ジョーカー(2019)
ジョーカー(2019)
JOKER
メディア 映画
上映時間 122分
製作国 アメリカ
監督: トッド・フィリップス
製作: トッド・フィリップス
ブラッドリー・クーパー
エマ・ティリンジャー・コスコフ
製作総指揮: マイケル・E・ウスラン
ウォルター・ハマダ
アーロン・L・ギルバート
ジョセフ・ガーナー
リチャード・バラッタ
ブルース・バーマン
脚本: トッド・フィリップス
スコット・シルヴァー
撮影: ローレンス・シャー
プロダクションデ
ザイン: マーク・フリードバーグ
衣装デザイン: マーク・ブリッジス
編集: ジェフ・グロス
音楽: ヒルドゥル・グーナドッティル
音楽監修: ランドール・ポスター
ジョージ・ドレイコリアス
出演: ホアキン・フェニックス アーサー・フレック
ロバート・デ・ニーロ マレー・フランクリン
ザジー・ビーツ ソフィー・デュモンド
フランセス・コンロイ ペニー・フレック
マーク・マロン
ビル・キャンプ
グレン・フレシュラー
シェー・ウィガム
ブレット・カレン
ダグラス・ホッジ
ジョシュ・パイス
いわゆるアメコミが原作の作品としては史上初となるヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞の快挙を果たした衝撃のサスペンス・ドラマ。DCコミックスのバットマンに登場する最強最悪の悪役“ジョーカー”に焦点を当て、コメディアンを夢みる心優しい男アーサー・フレックが、いかにして社会から切り捨てられ、狂気の怪物へと変貌を遂げていったのか、その哀しくも恐ろしい心の軌跡を重厚な筆致で描き出す。主演は本作の演技が各方面から絶賛された「ザ・マスター」「her/世界でひとつの彼女」のホアキン・フェニックス。共演にロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ。監督は「ハングオーバー」シリーズのトッド・フィリップス。
大都会の片隅で、体の弱い母と2人でつつましく暮らしている心優しいアーサー・フレック。コメディアンとしての成功を夢みながら、ピエロのメイクで大道芸人をして日銭を稼ぐアーサーだったが、行政の支援を打ち切られたり、メンタルの病が原因でたびたびトラブルを招いてしまうなど、どん底の生活から抜け出せずに、辛い日々を送っていた。そんな中、同じアパートに住むシングルマザーのソフィーに心惹かれていくアーサーだったが…。
(allcinemaより引用)
感想
久々の劇場鑑賞。半年振り?もっとかな。映画ほとんど見ていなかったのですが、これは劇場に行けて本当に良かったです。
期待していた以上に、素晴らしかったです。
主人公の心情に、どっぷり、入り込んでしまい、悲しくて、やるせなくて
どうしようもない感情に包まれっぱなしでしたね。
私的には、今精神的には危険な自分ですが、だからこそ、選んでしまったというか・・・
そんな感じです。
重厚感あふれる音楽、最高でしたねえ。サントラほしいです。でも聞きすぎたら、精神崩壊しそうです。
主人公の魂が解き放されていく様が一般的には恐ろしいと感じるわけだけど、
そこが、楽になって良かったねとも思えたし、映像的にも美しくてねえ・・・。悪なのに悪に見えない・・
そんな風に思えてしまうほど、主人公に寄り添うことができる、不思議な作品でした。
同情ってわけでないけど。いや、寄り添っちゃあいけないわけだけど。
ああいう成長過程送ってきたら、しょうがないよね…と思わせる
有無を言わせない説得力がありました。あ~~罪な作品だわ。混乱させて。
妄想と現実の移り変わりも、なるほどな~~~と思わせるものが多くって。
映画の構成力が上手でしたよね。福祉のカウンセリングから始まって・・・・なのですが
無駄と思えるシーンがまったくなかったです。
最後もカウンセリングの場所、病院かな・・・
時間軸がちょっとわからなくなってもきますよね
