですね~熊の罠は出てきたけど(^_^;)
声がかわいい女、めちゃ恐かったですねー@@>

罠が仕掛けてあるとは
予想できなかったです。
しかしあの女性、あんな手を使うとは。。ね~~
そういえば、ギターを弾いている男。
どういう関係か不明で悶々としています。
声と行動にギャップがあるから余計怖いのよね。

<いったいフロに何の恨みがあるのか、すごく気になりましたよ。>
かなりの
悪さをしたんでしょうね。
刑務所いくくらいだからね。

<ラストは平穏な世界はこの世にはなくて、
あっちの世界みたいな感じだったのかな。>

そうよね・・・
生きづらい世の中だったんでしょうね
2人して死んでから
安堵して歩く姿が印象的だったものね。

<他では味わえない不思議な雰囲気を持った映画でしたね(笑)>

本当にそうです。
ポルカさん、教えてくれてありがとう~~~☆
これ劇場でご覧になったのよね。
当たりじゃあないですか。
どんな内容かわからないけれど
観たら、あたりだった・・的な劇場鑑賞、希望です・・・☆
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