fc2ブログ

ヘレディタリー/継承

ヘレディタリー/継承(2018)
HEREDITARY
映画
上映時間 127分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ファントム・フィルム)
初公開年月 2018/11/30
ジャンル ホラー
映倫 PG12
完璧な悪夢
I監督: アリ・アスター
製作: ケヴィン・フレイクス
ラース・クヌードセン
バディ・パトリック
製作総指揮: ライアン・クレストン
ジョナサン・ガードナー
トニ・コレット
ガブリエル・バーン
脚本: アリ・アスター
撮影: パヴェウ・ポゴジェルスキ
プロダクションデ
ザイン: グレイス・ユン
衣装デザイン: オルガ・ミル
編集: ジェニファー・レイム
ルシアン・ジョンストン
音楽: コリン・ステットソン
音楽監修: ジョー・ラッジ

出演: トニ・コレット アニー・グラハム
アレックス・ウォルフ ピーター・グラハム
ミリー・シャピロ チャーリー・グラハム
アン・ダウド ジョーン
ガブリエル・バーン スティーブ・グラハム


 サンダンス映画祭で絶賛され、低予算ながら全米でスマッシュ・ヒットを記録した衝撃のホラー・サスペンス。グラハム家を支配してきた祖母の他界をきっかけに、忌まわしき“何か”を受け継いでしまった家族を待ち受ける戦慄の運命を、緻密な脚本と俳優陣の迫真の演技で描き出していく。主演はトニ・コレット、共演にガブリエル・バーン、アレックス・ウォルフ、ミリー・シャピロ、アン・ダウド。監督は本作が長編デビューとなるアリ・アスター。
 グラハム家の祖母エレンが亡くなり、娘のアニーは夫のスティーブに支えられ無事に葬儀を終える。夫婦には高校生の息子ピーターと13歳の娘チャーリーがいたが、チャーリーは次第に異常な行動をとり始める。そんなある日、ピーターがパーティに行くことになり、アニーはチャーリーも連れていくことを条件にこれを許可するのだったが…。

<allcinemaより引用>


感想

普段ホラー映画はほとんど劇場でみないのですが。
A24配給だし(前回のゴーストもそうだったから)、
めちゃめちゃ、怖い怖い、数十年に一度の映画だと、宣伝されているし⇒そこまでいうのならどうよ・・・と。
そして、
怖いと言っても映画じゃん、私も、挑戦できるかもしれない・・
乗り超えた先に、何かがあるかもしれない・・・・と
なんだか、そんな気分になりまして、行きました(笑)

結論からして、
怖いか~~~?でした。

終始、不穏な雰囲気で、じわじわ・・とくる感じは、
良かったんじゃない・・と思うのですが、
後半の落としどころが、
日本人にはピン!!と来ないんじゃあないかな・・・って思いました。
ああいうのを怖いと思う感覚が日本人にはないと思うから。多くの人は。

<以下いろいろネタバレ>


霊媒師とか
悪魔とか

馴染みがない世界だしね。
もちろん、それでも面白いホラーはあるんだけど、
他の作品に比べて
そこまで、すごいとは思わなかったです(ホラー初心者なので、好みもありますが)

冒頭は興味深かったです。
ドールハウスがクローズUPされて、
そこから、現実の世界に入っていく流れがとっても素敵。
なんだか、すでに気持ち悪いし(笑)

トニ・コレット 扮する、アニー・グラハムが仕事?、ドールハウス作成者なわけですね。
死んだ母親の入院場面なんかも、綿密につくちゃう。気持ち悪いよ・・・リアルで。

このグラハム家。
祖母エレンがなくなります。
母親とは良い関係ではなかったみたい。秘密主義で。

それから、奇妙なこと次々と起りだすグラハム家。

題名の継承・・・・という言葉どおり、
この一家は、何かを受け継いだというわけですね。

転機になるのは、
ミリー・シャピロ 扮するチャーリー・グラハムの不幸な事故かな。

これ、すごかったねえ。
淡々としていたけど、実にグロい・・・でも大丈夫なレベル。
息子が、自分に
「大丈夫だ・・・大丈夫だ・・・・」といい聞かせる場面。
なんだか複雑な心境になってしまいましたよ。
トニ・コレットの泣き叫ぶ声も、声だけで、姿は映らなかったんだけれど、
すさまじくって、耳にこびりつくわ。そりゃ・・・あんなの見たら気が変になりますよね。
首もろ画像だったけど、ちょっとよくわからなかったから、大丈夫だねレベルとしたわけ。
私は、ハエの音が嫌でね・・・その音の部分で嫌悪感があったかな。

