淵に立つ

淵に立つ(2016)
HARMONIUM
上映時間 119分
製作国 日本/フランス
監督: 深田晃司
エグゼクティブプ
ロデューサー: 福嶋更一郎
大山義人
プロデューサー: 新村裕
澤田正道
ラインプロデュー
サー: 南陽
制作プロデューサ
ー: 戸山剛
脚本: 深田晃司
撮影: 根岸憲一
美術: 鈴木健介
編集: 深田晃司
音楽: 小野川浩幸
主題歌: HARUHI
『Lullaby』
サウンドデザイナ
ー: オリヴィエ・ゴワナール
スタイリスト: 村島恵子
ヘアメイク: 菅原美和子
効果: 吉方淳二
照明: 高村智
録音: 吉方淳二
助監督: 山門朔
編集コンサルタン
ト: ジュリア・グレゴリー

出演: 浅野忠信 八坂草太郎
筒井真理子 鈴岡章江
太賀 山上孝司
三浦貴大 設楽篤
篠川桃音 鈴岡蛍
真広佳奈 鈴岡蛍(8年後)
古舘寛治 鈴岡利雄


<allcinemaより引用>
 「歓待」「ほとりの朔子」の深田晃司監督が、第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で審査員賞を受賞した衝撃の家族ドラマ。ごく平凡に見えた家族が、一人の謎めいた男の登場で徐々に秘められた心の闇をあぶり出され、崩壊へと向かっていく悲劇の顛末を、ミステリアスな筆致で不穏かつ緊張感いっぱいに描き出す。出演は家族を翻弄する謎の男に「私の男」「岸辺の旅」の浅野忠信、次第に日常を狂わされていく夫婦に「歓待」の古舘寛治と「リトル・マエストラ」の筒井真理子。
 郊外で小さな金属加工工場を営む鈴岡利雄と妻で敬虔なクリスチャンの章江は、10歳になる娘の蛍と家族3人で平穏な毎日を送っていた。ところがある日、利雄の古い友人の八坂草太郎が現われると、利雄は章江に断りもなく、最近出所したばかりだという彼を雇い入れ、自宅の空き部屋に住まわせてしまう。最初は当惑していた章江も、礼儀正しく、蛍のオルガン練習も手伝ってくれる八坂に次第に好感を抱くようになっていくが…。


感想

どんより~~~。

まったくもって内容知らなかったので余計、こたえました。
サスペンスだったのですね。
それも知らなくもっと柔らかい感じの映画だと思っていました。
そりゃあ、あの浅野さんに
胡散臭さ(非常に礼儀正しく、見た目も優しそう・・・)
は薄々感じていましたけれど。

八坂(浅野さんね)が
河原で一瞬
あん?お前・・・みたいな
暴言を利雄にかけた瞬間、こわ~~~と身震いしました。
やっぱり仮面かぶっていたのか。
あの規則だたしいさまは、刑務所帰りだとは気付くけれど、あんな一瞬で裏の顔がでるなんて。
人間怖い。
そしてもっと怖いのが
利雄が八坂の共犯者だったなんて。
え~~~この寡黙で、なんだかすべてにおいて無頓着な男が
罪を犯していたなんて、それこそ、怖いな・・・・と思いました。

長い間
隠していて、結婚もしたってことでしょう。

苦しくなかったのかな。
でも奥さんが事実を知った時
利雄は、俺は足をもっただけで
殺してはいない・・・なんてしら~~~と話しているから
犯した過去の罪の重さに耐えられないという思いはなかったのかもね。
そうだったら余計怖い人じゃん。
ただ奥さんに真実知られることだけがいやだったってことなんでしょ・・
夫、いやだよ

結婚したとしても
夫のすべてまでは理解できていないし
当然過去まではすべては知らなくて当然だけれど
家族になってから
いろんなことが浮き出てきたら
そりゃあ…怖くて生活できなくなるよね。
前に観たギフトの夫と同じだね


