告解 著 薬丸 岳
告解 著 薬丸 岳
飲酒運転中、何かに乗り上げた衝撃を受けるも、恐怖のあまり走り去ってしまった大学生の籬翔太。翌日、一人の老女の命を奪ってしまったことを知る。自分の未来、家族の幸せ、恋人の笑顔―。失うものの大きさに、罪から目をそらし続ける翔太に下されたのは、懲役四年を超える実刑だった。一方、被害者の夫である法輪二三久は、“ある思い”を胸に翔太の出所を待ち続けていた。贖罪の在り方を問う、慟哭の傑作長編。
<アマゾンよりあらすじ引用>
感想
薬丸さん 作品。
テーマは何度も描かれてきた贖罪について。
今回は、飲酒運転の末のひき逃げの加害者と被害者家族。
サクサクと読めます。細かい部分で???というところはありましたけれど、
スピード感あふれるストーリーで、先が気になるような構成はさすがです。
加害者側からの視点がメインではあるものの
被害者側の視点もきちんと描かれていてバランスはよかったかと思います
映画、「友罪」における、佐藤浩市パートを
広げていった感じのストーリーですね。
被害者の旦那さん、高齢の旦那さんの復讐劇と思わせておいて
実は復讐という形にはしなかったところ。
想像もつかずなるほど・・・と思いましたけれど、実際にそんな簡単に、被害者側の家族が
心を整理できるのかな、と思います。
お酒飲んでのひき逃げ。まして、嘘をついているわけだったし。(ぶつかったのもしらないし、信号も落ち度はないと
つかまったときに、言っていた)
被害者は法輪君子
夫は法輪二三九⇒この老人、認知症でもある
加害者は籬(まがき)翔太
彼女は栗山綾香⇒彼女に会いに行くために翔太はお酒飲んで車、運転したのね。
さらにこの時彼女は翔太の子供を妊娠していた
幼少期に死んだ長女文子(法輪君子、法輪二三九、夫妻の子供)は、もっと違う死に方?旦那さん(二三九ね)
殺しちゃった?とまで思いました
かなり思わせぶりだったから。
戦争の影響で、ヒロポンをうっていたとか。そこまで話が広がっていたのか。そこはわからなかったわ
認知症の老人が家を借りるの?とか
籬(まがき)翔太が介護の職についてグループホームに勤めるエピソードで、入居者に感謝されるあたりは
いやいや、そんな感謝できるレベルの人はグループホームには入っていないよ・・とか
突っ込むことろもありましたけれど、いろんな話を入れ込んで読みやすくしているなと、そこは感心。
テーマは興味深いところではありましたけれど、
なかなか被害者としては納得はできないでしょうという、感想にはなってしまうかなあ。
飲酒運転中、何かに乗り上げた衝撃を受けるも、恐怖のあまり走り去ってしまった大学生の籬翔太。翌日、一人の老女の命を奪ってしまったことを知る。自分の未来、家族の幸せ、恋人の笑顔―。失うものの大きさに、罪から目をそらし続ける翔太に下されたのは、懲役四年を超える実刑だった。一方、被害者の夫である法輪二三久は、“ある思い”を胸に翔太の出所を待ち続けていた。贖罪の在り方を問う、慟哭の傑作長編。
<アマゾンよりあらすじ引用>
感想
薬丸さん 作品。
テーマは何度も描かれてきた贖罪について。
今回は、飲酒運転の末のひき逃げの加害者と被害者家族。
サクサクと読めます。細かい部分で???というところはありましたけれど、
スピード感あふれるストーリーで、先が気になるような構成はさすがです。
加害者側からの視点がメインではあるものの
被害者側の視点もきちんと描かれていてバランスはよかったかと思います
映画、「友罪」における、佐藤浩市パートを
広げていった感じのストーリーですね。
被害者の旦那さん、高齢の旦那さんの復讐劇と思わせておいて
実は復讐という形にはしなかったところ。
想像もつかずなるほど・・・と思いましたけれど、実際にそんな簡単に、被害者側の家族が
心を整理できるのかな、と思います。
お酒飲んでのひき逃げ。まして、嘘をついているわけだったし。(ぶつかったのもしらないし、信号も落ち度はないと
つかまったときに、言っていた)
被害者は法輪君子
夫は法輪二三九⇒この老人、認知症でもある
加害者は籬(まがき)翔太
彼女は栗山綾香⇒彼女に会いに行くために翔太はお酒飲んで車、運転したのね。
さらにこの時彼女は翔太の子供を妊娠していた
幼少期に死んだ長女文子(法輪君子、法輪二三九、夫妻の子供)は、もっと違う死に方?旦那さん(二三九ね)
殺しちゃった?とまで思いました
かなり思わせぶりだったから。
戦争の影響で、ヒロポンをうっていたとか。そこまで話が広がっていたのか。そこはわからなかったわ
認知症の老人が家を借りるの?とか
籬(まがき)翔太が介護の職についてグループホームに勤めるエピソードで、入居者に感謝されるあたりは
いやいや、そんな感謝できるレベルの人はグループホームには入っていないよ・・とか
突っ込むことろもありましたけれど、いろんな話を入れ込んで読みやすくしているなと、そこは感心。
テーマは興味深いところではありましたけれど、
なかなか被害者としては納得はできないでしょうという、感想にはなってしまうかなあ。
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