亡くなったチャーリーのお兄さんがピーター。
ちょっと、ムロツヨシみたいな髪形の息子で、全然バーン様の子どもにはみえない・・・・(笑)
チャーリーが亡くなり、
ピーターの周辺にも異常な出来事が。

これ、
ホラー関係なくね、
こういう事態の中で、家族として、その後生活していくのって、
非常に大変だろうな・・・
て思いながらみていました。
妹が事故で亡くなる
でもその原因は兄。
母親、父親はその息子を受け入れられるか・・・・・ってことだものね。

まあ・・・それはメインではないからよしとして・・・。
その後、新たに、 トニ・コレット にまとわりついてくる
おばさんが出現してくるのよね。
そこから一気に霊媒師の世界へ・・
絶対このおばさん、怪しいと思ったのよ~~~

まあ、そのあとは映画で・・・
以後、怒涛の展開かな。

祖母
リーは、生前、悪魔であるペイモンを崇拝していたみたいですね。
しかし、
ペイモン?って?ですよ。
映画の中でちょっと説明はあったのだけど
わかりづらかったなあ・・。突然そんなこと言われても。


とういうことで
あとから調べました

<ペイモンとは、
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
パイモンまたはペイモン(Paymon, Paimon)は、ヨーロッパの伝承あるいは悪魔学に登場する悪魔の1体。悪魔や精霊に関して記述した文献や、魔術に関して記したグリモワールと呼ばれる書物などにその名が見られる。 >


なるほど~~。
悪魔について知識がある人は皆、知っていることなのかな?

でも、これ、知らないとやっぱり
ラストの意味はよくわからないんじゃあないのかあと思います。
わけわからないでみると
怖さより笑えてきます。
シュールで。

ラスト音楽も明るい感じだし。


結局悪魔としては
目的達成で
めでたしめでたし・・・ということなんでしょうね

怖いのっていえば何かな・・
トニ・コレット が
獣みたいに
異様に早く動く姿とか
やっぱり、あれ、ラストで、自ら、首を、ひも?糸?いや、針金?みたいなもので
ぎこぎこ、落とそうとしている姿かな?
突然現れるから
やっぱり、怖いですよね。叫び声は出なかったけど、映像的に(笑)あんなのみたら
ちょっとは引きづります。

トニ・コレット が
すごい・・・・演技が凄い
顔が怖い
まけずに、おこちゃま、妹チャーリーもよくこんな子見つけてきたネ・・レベルに怖いお顔。

それがこの映画の一番の見どころかな。

個人的には
渋いバーン様を観ることができて良かったです。

バーン様、大好き映画
シエスタからのお付き合い
久々だったけど、いい具合に年取っていたね

あと・・

あの舌打ちね、
劇場でもし近くの人が突然やりだしたら
それこそ、怖かっただろうな・・・・・あ。
なんだか、やってみたくなる雰囲気なのよね。
いい音していたから
絶対やりたくなる・・・(笑)
DtVKpFuUUAI1qMK hedhitai-keihsou
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

(≧∇≦)

みみこさん、こんにちは。
全く同感~!
もう思ってる事全部みみこさんが言ってくれたみたい。(≧∇≦)
導入部とか引き込まれたんだけどね、ドールハウス不気味で。
なんか神の視点か?って思わせる様な。(悪魔でしたが何か?笑)
ムロツヨシ!(≧∇≦)
確かに~!見てる時に誰かを思い出しそうで思い出せなくて・・そうやん~ムロツヨシ!(再び爆笑)
コレットは文字通り全身全霊って感じでしたね。
チャーリー役の子も独特だったよねぇ・・。
ペイモンについては私も「はい???」でした。(汗)
この種類のホラーってやっぱり欧米の方向けよね。
貞子のが絶対恐いし・・!
で、みみこさん、ホラー見て、乗り越えた先には何かありましたか?
ムロツヨシの微笑み?!(とことん食いつく・・笑)

首チョンパ  古い・・(笑)