八坂と奥さんの章江さんが
近づいていく過程はものすごいドキドキ。
そうなるな~~~的な雰囲気がぷんぷんしていました。
浅野さんがもう、うまいんだな~~~、奥さん役の筒井さんの色気も。

河原での皆と離れての、2人のラブシーン?は
昼顔もびっくりな展開になるのかもと思わせました。


が・・・そんな簡単な映画ではなかったのですね。

後半の展開には衝撃です。
蛍~~~
8年たってからの
この家族の変化には、なんて言葉をかけてよいやらで。

後半、八坂の息子の太賀、演じる 山上孝司登場してきますが、
大賀さんから漂うあのマイペース感は
真相を知った夫婦にとってはイラっとすること間違いないですよね。
孝司、には罪はないけれど、やっぱり、一緒にはいたくないですよね。
八坂の息子だって知った利雄が
孝司を突然、ビンタしましたけれど、まあ、口より先に手が出る気持ちは
わからなくはないです。
孝司にとっては、理由わからず、とまどうばかりですけれどね。

そういえば、
この映画
ほおをたたくシーンがいくつかでてきましたね。
言い表せないような感情をもつと、自分で自分をたたきたくもなってしまうのかも。

ラスト

実は嫌いなんですよ。

あれじゃあ、救いがないから。
救いってじゃあ、前向きに生きろ…的に描けば納得かっていうわけでもないのですけどね。
あそこまで追い込まなくてもと感じたのですよ。
蛍にとっては、振り回されただけの人生になってしまうではと思えてきちゃって。

章江 はキリスト教徒でしたけれど、
そうならなおさら、短絡的な行動はしてほしくなかったと思います。

殺人とまではいかなくても
人生送るうえで
何らかの罪って、誰しも
もってしまっているかも。
それらを
受け入れて生きるのは簡単ではないけれど、
それでも
あのラストはどうしてもねえ・・。

欲もあり罪もあり
とっても深くて理解しがたい人間が
やっぱり一番怖いです。
神を信じていても
迷わされてしまうんですよ、
その弱さも人間だからなのかな・・・・と。
まあ、突き詰めると自分も生きにくくなってしまいそうでやめます・・・(笑)


浅野さんの白の服からの赤のシャツ・・・・
インパクトありました。
よく分からない人はやっぱり怖いですよ

fuchinitatu gazou
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「淵に立つ」感想

すっごく引き込まれて、面白く見たのですが、ラストがちょっとなあ・・・4つ★~4つ★半

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お久です

みみこさん~・・

おはようございます・・
シーツ┃_ ̄) ・・・

↑きゃ~ごめんなさい(笑)
どんより作品鑑賞お疲れさま記念でちょっとふざけてみました~(笑)

これ、やっぱり一番ショックだったのは蛍ちゃんの事よね・・。
夫婦だけとか友達とだけなら、まあ自業自得ですね、で終わるけど、
やっぱ子供が絡むと、しかも一番辛い目にあうとなると・・ねぇ。

>突き詰めると自分も生きにくくなってしまいそうでやめます・・・(笑)
・・・・・解る気がします。(汗)
浅野氏は、人と言うより、ある意味過去の罪そのものな気がして・・
大小にかかわらず誰にでも負う可能性があるものの様な気もして恐かったです;;

私も見たよ^^

みみこさん、昨日の「ゆとりですが」は、まだ録画してあって、後で旦那とみるつもりなんだ。
「ゆとり」での大賀さん、凄かったよね。
あの人を見るたびに、お父さんの事を思い出してしまうよ(^-^;

で、この映画。ちょうど見たばっかりなのよ。
浅野君と奥さんの、段々接近していく様子、上手かったよねえー!
私だったら、突き飛ばさずに、やっちゃったかも(爆)

でもさ、そのあとが、まさか蛍ちゃんが、あんな風になるだなんてね・・・びっくりだった・・。
自分を責めるだろうし、精神的におかしくなっちゃうのも解るわ・・って思ったわ・・。

