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ブレードランナー 2049

ブレードランナー 2049(2017)
BLADE RUNNER 2049
上映時間 163分
製作国 アメリカ
監督: ドゥニ・ヴィルヌーヴ
製作: アンドリュー・A・コソーヴ
ブロデリック・ジョンソン
バッド・ヨーキン
シンシア・サイクス・ヨーキン
製作総指揮: リドリー・スコット
ティム・ギャンブル
フランク・ギストラ
イェール・バディック
ヴァル・ヒル
ビル・カラッロ
キャラクター創造: フィリップ・K・ディック
原案: ハンプトン・ファンチャー
脚本: ハンプトン・ファンチャー
マイケル・グリーン
撮影: ロジャー・ディーキンス
プロダクションデ
ザイン: デニス・ガスナー
衣装デザイン: レネー・エイプリル
編集: ジョー・ウォーカー
音楽: ハンス・ジマー
ベンジャミン・ウォルフィッシュ

出演: ライアン・ゴズリング K
ハリソン・フォード リック・デッカード
アナ・デ・アルマス ジョイ
マッケンジー・デイヴィス
シルヴィア・フークス
レニー・ジェームズ
カルラ・ユーリ
ロビン・ライト
ショーン・ヤング
デイヴ・バウティスタ
ジャレッド・レトー

 巨匠リドリー・スコット監督によるSF映画の金字塔「ブレードランナー」の35年ぶりの続編となるSF超大作。前作から30年後の荒廃した未来世界を舞台に、ブレードランナーとして活動する捜査官“K”を待ち受ける衝撃の運命を、圧倒的な映像美とともに描き出す。主演はライアン・ゴズリング、共演にハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス。リドリー・スコットは製作総指揮に回り、監督は新たに「プリズナーズ」「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴが務める。
 荒廃が進む2049年の地球。労働力として製造された人造人間“レプリカント”が人間社会に溶け込む中、危険なレプリカントを取り締まる捜査官“ブレードランナー”が活動を続けていた。LA市警のブレードランナー“K”は、ある捜査の過程でレプリカントを巡る重大な秘密を知ってしまう。一方、レプリカント開発に力を注ぐウォレス社もその秘密に関心を持ち、Kの行動を監視する。捜査を進める中で次第に自らの記憶の謎と向き合っていくK。やがて、かつて優秀なブレードランナーとして活躍し、ある女性レプリカントと共に忽然と姿を消した男デッカードの存在に辿り着くが…。
<allcinemaより引用>

感想

ライアン・ゴズリング、今年は劇場で3回目です。・・やあ・・(^∇^)ノ(ラララを再見したので)

1982年公開のブレードランナーの続編。
35年ぶりってすごいですよね。
オリジナル版での主人公、ハリソン・フォード演じる リック・デッカードが
再び登場するのもファンとしてはうれしい限りですね。
スターウォーズにしろ、この作品にしろ
若いころの出演した作品が数十年後に続編。さらにそこに参加させてもらえる俳優でい続けていた・・・
ハリソン・・。素晴らしいですよ・・・良いお仕事選んできていますね・・

ということで、この作品、前作のハリソンフォードの「ブレードランナー」は
やはり鑑賞していないと、部分部分で物足りなさが出てしまうかと思います。

レイチェルって誰?とか
リック・デッカードとどんな関係があったのとか
折り紙おっていた、デッカードの消息に答えていたあの老人って誰?(ガフね・)とか
いろいろ、置いていかれそうな要素が出てきます。
録音シーン(2人の尋問?場面ね)も、懐かしかったです。

一応私はみていますが、劇場ではなく、家鑑賞でして・・。
いろんなバージョンがあることもよく知らなかったし
その後、何度も見直すほど、大好きな思い入れのある作品という
わけではありません。一応見ているというだけ・・・・笑
のちのち・・カルトムービーと言われているとしった時は
驚きましたねえ。そんなにファン層厚い作品だったのね。
私にとってブレードランナーは、レプリカント2人、ルトガー・ハウアー扮するロイ・バッティ、
ダリル・ハンナ扮するプリス・ストラットン、の強烈な存在感の記憶でもあるのです(レイチェルはどうした・・・(笑))
ラストのルトガー・ハウアー最後にはグットくるものありました。
もちろんあの混沌とした陰湿な世界観は当時はやはり斬新でした。
そんな程度でしたが
世界観を忘れていなかった分、今作も楽しみながら鑑賞できました。
同じでした。
長いという評判でしたが
意外とそんなに長さは感じませんでした。
じっくりその世界観に入り込めたという思いがあるので
心地よい時間だったと思います(静かながらやはりインパクトある世界観なので
劇場終わったその日の晩、夢に出てきました・・・笑、あの世界が・・)

物語の進行がまったりゆっくりなのは
「メッセージ」の監督だし・・・と悟りきっていたので・・・・
全然気にならず、また、
ライアンの苦悩が序盤からひしひしとにじみ出ていたので
これは絶対、最後までも見守ってあげようと心に決めていました・・・(笑)