ああいうラストを持ってくることで、いろいろ考えさせられますよね。
ホアキン・・・なりきりがすごかったです。
背中姿が、せつなくって(ピエロにお着換え中にみせた、裸体が痛々しい・・)
自分の存在が認められないのって
誰からも愛されないのって
そりゃあ・・・つらいだろう・・・。
普通人でもそう思ってしまう。まして、主人公は、病を抱えていた身、そもそも生きづらさは何倍もあるわけなんだから。
なんとかしたい、夢をもっていきていたいと、ある時までは
感じていたに違いないのだから。
でも、取り巻く社会や家庭環境が、どんどん、主人公を追い詰めていって。
いや、他人のせいにしたいってわけではないけど。でも、彼も彼なりに軌道修正は試みただろうに。
どうしても
主人公よりになってしまう
真実を知れば知るほど、正常ではいられないだろうな・・・・って。
彼の笑い声も独特で、病気っていっていたから、病気なわけだけど、
それもまた不憫だったなあ。気持ちとは別に、笑えて来ちゃうなんてね。
人間を変えていくのは
社会であり
人であり
愛であり・・・
映画には
幼き日のブルース・ウェインが登場。ああ~~~あれがバットマンになるのね・・って。
いかにも賢そうな子どもでした。
ダークナイトではベールだったから、あれがベールなるのかって思っちゃう
一瞬、ブルースとジョーカーって、母親違い?って思わせる展開も、興味深かったです。
デニーロの存在も良かったですね。
ラストの展開には驚きでした。
結構、グロイシーンが突然
入り込むので、おお~~~~おお~~~~という感じで
しばし驚きます(笑)
ダークな世界観がず~と続くわけですし、希望がもてる展開にはまったくならず、どんどんどんどん、
きついなるばかりですので、覚悟してみたほうがいいかなとは思いました
でも、私もどん底ですけど、精神的には。意外と見れてしまうものなので、
興味あれば是非~~とは思います。今年必見の作品だと思うので
JOKER
メディア 映画
上映時間 122分
製作国 アメリカ
監督: トッド・フィリップス
製作: トッド・フィリップス
ブラッドリー・クーパー
エマ・ティリンジャー・コスコフ
製作総指揮: マイケル・E・ウスラン
ウォルター・ハマダ
アーロン・L・ギルバート
ジョセフ・ガーナー
リチャード・バラッタ
ブルース・バーマン
脚本: トッド・フィリップス
スコット・シルヴァー
撮影: ローレンス・シャー
プロダクションデ
ザイン: マーク・フリードバーグ
衣装デザイン: マーク・ブリッジス
編集: ジェフ・グロス
音楽: ヒルドゥル・グーナドッティル
音楽監修: ランドール・ポスター
ジョージ・ドレイコリアス
出演: ホアキン・フェニックス アーサー・フレック
ロバート・デ・ニーロ マレー・フランクリン
ザジー・ビーツ ソフィー・デュモンド
フランセス・コンロイ ペニー・フレック
マーク・マロン
ビル・キャンプ
グレン・フレシュラー
シェー・ウィガム
ブレット・カレン
ダグラス・ホッジ
ジョシュ・パイス
いわゆるアメコミが原作の作品としては史上初となるヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞の快挙を果たした衝撃のサスペンス・ドラマ。DCコミックスのバットマンに登場する最強最悪の悪役“ジョーカー”に焦点を当て、コメディアンを夢みる心優しい男アーサー・フレックが、いかにして社会から切り捨てられ、狂気の怪物へと変貌を遂げていったのか、その哀しくも恐ろしい心の軌跡を重厚な筆致で描き出す。主演は本作の演技が各方面から絶賛された「ザ・マスター」「her/世界でひとつの彼女」のホアキン・フェニックス。共演にロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ。監督は「ハングオーバー」シリーズのトッド・フィリップス。
