コーダ あいのうた 2021
コーダ あいのうた (2021 アメリカ / フランス / カナダ Color)
CODA
監督:シアン・ヘダー 出演:エミリア・ジョーンズ | エウヘニオ・デルベス | トロイ・コッツァー
マサチューセッツ州の海辺の町に暮らす高校生のルビー。両親も兄も耳が聞こえず、家族の中で健聴者は彼女だけ。そのため、手話の通訳や家業である漁業の手伝いなど、家族が日常生活を送るうえでルビーのサポートは不可欠となっていた。そんな中、高校の新学期に合唱クラブに入部したルビー。そこで顧問の先生に歌の才能を見出され、名門音楽大学を目指すよう熱心に勧められる。ルビー自身も歌うことの喜びを知り、初めて夢を抱くようになるのだったが…。
<allcinema>よりあらすじ引用
監督
シアン・ヘダー
製作
フィリップ・ルスレ
ファブリス・ジャンフェルミ
パトリック・ワックスバーガー
ジェローム・セドゥ
脚本
シアン・ヘダー
オリジナル脚本
ヴィクトリア・ベドス
スタニスラス・キャレ・ドゥ・マルベリ
エリック・ラルティゴ
トマ・ビデガン
撮影
パウラ・ウイドブロ
プロダクションデザイン
ダイアン・リーダーマン
衣装デザイン
ブレンダ・アバンダンドロ
編集
ジェロード・ブリッソン
音楽
マリウス・デ・ヴリーズ
音楽プロデューサー
ニック・バクスター
音楽監修
アレクサンドラ・パットサヴァス
エグゼクティブ音楽プロデューサー
マリウス・デ・ヴリーズ
出演
エミリア・ジョーンズ
(ルビー・ロッシ)
エウヘニオ・デルベス
(ベルナド)
トロイ・コッツァー
(フランク・ロッシ)
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ
(マイルズ)
ダニエル・デュラント
(レオ・ロッシ)
エイミー・フォーサイス
(マーリー・マトリン)
感想
アカデミー賞作品賞、を受賞したことで、上映回数が増えたみたいですね。
ありがとう・・・
4月は、いろいろ見たい映画もあったのですが、一番気持ちの良い映画にしようとこれにしました。
元映画「エール」は未見。
予備知識なしだったので、後半の演出でも素直に驚いたり
感動できました。
聞こえない親のもとに生まれた聞こえる子ども⇒「コーダCODA Children of Deaf Adults」
これは鑑賞後調べました。
今まで
家族の中で、独りだけ聾唖者である主人公・・・っていう設定の映画や
ドラマは、かなりみてきたけど、
こういう設定(家族の中で一人だけ耳が聞こえる、主人公)は初めてだったので、映画を見ながら、自分の中で新たな
気付きも、多かったです。
お友達のブログでちょっと聞いていたのは、エッチっぽいっところがあるって、という感想。そういえばPG-12。
こういう作品で珍しいなって思っていたら、最初から・・結構飛ばしてきたな・・って思いました(笑)
正直ね、下品すぎてとはちょびっと、思いました。(笑)
オープンな夫婦間だとは思うけどそれにしたって、年ごろの娘がいるのに
平気で、ぴ~~~的な用語をぺらぺらと、話す(もちろん手話だけど)のって、どうよ・・それを手話で伝えろてってどうよ・・・と
思わなくもなく・・・・。
よくいえば、夫婦円満、家族間で隠し事無し・・・という、とらえ方もできるけどねえ・・・
だから、マイルズ(同級生で、主人公が気になる男の子ね、)
が自宅に来た時にも、親がラブラブ三昧で・・・その行為を発見されたときには、ドンびきましたねえ~~
挙句に、マイルズに対して、ああいうデリカシーのない会話をするのも、輪をかけてドンびいたのよねえ~~~(笑)
まあ、そういうキャラだと思えばしかたないけど。
で、マイルズがね、どうもそれを学校のお友達に話してしまって、それがもとで主人公のルビーに、嫌われちゃうところは(もちろん
あとで仲直り)、マイルズもきっと、あまりの衝撃に、ついつい話しちゃったのかなと同情したくもなりましたが。
でも、家族のそういう話は、噂話にしてはダメよ…マイルズ君・・・と、厳しく親目線で指摘はします。
まあ、中盤まではそういう両親のキャラもあって、
笑う場面も多かったこの作品(下ネタでは私はあまり笑えないんだけどね)
後半からは、シリアスな場面も多くなって、いろいろ考えさせられましたね。
ヤングケアラーですよね、ルビー。
だから、このタイミングで、外に出してもらって本当に良かったって思いました。
後半の学校の発表で、ルビーたちが歌う⇒そのときの、音がなくなる演出場面
そこからの帰宅後、
父親のためにルビーが、クルマの荷台に座って,、歌声を聴かせる場面。
そして、大学進学をかけた面接での歌の場面での手話・・・
このあたりが、やはり、ぐわ~~~と心持って行かれた所でしたね。
おとうさんに・・・やられたかんじです。
あんなにエロを発していた、言葉の悪かったおとうさんが
やるときは、やってくれたんだもん・・・。おとうさん、男だね・・・って思いました。
