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猟人日記

猟人日記

監督: デヴィッド・マッケンジー 
製作 ジェレミー・トーマス 
製作総指揮: ロバート・ジョーンズ
原作: アレグザンダー・トロッキ Alexander Trocchi  『ヤング・アダム』(河出書房新社刊)
脚本: デヴィッド・マッケンジー 
撮影: ジャイルズ・ナットジェンズ
編集: コリン・モニー 
音楽: デヴィッド・バーン
 
出演: ユアン・マクレガー( ジョー・テイラー )
ティルダ・スウィントン ( エラ)
ピーター・ミュラン ( レズリー)
エミリー・モーティマー ( キャシー)
ジャック・マケルホーン 
テレーズ・ブラッドリー 
ユアン・スチュワート 
スチュワート・マッカリー 

50年代グラスゴーの運河。
ジョーは、小さな貨物船の住み込み船員。
ある朝、若い女の死体を引き上げる。
それをきっかけに彼は同じ貨物船で暮らす人妻エラに欲望を抱
くようになる。
ジョーと水死体の関係は・・・。


感想 この作品も公開時に観たかった一本です。
良かったです。この手の作品、官能サスペンスとでもいうのかしら・・良かったというのもなんですが・・・私の好きなタイプの
作品ですよ。
ダークな映像、欲望のかなまりのような男。
ユアンじゃなければ、嫌悪感いっぱいになってしまいそうな男の
キャラなんですけれど・・彼が演じていると、なんていうのかしら・・いい風にとってしまうんですよね。彼が次から次へと女を誘うのは、
理由があるのよ、きっと。彼は本当の愛を知らないから、
カラダの関係をもっても、いつも心に潤いを感じないんだわ。
でもどこかに彼のかたくなな心を解きほぐしてくれる女性が
いるはずよ。彼もきっとどこかで期待しているんじゃあないの?
自分を救い上げてくれる誰かの訪れを・・。
それは・・・私よ!!!みたいな理屈をこねて、完全に
都合よく理解しちゃっていました。が・・やっぱり、ひどいヤツなんでしょうね・・・・笑

女性との絡みが多く、色んなバージョンがあったけれど・・笑
どれも、あまりいやらしいとは感じませんでした。見慣れたからかな。
ケッチャップ、カスタードの***でさえ、落ちついてみられるから不思議です。これナイン・ハーフやラスト・タンゴ~以来の
過激プレイシーンではないかな。でもユアンだと、頑張って!!と思っちゃうんですよね。もっとほら~~~ってね(爆)
これ、ミッキー・ロークがやっていたら、いやらしいから消すわよ・・っていう世界になっていると思います。

映画はサスペンス的要素を含んでいます。
水死体とジョーの関係は・・・。
これは絶対関係があると推察できるので、だいたいの話の流れは
わかりました。でもてっきり、やったんだな・・・と思っていたので
意外な真実に驚きは感じましたね。貨物船の人妻も
この件に絡んでいるんだなと自分なりに推理もしていたのですが
そこまで複雑なお話にはなっていませんでした。猟人日記・・ときいていたのでサイコな殺人&どんでん返し系サスペンスを
想像していたところがあったんですよね。その点ではみかけ倒しというのはあると思いますけど、これはこれで、面白く見れましたよ。


心理的に・・グイグイ責められる怖さ・・・という映画でしたね。

水死体をきかっけに欲望に目覚めていくという展開ですが、
これは、ジョーが、罪の意識から逃れるためでしょうね。
快楽の世界に生きることで現実逃避をしているっていうことでしょうか。

恋人のキャシーのこと、好きだったんだと思います。
でも自分の気持ちに気づくことができないでいたんじゃあないかな・・・。彼もかわいそうな人間ですよね。

誘惑される人妻エラ。
どんどん大胆になっていく姿に驚き。夫が船に戻ってくる時間になっても「大丈夫よ、まだ平気よ」なんて堂々と言い放つ様は
見ていて恐れ入ります・・・という感じでした。
女性って、一歩踏み出すと加速するのですね。怖いわ。。

