愚行録
愚行録(2016)
120分
製作国 日本
監督: 石川慶
COエグゼクティ
ブプロデューサー: 吉田多喜男
エグゼクティブプ
ロデューサー: 森昌行
プロデューサー: 加倉井誠人
アソシエイトプロ
デューサー: 川城和実
太田哲夫
福田太一
二宮清隆
ラインプロデュー
サー: 小宮慎二
原作: 貫井徳郎
『愚行録』(創元推理文庫刊)
脚本: 向井康介
美術: 尾関龍生
撮影監督: ピオトル・ニエミイスキ
衣裳: 森口誠治
編集: 石川慶
太田義則
キャスティング: 吉川威史
音響効果: 柴崎憲治
音楽: 大間々昂
音楽プロデューサ
ー: 杉田寿宏
メイク: 那須野詞
照明: 宗賢次郎
装飾: 篠田公史
録音: 久連石由文
助監督: 川口浩史
出演: 妻夫木聡 田中武志
満島ひかり 田中光子
小出恵介 田向浩樹
臼田あさ美 宮村淳子
市川由衣 稲村恵美
松本若菜 夏原友季恵
中村倫也 尾形孝之
眞島秀和 渡辺正人
濱田マリ 橘美紗子
平田満 杉田茂夫
貫井徳郎の同名ベストセラーを妻夫木聡主演で映画化したミステリー・ドラマ。一人の週刊誌記者が未解決の一家惨殺事件の真相を追う中で、理想の家族と思われた被害者一家の意外な評判が明らかになっていくさまを描き出す。共演は満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美。監督は本作が長編デビューとなる石川慶。
ある日、閑静な住宅街で凄惨な一家殺害事件が発生する。被害者はエリートサラリーマンの田向浩樹とその妻と一人娘という3人家族。近所でも評判の仲睦まじい理想の家族だった。事件は世間を賑わせるが、未解決のまま1年が過ぎ、風化しようとしていた。週刊誌記者の田中武志は、そんな事件に改めてスポットを当て、真相を探るべく取材を開始する。田中が浩樹の会社の同僚や夫婦の大学時代の知人に聞き取りを進めていくと、夫婦の意外な実像が浮かび上がってくる。そんな中、育児放棄の疑いで逮捕・勾留されている妹・光子のことが心に重くのしかかっていく田中だったが…。
感想
例の事件によって公開も途中中止になってDVDもどうかなと心配していましたが
無事、レンタルに並ぶことができて良かったです。
貫井さんの作品
ほとんど読んでいるのですが
これだけはなぜか・・未読。
原作もぜひ読みたいところです。⇒貫井さんの奥様は加納さんです♪
面白かったです。
人々の裏の顔がみえて
非常に生々しい人間像を
興味深く観ることができました
俳優さんたちも
実にはまっていました。
小出君の役は、タイミング的に嵌りすぎでした。
主人公は
週刊誌記者の妻夫木君演じる・田中武志。
彼には、ネグレクトで逮捕された妹がいます。
この妹、光子を演じるのが、満島ひかり。
そこを横軸としたら
縦軸が、約1年前に発生した、「田向一家殺人事件」です。
まだ犯人が捕まっていないことから
記者の妻夫木君は、取材に走ります。
関係者の証言を求めていくのです。
関係ない上記、二つの事件が
交わる瞬間はやはり衝撃的です。
その過程で、とある秘密も発覚するので
二重、三重の衝撃に繋がります。
殺人事件の犯人は、一応、観客にはわかります。
一年以上も、つかまらない、証拠も出てこない
というのは、さすがに、変かな~~
人間関係として、浮上してくるでしょ・・・・とは思いますが
この映画の
醍醐味は
やはり人間の多面性ですよ。
インタビューの中で
それぞれが
自分が一番正しいみたいな発言をしていきます。
それは誰でもそういうところはあろうかと・・・。
利己主義を感じさせる人々なんてこの世には沢山。
人は自分に都合の良いように理解しがちだから
同じ出来事でも、自分なりに捻じ曲げて解釈しているところ
ありますよね。
人間って
表面的な部分ではなにもわかりはしない・・
恐ろしいな~~と
しみじみ感じる映画でした。
妻夫木君の人間性も
最初のバス内の席を譲るシーンで
充分感じ取れるのですが
あそこの演出、うまいな~~~と。
対比するように
ラストも同じようなシーンがでてきたのも良かったです。
心を乱すような音楽も
満島ひかりに
まとわりつくような多くの手のシーンも
気持ち悪くて
本当にうまい・・・
後味は
あまりよくないので
多くの人にみてみて・・・とは
薦められない作品ですが、
怖いもの見たさの人にはぜひ~~と言いたいです。
そこにちょっと自分を観ているような気がしたら
危ないですよね…笑
ちなみに
大学生活や
社会人における
男女の付き合いが描かれていますが
ある・・ある・・・ある・・・
だと個人的には
頷いてしまう自分がいます。
本当に社会は怖いです

