抱擁

関東地方は雪です。そこで自宅鑑賞にピッタシなしっとりした作品を
取り上げて見ました・
以前観た映画のレビューです。
またまた再見しましたので・・・・笑

ここ数日・・正確には「プライドと偏見」鑑賞以降・・・笑
マイ・クラシカル恋愛映画・・・・になっておりまして、
自宅にある恋愛映画を片っ端からみております。

「眺めのいい部屋」「ある日どこかで」ときて、
この「抱擁」・・・前2作はなんども紹介していましたが
抱擁はまだでしたので、是非皆さんにも味わっていただこうと
思いまして・・・・ね!!!。
イギリス映画ではなく・・・・アメリカ映画ですけれど、
コスチュームものが楽しめますよん。

久々に見直しましたが、グウィネスは貧弱だな・・・笑






抱擁  (2001  アメリカ)
   監督 ニール・ラビュート  
   出  グウィネス・パルトロウ(モード・ベイリー)
      アーロン・エックハート(ローランド・ミッチェル)
      ジェレミー・ノーザム
      (ランドルフ・ヘンリー・アッシュ)
      ジェニファー・エール(クリスタベル・ラモット)
       
19世紀、ビクトリア朝時代を代表する詩人
ランドルフ・ヘンリー・アッシュの研究者であるローランドは
図書館で偶然にも彼の恋文を見つける。
それは誰に宛てたものなのか。様々な資料を探るうち、
その相手が英国一スキャンダラスな女性
と言われた女流詩人クリスタベル・ラモットだと確信する。
ラモットの研究者でもあり、彼女の血を受け継いでいるモード
という女性と100年前の彼らの秘密を探リ始める。
次第に明らかになる詩人達の情熱的な恋。
現代に生きる彼らもその情熱に導かれるように次第に恋におちていく。


感想  原作は1990年の発表された
AS.Byattのブッカー賞受賞作「抱擁(Possession)」。
原作ではローランドはイギリス人の設定に
なっているようですが、ここではアメリカ人。
しっとりとした大人の文芸恋愛映画という感じでした。
とにかく、映像がとてもきれいで、音楽も格調高いスコアーばかりで、
よくできた作品です。しかし、多少の物足りなさが残ったいうのが正直な感想。
この映画は、2つの恋愛をクロスして描がき、さらに過去の恋愛にミステリアスな謎があるという複雑な構成になっています。
そこが魅力的なところなんですけど、現代の恋と過去の恋の比重はほとんど同じなのです。
現代の恋は前に進むことをためらう2人という設定なので、深く踏み込む部分が少なくてもいいと思いましたが、
過去の恋愛は映画の中では焦点になること。もうちょっと、奥深く観て見たかったかなというのが、物足りないと思えた部分でした。
過去の2人の愛を育む過程は全て、手紙・・恋文なんですけど、洗練された(さすが詩人同士)言葉の数々は、うっとりする
ものばかり。相手を思いやりながら、徐々に徐々に気持ちを高めていく展開には、普段アップ・テンポの恋愛に慣れ親しんでいる
現代人にとっては、憧れの世界でもあります。2人が、気持ちを固めて雑踏のなかで再会する場面は、私としてはお気に入り
シ-ン。美しいです。このときの、ジェニファー・エールはメリル・ストリープを彷彿させますね。(メリルの「フランス軍中尉の女」という中にでてくる主人公に感じが似ています。
あの服装が連想させるのかしら)。ちょっとためらいながらも、断固たる意志をみせる彼女の
強さには、尊敬さえも感じます。
出会いから、燃え上がるまでがとて官能的であったので、どっぷりと見入ってしまったのですが
そのあとの展開がちょっと・・・・。色んな事件が彼らの周りで起こってくるようですが、どうも展開が早いです。え~、どうして
そういう結論にいきついたの・・?と私としては知りたかったな。それでも、様々な思いがすれ違っていたからこそ、
お互いの残した詩が
光り輝いているのですね。
インテリアも服装も当時を再現してとても素晴らしいかったです。
過去の恋愛はラブ・シーンはそれほど多くないのに、とても官能的に見えるんです。
ラモットは、アッシュに出会う前から、一緒に生活を共にしている女性
がいます。この当時としては、先進的な考え方、生き方といえるでしょうね。一方のアッシュにも大切な妻がいるのです。
つまりこの2人は人目を隠さなければいけない不倫の恋・・・・・。そういう設定も、一気に燃えあがる恋の要因にもなっているでしょうね。
アッシュの「妻への愛とラモットへの愛は別物・・・・」と語るセリフを聞いても、何も違和感なく受けいれてしまうのは
不思議なところです。(普通ならば、勝手な人と思えてしまうのに・・・)。それだけ、アッシュの人柄が゙魅力的に映るのか、
ジェレミー・ノザム自身が素敵な男性に映るのかはわかりませんが。
ヨークシャ地方、トマソンの滝、フランス・・・・。2人の秘密を探るべく訪れるそれぞれの地域・・・・観ている私たちも現代の2人と
同じような気持ちで、旅をすることができます。それは本当に贅沢なこと。
↑冒頭で、物足りないと書きましたが、それでも、ストーリーのラストは余韻を残していて、いつまでも心に残る名場面だと
思いました。ラストを観るとやはりもう1度観直してみたくなりますよね。そしてこの物語の過去の恋が、大きく大きく自分の中で
広がってくるのがわかるんですよね。大人の映画かな・・・って気がしました。
それにしてもジェニファー・エールはきれいね。今後が楽しみ。グウィネスはどうもあの線の細さが気になってしょうがなかったです。
ノザムは、色んなタイプの演技ができる人でさすがです。アーロン・エックハートは、あんまり他の作品知らないので、これから
チェックしていかないと・・・と思いました。T0001266.jpg