もちろん、お兄ちゃんの・・たくましい言葉も、おお~~~見直したよ・・・って思いましたし。
たいして
私は母親の存在が、実は一番、気になったところで。
かなりの依存だったし、娘の希望なんかそっちのけで、ちょっと、自己中心的じゃあないの?って
ず~~と思っていて。
でも、ルビーを外に出すということで、もちろん、自分たちの生活だけでなく
娘を出してしまう、そこへの一抹の寂しさ・・・・心配さも、見え隠れしていたのかな・・・って、複雑な思いもあったのかなって
今では、ちらちらとそういう思いも感じています。
親という立場もあるけど、親もまた一人の人間だもん、完璧ってわけにはいかないよね・・・って。
母親が、ルビーが生まれたとき
「耳が聞こえるってわかって不安だった」、と・・・・手話で答えていた時。
あ~~~そういう感じ方をするんだって、あらためて思いました。
私なら、そういう風には思わないだろうな、娘には他の大勢と同じ、ような、状態でいて欲しいって
思うんじゃあないかなって。
でもそれは、私が耳が聞こえるから、それが普通という風に感じているからそう思うわけで。
そもそも、生れたときから、音のない世界で生きてきた場合には、それが普通ということになるのだから
主人公の母親の考え方も、ありゆるってことなのかなって今では思います
ルビーの合唱団の面々が、やたらみんな、歌が上手くて(どの子も音大行けそう・・・・)
そのなかで、一番ルビーが上手じゃない?とは、さすがに最初の場面では思わなかったんですけど、
あの先生が(先生いいキャラだったね)指導していく過程で、どんどんルビーの声がのびやかになっていくところは
先生、目の付け所はやっぱりいいのかな‥‥って思いました。
マイルズ君と、デュエットを組ませていたけど、
ああいうシチュエーションにしたら、絶対、恋しちゃうよな・・・ってそこは、突っ込みはいれたくなりましたけど。
そして、
ああいう風によく、崖からカップルがジャンプ~~っていう設定。
よく青春映画でお決り的にあったりするんですけど、やたらそれが、
純粋な若いカップルに似合っていたもので、微笑ましく思いながら、最後まで鑑賞できたのは良かったです。
マイルズ君は音大、落ちちゃったわけね・・・そこは残念ね。
気持ちが暖かくなる映画だったので、
後味は良かったです。最後の手話、ルビーが差し出す手ね、
あの形が、私には即座にわからなかったので、そこは少しでも理解があったらよかったな・・・って思ました

<映画Comより画像を引用>
CODA
監督:シアン・ヘダー 出演:エミリア・ジョーンズ | エウヘニオ・デルベス | トロイ・コッツァー
マサチューセッツ州の海辺の町に暮らす高校生のルビー。両親も兄も耳が聞こえず、家族の中で健聴者は彼女だけ。そのため、手話の通訳や家業である漁業の手伝いなど、家族が日常生活を送るうえでルビーのサポートは不可欠となっていた。そんな中、高校の新学期に合唱クラブに入部したルビー。そこで顧問の先生に歌の才能を見出され、名門音楽大学を目指すよう熱心に勧められる。ルビー自身も歌うことの喜びを知り、初めて夢を抱くようになるのだったが…。
<allcinema>よりあらすじ引用
監督
シアン・ヘダー
製作
フィリップ・ルスレ
ファブリス・ジャンフェルミ
パトリック・ワックスバーガー
ジェローム・セドゥ
脚本
シアン・ヘダー
オリジナル脚本
ヴィクトリア・ベドス
スタニスラス・キャレ・ドゥ・マルベリ
エリック・ラルティゴ
トマ・ビデガン
撮影
パウラ・ウイドブロ
プロダクションデザイン
ダイアン・リーダーマン
衣装デザイン
ブレンダ・アバンダンドロ
編集
ジェロード・ブリッソン
音楽
マリウス・デ・ヴリーズ
音楽プロデューサー
ニック・バクスター
音楽監修
アレクサンドラ・パットサヴァス
エグゼクティブ音楽プロデューサー
マリウス・デ・ヴリーズ
出演
エミリア・ジョーンズ
(ルビー・ロッシ)
エウヘニオ・デルベス
(ベルナド)
トロイ・コッツァー
(フランク・ロッシ)
フェルディア・ウォルシュ=ピーロ
(マイルズ)
ダニエル・デュラント
(レオ・ロッシ)
エイミー・フォーサイス
(マーリー・マトリン)
感想
アカデミー賞作品賞、を受賞したことで、上映回数が増えたみたいですね。
ありがとう・・・
4月は、いろいろ見たい映画もあったのですが、一番気持ちの良い映画にしようとこれにしました。
元映画「エール」は未見。
予備知識なしだったので、後半の演出でも素直に驚いたり
感動できました。
聞こえない親のもとに生まれた聞こえる子ども⇒「コーダCODA Children of Deaf Adults」
これは鑑賞後調べました。
今まで
家族の中で、独りだけ聾唖者である主人公・・・っていう設定の映画や
ドラマは、かなりみてきたけど、
こういう設定(家族の中で一人だけ耳が聞こえる、主人公)は初めてだったので、映画を見ながら、自分の中で新たな
気付きも、多かったです。