120分
製作国 日本
監督: 石川慶
COエグゼクティ
ブプロデューサー: 吉田多喜男
エグゼクティブプ
ロデューサー: 森昌行
プロデューサー: 加倉井誠人
アソシエイトプロ
デューサー: 川城和実
太田哲夫
福田太一
二宮清隆
ラインプロデュー
サー: 小宮慎二
原作: 貫井徳郎
『愚行録』(創元推理文庫刊)
脚本: 向井康介
美術: 尾関龍生
撮影監督: ピオトル・ニエミイスキ
衣裳: 森口誠治
編集: 石川慶
太田義則
キャスティング: 吉川威史
音響効果: 柴崎憲治
音楽: 大間々昂
音楽プロデューサ
ー: 杉田寿宏
メイク: 那須野詞
照明: 宗賢次郎
装飾: 篠田公史
録音: 久連石由文
助監督: 川口浩史
出演: 妻夫木聡 田中武志
満島ひかり 田中光子
小出恵介 田向浩樹
臼田あさ美 宮村淳子
市川由衣 稲村恵美
松本若菜 夏原友季恵
中村倫也 尾形孝之
眞島秀和 渡辺正人
濱田マリ 橘美紗子
平田満 杉田茂夫
貫井徳郎の同名ベストセラーを妻夫木聡主演で映画化したミステリー・ドラマ。一人の週刊誌記者が未解決の一家惨殺事件の真相を追う中で、理想の家族と思われた被害者一家の意外な評判が明らかになっていくさまを描き出す。共演は満島ひかり、小出恵介、臼田あさ美。監督は本作が長編デビューとなる石川慶。
ある日、閑静な住宅街で凄惨な一家殺害事件が発生する。被害者はエリートサラリーマンの田向浩樹とその妻と一人娘という3人家族。近所でも評判の仲睦まじい理想の家族だった。事件は世間を賑わせるが、未解決のまま1年が過ぎ、風化しようとしていた。週刊誌記者の田中武志は、そんな事件に改めてスポットを当て、真相を探るべく取材を開始する。田中が浩樹の会社の同僚や夫婦の大学時代の知人に聞き取りを進めていくと、夫婦の意外な実像が浮かび上がってくる。そんな中、育児放棄の疑いで逮捕・勾留されている妹・光子のことが心に重くのしかかっていく田中だったが…。
感想
例の事件によって公開も途中中止になってDVDもどうかなと心配していましたが
無事、レンタルに並ぶことができて良かったです。
貫井さんの作品
ほとんど読んでいるのですが
これだけはなぜか・・未読。
原作もぜひ読みたいところです。⇒貫井さんの奥様は加納さんです♪
面白かったです。
人々の裏の顔がみえて
非常に生々しい人間像を
興味深く観ることができました
俳優さんたちも
実にはまっていました。
小出君の役は、タイミング的に嵌りすぎでした。
主人公は
週刊誌記者の妻夫木君演じる・田中武志。
彼には、ネグレクトで逮捕された妹がいます。
この妹、光子を演じるのが、満島ひかり。
そこを横軸としたら
縦軸が、約1年前に発生した、「田向一家殺人事件」です。
まだ犯人が捕まっていないことから
記者の妻夫木君は、取材に走ります。
関係者の証言を求めていくのです。
関係ない上記、二つの事件が
交わる瞬間はやはり衝撃的です。
その過程で、とある秘密も発覚するので
二重、三重の衝撃に繋がります。
殺人事件の犯人は、一応、観客にはわかります。
一年以上も、つかまらない、証拠も出てこない
というのは、さすがに、変かな~~
人間関係として、浮上してくるでしょ・・・・とは思いますが
この映画の
醍醐味は
やはり人間の多面性ですよ。
インタビューの中で
それぞれが
自分が一番正しいみたいな発言をしていきます。
それは誰でもそういうところはあろうかと・・・。
利己主義を感じさせる人々なんてこの世には沢山。
人は自分に都合の良いように理解しがちだから
同じ出来事でも、自分なりに捻じ曲げて解釈しているところ
ありますよね。
人間って
表面的な部分ではなにもわかりはしない・・
恐ろしいな~~と
しみじみ感じる映画でした。
妻夫木君の人間性も
最初のバス内の席を譲るシーンで
充分感じ取れるのですが
あそこの演出、うまいな~~~と。
対比するように
ラストも同じようなシーンがでてきたのも良かったです。
心を乱すような音楽も
満島ひかりに
まとわりつくような多くの手のシーンも
気持ち悪くて
本当にうまい・・・
後味は
あまりよくないので
多くの人にみてみて・・・とは
薦められない作品ですが、
怖いもの見たさの人にはぜひ~~と言いたいです。
そこにちょっと自分を観ているような気がしたら
危ないですよね…笑
ちなみに
大学生活や
社会人における
男女の付き合いが描かれていますが
ある・・ある・・・ある・・・
だと個人的には
頷いてしまう自分がいます。
本当に社会は怖いです

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