17歳
17歳(2013)
JEUNE & JOLIE
YOUNG & BEAUTIFUL
上映時間 94分
製作国 フランス
監督: フランソワ・オゾン
製作: エリック・アルトメイヤー
ニコラス・アルトメイヤー
脚本: フランソワ・オゾン
撮影: パスカル・マルティ
美術: カーチャ・ヴィシュコフ
衣装: パスカリーヌ・シャヴァンヌ
編集: ロール・ガルデット
音楽: フィリップ・ロンビ
出演: マリーヌ・ヴァクト イザベル
ジェラルディーヌ・ペラス シルヴィ
フレデリック・ピエロ パトリック
シャーロット・ランプリング アリス
ヨハン・レイゼン
ファンタン・ラヴァ
ナタリー・リシャール
ロラン・デルベック
「8人の女たち」「危険なプロット」のフランソワ・オゾン監督が、名門校の生徒として普通の高校生活を送りながら、SNSを通じて売春に手を染める17歳の少女の複雑で謎多き心模様を繊細かつ赤裸々に綴る思春期ドラマ。主演はモデル出身で、一躍期待の若手と注目を集めるフランスの新星、マリーヌ・ヴァクト。
大人びた表情の中にあどけなさを残す少女イザベルは、名門高校に通う17歳。家族とバカンスやって来たリゾート地でドイツ人青年を相手に初体験を済ませると、パリに戻った後は、SNSで知り合った男たちを相手に身体を売るようになる。そんなある日、売春相手の男がホテルの部屋で腹上死してしまう。慌てて部屋から逃げ出したイザベル。しかし、捜査の手が及んで、ついに売春の事実が家族に発覚する。動揺する母親の問いかけに、何も答えることができないイザベルだったが…。
<allcinemaより引用>
感想
最近オゾン監督作品はご無沙汰ですが
新作はみたいと思っているので(双子に惹かれる)
まずは、主演女優さんのこちら↑観てみました。
思春期の奔放な性・・
こういう題材も最近はあまり観ていなかったなあ・・・ということで
意外と新鮮な感じで鑑賞出来ました(笑)
若さか・・
フ~~~~~という感じです。
無防備で残酷で
いろいろうらやましかったです。親としてはきついですけど。
まず、主演女優のイザベル扮する、マリーヌ・ヴァクト。
醸し出す雰囲気、魅力的ですね。
確か撮影時は10代ではなかったと思いますが
見方によって、いろいろな年代にみえます。
娼婦の時は確かに大人っぽいし、お家や学校では
それなりに、学生さんのようにはみえますね。
まあ、でも大人っぽいかな、こちらの10代よりは。
調べたところ、すでにいまは(27ぐらいか、この当時は23?)
お子さんもいらっしゃるとか。
すごいな~~~。
物語。
主人公のイザベルが、なぜ娼婦になっていったのか、
明確な動機はわからず。想像の範囲。
家庭環境がすべてとはいわないけれど、
母親の恋愛遍歴も影響はあると思うし、実父親が不在で義理父ということもあるのか。
あとは、思春期特有のなんていうのかな・・・
もやもや感?性に対しても、異性に対しても
挑戦してみたくなる年頃?そういう感覚的なものは、自分の10代を思い出して
なんとなくわかるような気もします。
いや、自分も娼婦していたんだよ・・・ということでなく(笑)
例えば、意味もなく死にたくなるとか・・・・そういう、
説明の出来ない行動って、起こしてしまう年頃であるかな・・・・と感じる部分は大いにあるので。
もちろん、思っていて行動しない人はたくさんいるから、全部が全部がそうではないけれど、
やっぱり、自分って何?自分の存在の意味は?って
自己を見つめる年頃だもの、驚きべき行為に走る可能性は大いに、ありますよね。
だから思春期は難しい・・・
で、
イザベル。複数の男性と関係を結んでも、喜怒哀楽が少ない。
性の喜びを感じるのでもなく、お金もらって、豪遊するのでもなく
ただ淡々と、連絡とって、会って、行為して、さようなら…の日々。
だからこそ、他者にはなかなか理解は難しいわけですけれど
それが、生きがいとでもいうような感じで本人、やめられない・・・。
その過程で彼女の客で、何度か出会っている
優しめの年寄りの紳士が
行為中に、死亡。
彼女が娼婦だったということが
家庭にわかってしまうという展開。
映画は、
四季の移り変わりとともに
彼女の変化をみつめていき、
さらに印象的な音楽も挿入されていました。
性描写も多く
ぼかしも大きくいろいろありましたけれど、
意外とうける印象は、あっさり感。
スレンダーな体というのもあるからか
エロチックな感じはしなかったかなあ・・・・
出演者には
シャーロット・ランプリングも。
彼女がまたすごい、存在感。
死亡した高齢紳士の妻として登場するのですが、
ああ~~こういう男性の妻って
彼女みたいな女性だから務まるのねと実感。
妻としての貫禄?