ホログラフィーの恋人ジョイが可愛くて良い子で癒されていました。女の私でも。
ずっとライアン支えてあげてほしいな…と思っていただけに
後半の愛している・・・の言葉のこしてのさようならはショック。

対して
ウォレス社で働く、戦闘能力抜群のラブの
しつこさも、観ていて、ぞわぞわ(良い表現・・・)しました
あの根性はすごい

殺し方は容赦なし。(最初に警察官?殺していましたが結構残忍。ロビン・ライトもぐさり、ぐさりで可哀想・・)
彼女って、ジャレッド・レトー (ウォレス社のボス、目が義眼?ちょっと変ね)に天使とか何とか言われていて
期待された能力あるレプリカントなんでしょうね。

ライアンの存在意義を探す旅の結末。
Kこそ(ライアンね)が特別の何かかと
鑑賞者の私も終盤までは思っていたのに
まさかの、そうでなかった説。
それはまた、ライアンが、レプリカントとしてどういう位置付けをされていたのか
考えれば考えるほどせつなくもありました。
レイチェルの子供の記憶を、他のレプリカントに移植していたってことは
やはり意味があったんでしょうね。
それでも結局、
ああいう行動をとったライアンのことを考えると(デッカードを救い、娘に会わせる)
胸が痛くなりますね。
職務に忠実な彼が、彼自身で考え、行動した結果なのですから。
最後はルトガー・ハウアーのこともちらりと脳裏をよぎったり・・・。

ライアン演じる
Kは、新型レプリカントで
本人も認識済み。
毎回、心理テストのような問答をやっておりましたが
あそこの受け答えがちょっとよくわからなかったかな・・・
毎回同じ言葉を言っていて、クリアーすればロビン・ライトと対面していたけれど・・

意味深な会話も多々あるので
前作同様、いろんな見方ができる作品かもしれませんね、
やはり万人受けはしなく、
若い世代よりは
ちょっと年齢層高い世代のほうが嵌る映画かもしれませんね。


生殖機能もあるレプリカント
様々な感情をもつこともできるレプリカント
好きも嫌いも
怒りも悲しみもすべて知っていたら
じゃあ、人間ならではのものって
もはや存在しないのではないでしょうかね。
人間の定義が難しくなるわ
生と死の部分しかないわけだけれど
レプリカントも自然に生まれ
死ぬことはあれば
もう人間と変わらなくなってしまいますよね

bladerunnerburenndorannna- burenndo



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非公開コメント

見ました♪

こちらにもおじゃまします~
感想UPまだですが、
前作再観賞して、初日に見ました(笑)
かなり前に見ていたのでけっこう忘れてるところもあって、
折り紙とか、質問のやりとりとか(^_^;)
レイチェル、キレイだったなーちょっと森泉ちゃんに似てる?(笑)
前作の世界観を残しつつ30年後という進化した描写は、
違和感なく受け入れられました。
ゆっくりな進行も主人公をじっくり見つめ理解させるという感じで
よかったと思います。
ジョイ、可愛かったですねーいい子で。
ジョイの女優さんが決まった記事見た時、
てっきりダリル・ハンナのような役どころだと思ってました(^_^;)
ラブ、すごかった!超強いし容赦なかったですね(汗)
レプリカントもより進化していましたね。
情もあるし、レプリカントが人間を生み出す?混乱してきました(^_^;)
また前作が見たくなりました。
映像は前作の方が好みです^^

初日に行かれたのですね・・すごい

こちらにもありがとうございます


感想楽しみにしています

<前作再観賞して、初日に見ました(笑)>

そうなんですね
再鑑賞されたんですね
より一層、深く味わえますよね
私もしたかったけれど、時間なくって、残念。
細かいところは私もわすれちゃって

<レイチェル、キレイだったなーちょっと森泉ちゃんに似てる?(笑)>

懐かしかったですね
今回の作品にも出てきましたけれど
若い姿だったから、あれは合成?なのかな。

<ゆっくりな進行も主人公をじっくり見つめ理解させるという感じで
よかったと思います。>

そうですよね。
主人公のライアンかっこいいから
長くても平気ですよね~~(笑)


<ジョイ、可愛かったですねーいい子で。
ジョイの女優さんが決まった記事見た時、
てっきりダリル・ハンナのような役どころだと思ってました(^_^;)>

私もジョイが可愛くって・・・。
男の人なら絶対あんな感じの女性
いてほしいな~~と思うはず
日本人受けしそうなお顔でしたね。
あ・・ダリルハンナは怖かったですものね
ああいう雰囲気はジョイにはなくって
逆に
ラブですかね

<超強いし容赦なかったですね(汗)>

そうですね
動きが凄いと思いました。
残忍だしね

<また前作が見たくなりました。>

私も~~

<映像は前作の方が好みです^^>

そうなんですね

今回はいろんな場面がありましたものね
統一感はなかったし・・・

やっぱり
あの時代に観た
ブレランのあの街の雰囲気は
当時としては画期的で
インパクトが大きかったですよね

でもこの時代に続編観ることができて
映画見続けてきて
良かったと思いました


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