お友達のブログでちょっと聞いていたのは、エッチっぽいっところがあるって、という感想。そういえばPG-12。
こういう作品で珍しいなって思っていたら、最初から・・結構飛ばしてきたな・・って思いました(笑)
正直ね、下品すぎてとはちょびっと、思いました。(笑)
オープンな夫婦間だとは思うけどそれにしたって、年ごろの娘がいるのに
平気で、ぴ~~~的な用語をぺらぺらと、話す(もちろん手話だけど)のって、どうよ・・それを手話で伝えろてってどうよ・・・と
思わなくもなく・・・・。
よくいえば、夫婦円満、家族間で隠し事無し・・・という、とらえ方もできるけどねえ・・・
だから、マイルズ(同級生で、主人公が気になる男の子ね、)
が自宅に来た時にも、親がラブラブ三昧で・・・その行為を発見されたときには、ドンびきましたねえ~~
挙句に、マイルズに対して、ああいうデリカシーのない会話をするのも、輪をかけてドンびいたのよねえ~~~(笑)
まあ、そういうキャラだと思えばしかたないけど。
で、マイルズがね、どうもそれを学校のお友達に話してしまって、それがもとで主人公のルビーに、嫌われちゃうところは(もちろん
あとで仲直り)、マイルズもきっと、あまりの衝撃に、ついつい話しちゃったのかなと同情したくもなりましたが。
でも、家族のそういう話は、噂話にしてはダメよ…マイルズ君・・・と、厳しく親目線で指摘はします。
まあ、中盤まではそういう両親のキャラもあって、
笑う場面も多かったこの作品(下ネタでは私はあまり笑えないんだけどね)
後半からは、シリアスな場面も多くなって、いろいろ考えさせられましたね。
ヤングケアラーですよね、ルビー。
だから、このタイミングで、外に出してもらって本当に良かったって思いました。
後半の学校の発表で、ルビーたちが歌う⇒そのときの、音がなくなる演出場面
そこからの帰宅後、
父親のためにルビーが、クルマの荷台に座って,、歌声を聴かせる場面。
そして、大学進学をかけた面接での歌の場面での手話・・・
このあたりが、やはり、ぐわ~~~と心持って行かれた所でしたね。
おとうさんに・・・やられたかんじです。
あんなにエロを発していた、言葉の悪かったおとうさんが
やるときは、やってくれたんだもん・・・。おとうさん、男だね・・・って思いました。
もちろん、お兄ちゃんの・・たくましい言葉も、おお~~~見直したよ・・・って思いましたし。
たいして
私は母親の存在が、実は一番、気になったところで。
かなりの依存だったし、娘の希望なんかそっちのけで、ちょっと、自己中心的じゃあないの?って
ず~~と思っていて。
でも、ルビーを外に出すということで、もちろん、自分たちの生活だけでなく
娘を出してしまう、そこへの一抹の寂しさ・・・・心配さも、見え隠れしていたのかな・・・って、複雑な思いもあったのかなって
今では、ちらちらとそういう思いも感じています。
親という立場もあるけど、親もまた一人の人間だもん、完璧ってわけにはいかないよね・・・って。
母親が、ルビーが生まれたとき
「耳が聞こえるってわかって不安だった」、と・・・・手話で答えていた時。
あ~~~そういう感じ方をするんだって、あらためて思いました。
私なら、そういう風には思わないだろうな、娘には他の大勢と同じ、ような、状態でいて欲しいって
思うんじゃあないかなって。
でもそれは、私が耳が聞こえるから、それが普通という風に感じているからそう思うわけで。
そもそも、生れたときから、音のない世界で生きてきた場合には、それが普通ということになるのだから
主人公の母親の考え方も、ありゆるってことなのかなって今では思います
ルビーの合唱団の面々が、やたらみんな、歌が上手くて(どの子も音大行けそう・・・・)
そのなかで、一番ルビーが上手じゃない?とは、さすがに最初の場面では思わなかったんですけど、
あの先生が(先生いいキャラだったね)指導していく過程で、どんどんルビーの声がのびやかになっていくところは
先生、目の付け所はやっぱりいいのかな‥‥って思いました。
マイルズ君と、デュエットを組ませていたけど、
ああいうシチュエーションにしたら、絶対、恋しちゃうよな・・・ってそこは、突っ込みはいれたくなりましたけど。
そして、
ああいう風によく、崖からカップルがジャンプ~~っていう設定。
よく青春映画でお決り的にあったりするんですけど、やたらそれが、
純粋な若いカップルに似合っていたもので、微笑ましく思いながら、最後まで鑑賞できたのは良かったです。
マイルズ君は音大、落ちちゃったわけね・・・そこは残念ね。
気持ちが暖かくなる映画だったので、
後味は良かったです。最後の手話、ルビーが差し出す手ね、
あの形が、私には即座にわからなかったので、そこは少しでも理解があったらよかったな・・・って思ました

<映画Comより画像を引用>
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