Aではないきみと 著 薬丸 岳
Aではないきみと 著 薬丸 岳
内容(「BOOK」データベースより)
勤務中の吉永のもとに警察がやってきた。元妻が引き取った息子の翼が死体遺棄容疑で逮捕されたという。しかし翼は弁護士に何も話さない。吉永は少年法十条に保護者自らが弁護士に代わって話を聞ける『付添人制度』があることを知る。生活が混乱を極めるなか真相を探る吉永に、刻一刻と少年審判の日が迫る。
感想
薬丸さんはこういう作品を書くと本当に上手い。
色々考えさせられました。
加害者側を主人公にするというのは
作品としては難しいと思うんですよね。
作品は主人公(加害者の父)に肩入れするわけでもなく
心情を丁寧に描いていて
読む側に
考える部分を大いに与えてくれたように思います。
親は
被害者になる可能性もあるけど
加害者になる可能性もある。
もし加害者になったら・・・
読みながら
考えたくない
考えたくない・・・という思いが・・・・。
少年事件の裁判のあり方もよくわかって
勉強になりました
後半
罪を償って社会にでてきた少年。
彼が
加害者の所に挨拶に行く場面で
新たな真実がわかり驚き。
そして
胸を痛めました。
どんな理由があるにしろ
人の命は奪ってはいけない・・
当たり前なのに
なぜわからない人もいるのだろう。
今年の収穫であった
一冊だと思います。
子どもさんのいる親御さん、もしくは子供たち自身にも
読んで欲しい一冊。

内容(「BOOK」データベースより)
勤務中の吉永のもとに警察がやってきた。元妻が引き取った息子の翼が死体遺棄容疑で逮捕されたという。しかし翼は弁護士に何も話さない。吉永は少年法十条に保護者自らが弁護士に代わって話を聞ける『付添人制度』があることを知る。生活が混乱を極めるなか真相を探る吉永に、刻一刻と少年審判の日が迫る。
感想
薬丸さんはこういう作品を書くと本当に上手い。
色々考えさせられました。
加害者側を主人公にするというのは
作品としては難しいと思うんですよね。
作品は主人公(加害者の父)に肩入れするわけでもなく
心情を丁寧に描いていて
読む側に
考える部分を大いに与えてくれたように思います。
親は
被害者になる可能性もあるけど
加害者になる可能性もある。
もし加害者になったら・・・
読みながら
考えたくない
考えたくない・・・という思いが・・・・。
少年事件の裁判のあり方もよくわかって
勉強になりました
後半
罪を償って社会にでてきた少年。
彼が
加害者の所に挨拶に行く場面で
新たな真実がわかり驚き。
そして
胸を痛めました。
どんな理由があるにしろ
人の命は奪ってはいけない・・
当たり前なのに
なぜわからない人もいるのだろう。
今年の収穫であった
一冊だと思います。
子どもさんのいる親御さん、もしくは子供たち自身にも
読んで欲しい一冊。

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