ラストは私も嫌いだわ。せっかく凄く面白かったのに、最後の展開がなんだか納得行かなかったし、好きじゃなかったので、すっごく残念。
とはいえ、この映画って、「ゆれる」とか、それ系統の映画で、自分好みだったなー。

私も私も~^^

みみこさん、マンチェスターにコメントがいれられないので、こちらに^^
私も観た観た! 昨年のベストに入れたわ~。
もう、浅野くんが本気(マジ)だったよね。
感想、今からでも書こうかな、、、一回しか観てないけど、すごく印象に残ってる。
しばらくどよーーーーーん、としたよ。
なんか宗教がらみで、イ・チャンドンっぽさも感じたな~。

絵文字が・・・・(笑)

つるばらさんへ

こんばんは
遅くなりました。
雨の方は大丈夫ですか


映画の方のコメントです。

<シーツ┃_ ̄) ・・・>


わ~~浅野さん・・・(笑)
そっくりな絵文字
怖いです。


<これ、やっぱり一番ショックだったのは蛍ちゃんの事よね・・。
夫婦だけとか友達とだけなら、まあ自業自得ですね、で終わるけど、
やっぱ子供が絡むと、しかも一番辛い目にあうとなると・・ねぇ。>

予想もしていなくてね・・・
倒れていたまでは・・・わ~~という程度で
観ていたのですが、
その後普通の生活が描かれていたので
あれ~~倒れていたけど
その後は大丈夫だったのね…と一瞬安心したりして。
そしたら

蛍ちゃんが、想像もしない姿で現れ・・・
どよ~~んでした

<浅野氏は、人と言うより、ある意味過去の罪そのものな気がして・・
大小にかかわらず誰にでも負う可能性があるものの様な気もして恐かったです;;>

そうね~~
ああやって
数年たっても
とらわれてるのって
こわいですよね

がつん

真紅さんへ

ベスト拝見していました。
やっぱり入ってるな~~~って。

衝撃的な作品でしたよね
感想UP是非してください。

<もう、浅野くんが本気(マジ)だったよね。>

台詞ある姿は
前半しかでてこなく
後半はほぼ、無言で
す~~と現れるだけなのに
すごい存在感。

<なんか宗教がらみで、イ・チャンドンっぽさも感じたな~。


そうね
:
シークレット・サンシャインや
オアシスも
ガツンと来たものね

赤が印象的

latifaさんへ

遅くなってごめんなさい。

もう
ゆとり見たよね。

次回
楽しみよね
大賀・・面白い

<あの人を見るたびに、お父さんの事を思い出してしまうよ(^-^>

そうそう・・
中野さんだよね
チョロ。

ドラマ見ていたよ。
懐かしいよね。
息子さん演技うまいよね


<浅野君と奥さんの、段々接近していく様子、上手かったよねえー!
私だったら、突き飛ばさずに、やっちゃったかも(爆)>

わかる~~(笑)
2回も受け入れているからね…笑

やっぱり浅野さんをその気にさせているから・・・
しかし
あれは女だから寸止めできたと思ったよ。
男は多分ダメだと思う・・・(笑)

<自分を責めるだろうし、精神的におかしくなっちゃうのも解るわ・・って思ったわ・・。>

責めるよね
わかります

<ラストは私も嫌いだわ。せっかく凄く面白かったのに、最後の展開がなんだか納得行かなかったし、好きじゃなかったので、すっごく残念。
とはいえ、この映画って、「ゆれる」とか、それ系統の映画で、自分好みだったなー。


そうそう・・
嫌いなラストだけれど
作品としては
よくできているというか考えたくなる作品だよね

そういえば、
前に
怒りで
突然殺人をするのがわからないとか
理由がないから悶々としたとかいう
感想を自分で書いたけれど
この映画の
浅野さん見ていると
やっぱり急に・・っていう感じだから。

そういう人っているんだし
それってまれではないんだな・・・と思ったよ


感想UPね
後日いきます~~

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