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抱擁

ドラゴンの炎に焼かれて…

紙葉に託された想い~「抱擁」

抱擁何だかDVDのジャケットからして(悪い意味で)妖しく、駄作っぽい雰囲気が漂っているけれど、私的にはいい映画だった。 イギリス詩を専攻している助手のローランド(アーロン・エッカード)は図書館の本から19世紀の桂冠詩人アッシュ(ジェレミー・ノーサム)の手.

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こんにちは

「気まぐれ映画日記」のリカです。
お邪魔しに来ました。。
私この映画好きです。
ラモット役の女優さん、きれいだなーと思っていたら、
BBC版の「高慢と偏見」のエリザベスは彼女だったんですね。初めて知りました。
観終わってから徐々によく思えた映画だったので、また見直したいと思っている作品です。

リカさんへ

わざわざこちらにまでお越し頂き
ありがとうございます。
この映画お好きなんですね。
うれしいです。私も気に入ってDVD購入してしまいました。
特にラストが好きですね。あの余韻を残すところがね。
ラモット役の女優さん綺麗ですよね~~
どこか気品が漂う方ですよね。
TBありがとうございます。
あとでTB返しさせていただきますね。

>グウィネスは貧弱だな
に最初から爆笑!わたしも彼女が苦手で
危うくこれを見逃しそうになりました。
19世紀のふたりを観たかったのですが、大満足。観てよかったです。
ラモットの彼女、仰るようにちょっとメリル・ストリープを思わせますね。
知的で、少々のことでは誰にも靡かないし、風聞を気にしない、でも、こうと決めたら情熱的な女性がよく似合っていたし、それが彼女の美しさだと思いました。
『高慢と偏見』でエリザベスを演じた彼女、
どちらも彼女にぴったりだったと思います。
もちろん、ジェレミー・ノーザムもとても素敵でした。

悠雅さんへ

グウィネス・・ハハハ~悠雅さんも苦手ですか。映画で髪を下ろすシーンがあるのですがあんまり魅力的にもみえなかったな・・笑  過去の物語の女性の方が
素敵でした。
ジェニファーさん、背中が綺麗でしたよね。
やっぱり女性は後姿も大事だと思いました。別れのあたりがうやむやでやや不満
なのですが、好きなお話ではありました。
ジェレミー・ノーザム・・・私ラストの
あの眼差しが好きなんですよね。
優しげでね・・・・笑
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