ユアンの足すりすりの誘惑がツボでした。顔はそのまま・・・
下半身が行動あるのみ・・・・って。
さすが、プロね・・・と思いました。

ジョーはもてますよね。
結婚なんて考えられない・・子どもなんて嫌いだ・・
人生気ままに生きていくような男・・でもちょっとした仕草に孤独な影を感じる・・それが女心をくすぐるんじゃあないのかな・・
だから女性は彼からのアプローチを拒まず、逆に誘惑を期待しているような感じにも見えるんですよね

ピーター・ミュランの刺青のカラダも確認。
彼はエラさんのダンナさんですけれど、ユアンとの浮気を
知っても、動じないで対処する男らしい、大人の男性でしたね。
・カラダなんですけど(笑)ちょっとポチャポチャしていました。
ユアンとカラダを拭き拭きするシーン(お仕事で泥まみれになった体を湯で洗うのよ)は、女性との絡み以上に私は見所に思えました。
貴重な光景ですものね。2人とも好きですわ・・・・♪



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カスタード

こんばんわ
カスタードとケチャップのシーンは印象的でしたね。
(全体的にインパクトの大きい作品)
ユアンだと不思議と憎めないんですよね、ドロドロした内容なのにそうと感じさせない何かがあると言いますか・・・

今週はシャーリーマクレーンの「イン・ハー・シューズ」見てきました。
笑えるし暖かい映画でした。

viva さんへ

やっと観ましたよ。vivaさんのところで読んだ感想で気になっていたカスタード。
こんな使われ方をしていたなんて・・・笑
しょうがないな・・・と思いながら
観ておりました。でも冷静に考えれば結構ハードだよね。
で。。映画・・イン・ハー・シューズね。
感動作って言われているよね。
久々のシャーリーマクレーン。
おばあちゃん役なのかな。あとで感想
拝見しにいきますね・・。

なるほど~

わたしはほんとにこの作品意味不明だったのですが、みみこさんのレビューを読んでそれが瓦解しました。

>水死体をきかっけに欲望に目覚めていくという展開ですが、
これは、ジョーが、罪の意識から逃れるためでしょうね。

そういうことだったんですね。やっぱり人間らしい感情を持っていたことの表れだったのでしょうか…。
それにしても、ケチャッププレイシーンの「がんばって!」と声をかけたくなる気持ちはよく判ります(笑)。ユアンってなんだかそんな感じですよね~。

リュカさんへ

こんばんは。
こちらにコメントありがとうございます。
お好きじゃない作品のコメントは
難しかったのでは・・・。
私もこれ・・ユアンじゃなければ・・
どうかな・・・っていうところも
ありますよ。
1人でこっそり・・・という作品
でしょうね・・やっぱり・・笑
あと、かなり後味悪い終り方でしたよね。
だからこそ、お好きになれない
人もいますよね。
そうそう・・ステイ、ご覧になる予定
なんですよね。
いいな~~~。私はビデオになりそうです。感想楽しみにしていますね。

こちらにもお邪魔いたします~☆
まぁ、みみこさん 2005年にご覧になられたんですね♪

>それは・・・私よ!!!
>もっとほら~~~ってね(爆)

あはははは(笑)
いただいたコメントでも、正しい道に私が・・って、大うけだったんですけど。
ミッキー・ロークだったら消すわよ!って、あはははは。楽しい~~

ユアンは、なんでしょう。
何やってても憎めないし、ちーともいやらしくないですよね。
あら、いいのよ・・って騙されてるのかしらん?(笑)
足すりすり、私もユアンにされたいなあ。
知らなかった自分をどんどん生み出していってしまう苦しみ、ありましたねえ。
不思議な余韻の残る作品で、面白かったです。

こちらにも、
ありがとうございます。

なんだか、もう、品の感想で
お恥ずかしい~~~


ユアンの作品ならなんでも~~という
感じてみておりましたが
実際、あの中の一員になれといったら・・・イヤですよね・・笑

ダークな作品で
後味もわるかったので、きっと好みは分かれるかな・・・って
気がします。

屈託のない、あの可愛らしい笑顔・・・
それが魅力ですよね・・・彼。

最近、ちょっと出演作みていないので
チェックしたいわ~~と思ってしまいました。
天使と悪魔は見逃してしまったのでトホホです。
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