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葛城事件

葛城事件(2016)
上映時間 120分
監督: 赤堀雅秋
製作: 杉田浩光
西田圭吾
エグゼクティブプ
ロデューサー: 小西啓介
プロデューサー: 藤村恵子
ラインプロデュー
サー: 金森保
脚本: 赤堀雅秋
撮影: 月永雄太
美術: 林千奈
衣裳: 高橋さやか
編集: 堀善介
音響: 菊池信之
音楽: 窪田ミナ
ヘアメイク: 浅野有紀
記録: 田口良子
照明: 藤井勇
装飾: 湊博之
助監督: 茂木克仁

出演: 三浦友和 葛城清
南果歩 葛城伸子
新井浩文 葛城保
若葉竜也 葛城稔
田中麗奈 星野順子
内田慈
谷川昭一朗
児玉貴志
黒田大輔
佐藤直子
かんのひとみ
市川しんぺー
田村泰二郎
五味多恵子
大滝寛
粕谷吉洋
石田圭祐
中野英樹
萩原利映
松本たけひろ
松田知己
阿久津慶人
坂口進也
上杉二美
山像かおり
小柴亮太
山野史人
名取幸政
津田真澄
伊藤正之
大方斐紗子

  親から引き継いだ金物屋を営む葛城清。美しい妻・伸子と2人の息子に恵まれ、東京の郊外に念願のマイホームを建てることもでき、思い描いてきた理想の家庭が完成したかに思われた。しかし清の理想への執着が、いつしか家族を抑圧的に支配してしまっていた。従順に育ってきた自慢の長男・保は会社からリストラされたことを誰にも言い出せず、デキの悪い次男・稔はバイトも長続きせず、“一発逆転”を夢みている。そして清に一方的に言われるがままで、耐え忍ぶことしかできなかった伸子は、ついに不満が爆発、稔を連れて家出してしまうが…。

<allcinemaより>
   

感想

前回の「好きにならずにいられない」の感想で
思った以上に悲惨な主人公だったから、ショックと書きましたけれど
そのあと、こういう家族崩壊映画を見てしまえば
恋に破れたことぐらい、そして職場でのいじめなど、
やり直しがきくことができるものならば、もはや、何でもないよと
思えてきてしまう自分です。
やはり
実話に基づいた映画は
衝撃度が高いです。
とはいうものの
この映画が実話に基づいているということも知っていたし
ある程度覚悟をもって鑑賞しようと思っていたので
全体的に
静かに受け止めることはできました。

主人公は三浦さんで
こういう役を見るのは(傲慢なお父様)初めてということもあって
頑張ったね・・・と素直に思いました。
昨年、64の映画にも三浦さんが出ていて
その時期と重なるときの公開だったように覚えていますけれど、
2作品で、感じががらりと変わった演技をしていたところが印象的でもありました。

いろいろ考えさせられる映画でした。

結局のところ、すべて本人次第と思っています。
本人の責任。

ただ、家庭の在り方について、
やっぱり思うことはでてきますね。

親の考え方
価値観は
子供になんらかの影響を及ぼしてくるな・・・とは思います。

反面教師になる場合もあり。

こういう家庭でも、そうならない人はいるし、
兄弟でも生き方は違うし。

何が正しいのか
どうすれば良かったかなんて
私も
よくわからないところはありますけれど。
だって、正解はないから。

田中麗奈の役柄は
唯一客観的に家族を見るという立場でした。
この人の考えというか生き方
私には理解できないものでありますが、
いろいろな考え方があるのだな・・・という一つの例として
興味深く感じました。


ラスト
それでもあなた人間ですか・・・といった
田中ちゃんの言葉が、
響きますね。

人間に絶望したくないという気持ちが
ラストでは結局
こう言い放っちゃうまでになるのですからね。

次男の方
若葉竜也さんが演じていましたが
存在感ありました。
気分悪くなる物言い。

人間てやっぱり
怖いな・・・と映画見ながら
ず~~~と感じていました。

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