つるばらさんへ

こんにちは。

導入部興味深かったですよね
あのドールハウス世界もっと
いかされるかな~~~と思ったのですが。

ムロツヨシ・・・・今、ドラマもみているので
思い出します。
ホクロの感じと髪がね

<コレットは文字通り全身全霊って感じでしたね。
チャーリー役の子も独特だったよねぇ・・。>

コレットさんってこんなにすごい顔もっているのね~~~って
思ったわ。子役・・目が~~~~(笑)

ペイモンって突然言われても
絶対わからないですよね~~
どういう方向に転んでいくのかな・・・・と思ったら
こういう方向ですか・・・って感じ


<この種類のホラーってやっぱり欧米の方向けよね。>

そうよね~~あんなに話題になっているから
てっきに日本でもOKかと思ったら
あちら限定の怖さみたいですね

<貞子のが絶対恐いし・・!>

あ・・・そうそう・・・あの映画
初めて見たときは恐くて怖くて
これこそ、トラウマ。

<で、みみこさん、ホラー見て、乗り越えた先には何かありましたか?ムロツヨシの微笑み?!(とことん食いつく・・笑)>

あは~~
ありましたよ。
学びの世界が・・・笑

親しくない人の家は気軽に訪れない!!
どこに妙な人がいるかわからないものねえ・・・

見ました!

みみこさん、こんばんは~。
お仲間入り~できました♪
前評判、大げさでしたね(^^;
恐いというより嫌な気持ちになる映画でした。
何が恐いって、トニ・コレットがじわじわ壊れていくところが恐かった。
そしてバーン様がとにかく可哀そうでした(>_<)
あの奥さんをよく支えていましたよね。
ドールハウスからの冒頭、よかったですね!
自分たちの生活をドールハウスで再現するのって、なかなかない気がする(^^;
あの事故の再現はぎょっとしましたよ@@
継承はてっきり精神の病的なことかと思ってました(^^;
お兄ちゃん、ムロさんに似てる!(笑)
ラスト、恐さはどっかいっちゃいましたね~(^^;
チャーリーのコッていう舌打ち、
あれけっこう絶妙な場面で聞こえて恐かったですね。
やりたくなりますよね、すぐに(笑)
つるばらさんにも報告しましたが、
OBK(?)確認しました!
終盤の惨劇のちょっと前、お兄ちゃんがベッドにいる場面です。
白い布みたいなものがふわ~っと。
本物だったらすごいですね(^^;

顔の筋肉が柔らかいのね・・・コレット

ポルカさんへ

こんにちは
わ~~ポルカさんもご覧になったのですね。
待っていました★
ようこそ…こちらの世界へ・・・・という感じです(笑)

<前評判、大げさでしたね(^^;>

そうですよね~~ハードル上げちゃった!!って感じですよね。

<恐いというより嫌な気持ちになる映画でした。
何が恐いって、トニ・コレットがじわじわ壊れていくところが恐かった。>

そうそう・・・シャイニングのニコルソみたいでしたよね。

<そしてバーン様がとにかく可哀そうでした(>_<)
あの奥さんをよく支えていましたよね。>

そうなんです。
いいパパだったのに、最後あんな姿に・・・。
ショックだったなあ。

<ドールハウスからの冒頭、よかったですね!
自分たちの生活をドールハウスで再現するのって、なかなかない気がする(^^;
あの事故の再現はぎょっとしましたよ@@>

そうそう・・・・・・
事故の再現なんて、普通しないのに。
リアル~~~でしたものねえ。

<継承はてっきり精神の病的なことかと思ってました(^^;
お兄ちゃん、ムロさんに似てる!(笑)>

精神的な病気・・・うんうん
そっちの方が好みかも。

私、なにかな~~~って楽しみにはしていたのですが
ああ~~~あっち系のやつなのね・・・と分かった瞬間
ちょっと、うん??って思いました(笑)


<ラスト、恐さはどっかいっちゃいましたね~(^^;>
首もね・・・
怖いというより、滑稽な感じにうつっちゃいました。

<チャーリーのコッていう舌打ち、
あれけっこう絶妙な場面で聞こえて恐かったですね。
やりたくなりますよね、すぐに(笑)>

あ・・やりたくなりますよね?
どんな風に音出るのか、一応確認はしたくなります。
お行儀悪いですけどね。

<つるばらさんにも報告しましたが、
OBK(?)確認しました!
終盤の惨劇のちょっと前、お兄ちゃんがベッドにいる場面です。
白い布みたいなものがふわ~っと。>

おお~~~そうなんですね
私もTVとかで放映されたら
確認したいわ。呪われているようで、怖いわ。
ホラー映画って、そういうプラスαのほうが怖いもの
出演者になにかあったとか・・・・。