イザベルも
シャーロット・ランプリングとのあの最後の会話で
感じるものいろいろあったんじゃあないのかな。
面白い映画でした。
それにしても、
冒頭のドイツ人初体験相手にしろ
後半の、もしかしてこの人が、イザベルの本命になるの?的な男の子
など、
若い男性の登場はみな、
大した人物ではなかったのが印象的。
やっぱり女性の方が早熟で
若い男性はたじたじになってしまうのかな
新作楽しみ
観に行けますように♪⇒(追記、みた♪)

JEUNE & JOLIE
YOUNG & BEAUTIFUL
上映時間 94分
製作国 フランス
監督: フランソワ・オゾン
製作: エリック・アルトメイヤー
ニコラス・アルトメイヤー
脚本: フランソワ・オゾン
撮影: パスカル・マルティ
美術: カーチャ・ヴィシュコフ
衣装: パスカリーヌ・シャヴァンヌ
編集: ロール・ガルデット
音楽: フィリップ・ロンビ
出演: マリーヌ・ヴァクト イザベル
ジェラルディーヌ・ペラス シルヴィ
フレデリック・ピエロ パトリック
シャーロット・ランプリング アリス
ヨハン・レイゼン
ファンタン・ラヴァ
ナタリー・リシャール
ロラン・デルベック
「8人の女たち」「危険なプロット」のフランソワ・オゾン監督が、名門校の生徒として普通の高校生活を送りながら、SNSを通じて売春に手を染める17歳の少女の複雑で謎多き心模様を繊細かつ赤裸々に綴る思春期ドラマ。主演はモデル出身で、一躍期待の若手と注目を集めるフランスの新星、マリーヌ・ヴァクト。
大人びた表情の中にあどけなさを残す少女イザベルは、名門高校に通う17歳。家族とバカンスやって来たリゾート地でドイツ人青年を相手に初体験を済ませると、パリに戻った後は、SNSで知り合った男たちを相手に身体を売るようになる。そんなある日、売春相手の男がホテルの部屋で腹上死してしまう。慌てて部屋から逃げ出したイザベル。しかし、捜査の手が及んで、ついに売春の事実が家族に発覚する。動揺する母親の問いかけに、何も答えることができないイザベルだったが…。
<allcinemaより引用>
感想
最近オゾン監督作品はご無沙汰ですが
新作はみたいと思っているので(双子に惹かれる)
まずは、主演女優さんのこちら↑観てみました。
思春期の奔放な性・・
こういう題材も最近はあまり観ていなかったなあ・・・ということで
意外と新鮮な感じで鑑賞出来ました(笑)
若さか・・
フ~~~~~という感じです。
無防備で残酷で
いろいろうらやましかったです。親としてはきついですけど。
まず、主演女優のイザベル扮する、マリーヌ・ヴァクト。
醸し出す雰囲気、魅力的ですね。
確か撮影時は10代ではなかったと思いますが
見方によって、いろいろな年代にみえます。
娼婦の時は確かに大人っぽいし、お家や学校では
それなりに、学生さんのようにはみえますね。
まあ、でも大人っぽいかな、こちらの10代よりは。
調べたところ、すでにいまは(27ぐらいか、この当時は23?)
お子さんもいらっしゃるとか。
すごいな~~~。
物語。
主人公のイザベルが、なぜ娼婦になっていったのか、
明確な動機はわからず。想像の範囲。
家庭環境がすべてとはいわないけれど、
母親の恋愛遍歴も影響はあると思うし、実父親が不在で義理父ということもあるのか。
あとは、思春期特有のなんていうのかな・・・
もやもや感?性に対しても、異性に対しても
挑戦してみたくなる年頃?そういう感覚的なものは、自分の10代を思い出して
なんとなくわかるような気もします。
いや、自分も娼婦していたんだよ・・・ということでなく(笑)
例えば、意味もなく死にたくなるとか・・・・そういう、
説明の出来ない行動って、起こしてしまう年頃であるかな・・・・と感じる部分は大いにあるので。
もちろん、思っていて行動しない人はたくさんいるから、全部が全部がそうではないけれど、
やっぱり、自分って何?自分の存在の意味は?って
自己を見つめる年頃だもの、驚きべき行為に走る可能性は大いに、ありますよね。
だから思春期は難しい・・・
で、
イザベル。複数の男性と関係を結んでも、喜怒哀楽が少ない。
性の喜びを感じるのでもなく、お金もらって、豪遊するのでもなく
ただ淡々と、連絡とって、会って、行為して、さようなら…の日々。
だからこそ、他者にはなかなか理解は難しいわけですけれど
それが、生きがいとでもいうような感じで本人、やめられない・・・。
その過程で彼女の客で、何度か出会っている
優しめの年寄りの紳士が
行為中に、死亡。
彼女が娼婦だったということが
家庭にわかってしまうという展開。
映画は、
四季の移り変わりとともに
彼女の変化をみつめていき、
さらに印象的な音楽も挿入されていました。
性描写も多く
ぼかしも大きくいろいろありましたけれど、
意外とうける印象は、あっさり感。
スレンダーな体というのもあるからか
エロチックな感じはしなかったかなあ・・・・
出演者には
シャーロット・ランプリングも。
彼女がまたすごい、存在感。
死亡した高齢紳士の妻として登場するのですが、
ああ~~こういう男性の妻って
彼女みたいな女性だから務まるのねと実感。
妻としての貫禄?
イザベルも
シャーロット・ランプリングとのあの最後の会話で
感じるものいろいろあったんじゃあないのかな。
面白い映画でした。
それにしても、
冒頭のドイツ人初体験相手にしろ
後半の、もしかしてこの人が、イザベルの本命になるの?的な男の子
など、
若い男性の登場はみな、
大した人物ではなかったのが印象的。
やっぱり女性の方が早熟で
若い男性はたじたじになってしまうのかな
新作楽しみ
観に行けますように♪⇒(追記、みた♪)

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