大都会の片隅で、体の弱い母と2人でつつましく暮らしている心優しいアーサー・フレック。コメディアンとしての成功を夢みながら、ピエロのメイクで大道芸人をして日銭を稼ぐアーサーだったが、行政の支援を打ち切られたり、メンタルの病が原因でたびたびトラブルを招いてしまうなど、どん底の生活から抜け出せずに、辛い日々を送っていた。そんな中、同じアパートに住むシングルマザーのソフィーに心惹かれていくアーサーだったが…。
(allcinemaより引用)
感想
久々の劇場鑑賞。半年振り?もっとかな。映画ほとんど見ていなかったのですが、これは劇場に行けて本当に良かったです。
期待していた以上に、素晴らしかったです。
主人公の心情に、どっぷり、入り込んでしまい、悲しくて、やるせなくて
どうしようもない感情に包まれっぱなしでしたね。
私的には、今精神的には危険な自分ですが、だからこそ、選んでしまったというか・・・
そんな感じです。
重厚感あふれる音楽、最高でしたねえ。サントラほしいです。でも聞きすぎたら、精神崩壊しそうです。
主人公の魂が解き放されていく様が一般的には恐ろしいと感じるわけだけど、
そこが、楽になって良かったねとも思えたし、映像的にも美しくてねえ・・・。悪なのに悪に見えない・・
そんな風に思えてしまうほど、主人公に寄り添うことができる、不思議な作品でした。
同情ってわけでないけど。いや、寄り添っちゃあいけないわけだけど。
ああいう成長過程送ってきたら、しょうがないよね…と思わせる
有無を言わせない説得力がありました。あ~~罪な作品だわ。混乱させて。
妄想と現実の移り変わりも、なるほどな~~~と思わせるものが多くって。
映画の構成力が上手でしたよね。福祉のカウンセリングから始まって・・・・なのですが
無駄と思えるシーンがまったくなかったです。
最後もカウンセリングの場所、病院かな・・・
時間軸がちょっとわからなくなってもきますよね
ああいうラストを持ってくることで、いろいろ考えさせられますよね。
ホアキン・・・なりきりがすごかったです。
背中姿が、せつなくって(ピエロにお着換え中にみせた、裸体が痛々しい・・)
自分の存在が認められないのって
誰からも愛されないのって
そりゃあ・・・つらいだろう・・・。
普通人でもそう思ってしまう。まして、主人公は、病を抱えていた身、そもそも生きづらさは何倍もあるわけなんだから。
なんとかしたい、夢をもっていきていたいと、ある時までは
感じていたに違いないのだから。
でも、取り巻く社会や家庭環境が、どんどん、主人公を追い詰めていって。
いや、他人のせいにしたいってわけではないけど。でも、彼も彼なりに軌道修正は試みただろうに。
どうしても
主人公よりになってしまう
真実を知れば知るほど、正常ではいられないだろうな・・・・って。
彼の笑い声も独特で、病気っていっていたから、病気なわけだけど、
それもまた不憫だったなあ。気持ちとは別に、笑えて来ちゃうなんてね。
人間を変えていくのは
社会であり
人であり
愛であり・・・
映画には
幼き日のブルース・ウェインが登場。ああ~~~あれがバットマンになるのね・・って。
いかにも賢そうな子どもでした。
ダークナイトではベールだったから、あれがベールなるのかって思っちゃう
一瞬、ブルースとジョーカーって、母親違い?って思わせる展開も、興味深かったです。
デニーロの存在も良かったですね。
ラストの展開には驚きでした。
結構、グロイシーンが突然
入り込むので、おお~~~~おお~~~~という感じで
しばし驚きます(笑)
ダークな世界観がず~と続くわけですし、希望がもてる展開にはまったくならず、どんどんどんどん、
きついなるばかりですので、覚悟してみたほうがいいかなとは思いました
でも、私もどん底ですけど、精神的には。意外と見れてしまうものなので、
興味あれば是非~~とは思います。今年必見の作品だと思うので
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