映画の予告編で
サスペリア・・・とかも流れていて。
そちらの方がより一層怖そうで
興味わきました。

こういう悪魔系のホラーなら
オーメンとか
エクソシストのような
昔のほうが、ず~~と怖かったし、好きかも。
年取って、ある程度、麻痺してきた部分もあるかもしれないけれど
いいホラーまた見たいです(笑)

ありがとうございました

みみこさん、こんばんは~。
こちらにてご挨拶させていただきます。
クリスマスも終わって、今年もあと少しですね(汗)
クリスマスに「グリンチ」を見たかったけど、行けませんでした(>_<)
今年は音楽、スポーツなどわりと幅広いジャンルの映画を見たような気がします。ホラーもいくつか^^
でもやっぱり恋愛映画は少なめで(笑)
また韓国映画のお話もできたら嬉しいです♪

ちょっと早めですが、忙しくなりそうなので
今年も色々楽しいお話させていただき、ありがとうございました。
来年も超マイペースですが、ブログも続けたいと思いますので、
よろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。

No title

ポルカさんへ

ありがとうございます
私も今年
いろいろなお話をさせてもらって
とっても楽しかったです
ホラー系や
韓国映画の話をいっぱいできたのがうれしかったかな


グリンチ
あまり可愛くない容貌なんですよね(笑)

ポルカさんも
体調に気を付けて
良いお年をお迎えくださいね

大変なのね・・・(>_<)

みみこさん、こんばんは。
年末のご挨拶に・・・と伺ったんだけど、大変なことになってるのね(>_<)

悔いなく・・・というみみこさん、立派だわ。
私ももっとああしておけば・・・と思うことがいまだにあります。
でも、みみこさん自身の体のことも心配だわ。
どうぞ、自分もいたわってね。

返信はいらないので気にしないでね。
また映画のお話できるのをずっと待っています。

大変そうですね

みみこさん しばらく ブログ お休みなんですね

精神的にも 肉体的にも 大変だと思いますが
お体に気を付けて
無理なさらないように

また 戻ってこられるのを 待ってます

No title

みみこさん~・・気持ち、しっかりね。
そしてご自分の身体にもどうぞ気を付けてください。
またいつかみみこさんとお話出来る時をゆっくり待ってます。


No title

みみこさん、こんにちは。
辛い思いをなさっているとのこと、心配していました。
大変だと思いますが、どうぞご自愛ください。
返信は気になさらないようお願いいたします。
またブログを再開される日までお待ちしています。

ご迷惑おかけしております

瞳さんへ

こんなに遅くになってのレスごめんなさい。
温かいお言葉、ありがとうございました。
最悪の結果にはなりませんでした。
でもいろいろ考えこともあり、時間をあけることにしました。
年末の映画のまとめも
コメントできませんでしたが、拝見しました。
昨年は私も少しは映画はみたので
とっても楽しく、画像やコメント拝見しましたよ。
また遊びにいきますので
よろしくお願いします。


むうさん・・・

こんなに遅くのレスでごめんなさい。

温かいお言葉ありがとうございました。クリスマスも紅白もお正月もなかったのですが
最悪の結果にはならなかったので
なんとか、気持ち立ちなおしています。
むうさんのブログも
いつも拝見していました。プーちゃん、相変わらず
可愛いし癒されました
またふら~~と遊びにいきますのでよろしくお願いします


つるばらさんへ


遅くのレスでごめんなさい。
温かいお言葉ありがとうございました。

年の瀬
あわただしかったです。
行ったり来たりで
体力的にも精神的にもぼわ~~~~ときました。
今後はどうしようかな・・・と迷いながらですが
また遊びに行きますので、映画話じゃあなかったらごめんなさい~~
またよろしくお願いします


ポルカさんへ

遅くのレスでごめんなさい。
温かいお言葉ありがとうございました。
ポルカさんの
わんちゃんを拝見しながら
気持ちもなんだか、癒されています。
いろいろ思うこといっぱいですが
消えないように・・・・はしたいので
またよろしくお願します。
わんちゃんの成長楽しみですよね

プロフィール

みみこ

  • Author:みみこ
  • レイフ・ファインズ好き
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク