司祭
エド様の神父さまを、前記事でUPしましたので、
神父といえば・・・この人・・・という
作品を紹介します。これもだいぶ前に観た一本なのですが、
とっても好きな作品リストに入っております。
ライナス・ローチ・・・
彼の名前をきいて、フォーガットンやバット・マンのパパさん
のイメージしか浮かばないのならそれは・・・悲しいこと・・・なん
ですよん。
彼のイチオシ・・・作品はこれ↓なんですから・・。
ということで、未見のかたは是非・・ご覧になってください。
ただし、モーリスとか・・その系列の作品なので、
OKのかたのみということで・・。
司祭/PRIEST(プリースト)
(1994 イギリス)
監督 アントニア・バード
出 ライナス・ローチ(グレッグ)
ロバート・カーライル(グラハム)
トム・ウィルキンソン(マシュー)
理想の燃える若き司祭グレッグ(ライナス・ローチ)が新しく教会に赴任してきた。共にミサを行う年上のマシューの教えには
反発を感じていた。メイドと称して女性と暮す態度にも納得がいかなかった。そんな彼の元、懺悔にきた少女リサの告白は
驚くべくものだった。近親相姦・・・・。彼女を罪から救い出すことを悩む彼自身も実は、誰にも言えない大きな罪を抱えていた。
彼はゲイだったのである。
感想 とっても観たかった映画です。別にカトリックの信者じゃあないんですけど、テーマ性に興味を感じていたんですよね。
内容を聞くと、ひいてしまう所あるかもしれないけど、せつなくて苦しくて、問題は深くて語る所多い作品で、好きですね。 ライナスとカーライルのラブシーンがとかく、注目されるんだけど、
いやらしくないと思いますよ。
大胆に描いているけど、1つの恋愛の形としてみるとすんなり入っていけると思うけど(ダメな人はダメか~)
キスシーンなんかぐるぐる回って、いいじゃない?ライナス辺り気にしてしちゃうのかわいいし。カーライルの愛しそうな目が
「愛しているんだよん」って、訴えていていいよ~。
この映画はね、ゲイの映画っていうより、司祭という神に仕える職業のものが、罪を犯してしまったことへの、苦悩と魂の救済
がテーマなんですよね。冒頭でエレイトン神父が教会に十字架をもって突っ込むでしょ。あれが主張の1つだと思うんですよ。
神あなたは、悩めるものを救ってくれるはずなのに、逆に苦悩を与えているんじゃあないかってね。
グッレグ神父って若くて美しくって熱意あふれる神父なんですよね。司祭って職業は彼の宿命だと信じている。
でも、理性と体は別物なんですよね。一人で部屋にいると、欲望が渦巻いてくる。裸の男性が彼を魅了するんですよね。
これって、相手が女性なら一般的なんですけど、男性ですから、問題ですよね。
カトリックの司祭は独身を通さないといけないみたいですね。それと同性愛は聖書に罪として書いてあるみたいです。
初めてカーライル扮するグラハムに会ったとき、すぐしちゃって、終わると逃げちゃうでしょ。愛情よりなんか欲望処理みたいな
感じだったんですよね。グラハムの方が先にラブになっているみたい。だから、当初グレッグは避けている。
きっとね、どこかで罪の意識
を感じているから、継続したくないって思っていたんだよね。時々心の片隅で浮かび上がってくる司祭という立場。
でもね、近親相姦のリサの告白を聞いてから、救ってあげることのできない自分にいらいらし出す。懺悔の内容は他言しては
いけないというきまりが彼を苦しめるんですよね。グッレグが泣きながらイエスに対して、「なんとかしろよ、」て訴える様に、
まず、感動。この辺りから苦悩の極致に入り込んでいくので、観る方も真剣。
彼女の苦しみがわかるのは自分も同じ許されない
罪を背負っているから。しだいに自分の罪とも向かいあっていくようになる。苦しみを逃れるため、肉体的だけじゃあなく、
精神的にもグレハムに寄りかかろうとしてくる。つまり、好きになってきちゃうの。苦しみが苦しみを産むって感じでどんどん
深いところに落ちていくの。
「イエスは人間というより神の子で、迷いがなかった。自分には信仰があるだけだから、苦しみがあるとどうしようもない」
みたいなこといって悩むライナス・ローチの苦悶の表情が、すごくいいんですよね。きれいで。う~ん、泣いちゃう。
グッレグはミサに来たグレハムに聖体拝領が、できなかった。迷いですよね。神の前で自分の罪を認めることができなかったん
ですよね。そんな2人が、一旦別れ、再び結ばれた矢先につかまってしまうでしょ。有罪を受けた彼が一人砂浜を歩く時流れる
曲と過去のシーン。「You’LL NEVER WALK ALON」の歌詞が「君は一人じゃあないよ」って語りかけるんですよ。
号泣き。すごく好きなシーンなんですよね、ここ。
そしてラストに用意されているまたまた感動のシーン。彼の罪は神によって救われたって理解していいと思うんですよね。
ここでも泣いてしまうと思いますよ。ライナス・ローチのラストの顔が、いいから、一緒になって感動してしまったの。
この映画、悩める司祭がライナスだったから、すんなり入っていけたと思うんですよね。いかにも誠実そうな人柄が表れていたし。
カーライルも良かったですよ。は~、全て良かった。絶対変な映画じゃないので、観て欲しいな。是非観た人の、
感想聞きたいですね。

神父といえば・・・この人・・・という
作品を紹介します。これもだいぶ前に観た一本なのですが、
とっても好きな作品リストに入っております。
ライナス・ローチ・・・
彼の名前をきいて、フォーガットンやバット・マンのパパさん
のイメージしか浮かばないのならそれは・・・悲しいこと・・・なん
ですよん。
彼のイチオシ・・・作品はこれ↓なんですから・・。
ということで、未見のかたは是非・・ご覧になってください。
ただし、モーリスとか・・その系列の作品なので、
OKのかたのみということで・・。
司祭/PRIEST(プリースト)
(1994 イギリス)
監督 アントニア・バード
出 ライナス・ローチ(グレッグ)
ロバート・カーライル(グラハム)
トム・ウィルキンソン(マシュー)
理想の燃える若き司祭グレッグ(ライナス・ローチ)が新しく教会に赴任してきた。共にミサを行う年上のマシューの教えには
反発を感じていた。メイドと称して女性と暮す態度にも納得がいかなかった。そんな彼の元、懺悔にきた少女リサの告白は
驚くべくものだった。近親相姦・・・・。彼女を罪から救い出すことを悩む彼自身も実は、誰にも言えない大きな罪を抱えていた。
彼はゲイだったのである。
感想 とっても観たかった映画です。別にカトリックの信者じゃあないんですけど、テーマ性に興味を感じていたんですよね。
内容を聞くと、ひいてしまう所あるかもしれないけど、せつなくて苦しくて、問題は深くて語る所多い作品で、好きですね。 ライナスとカーライルのラブシーンがとかく、注目されるんだけど、
いやらしくないと思いますよ。
大胆に描いているけど、1つの恋愛の形としてみるとすんなり入っていけると思うけど(ダメな人はダメか~)
キスシーンなんかぐるぐる回って、いいじゃない?ライナス辺り気にしてしちゃうのかわいいし。カーライルの愛しそうな目が
「愛しているんだよん」って、訴えていていいよ~。
この映画はね、ゲイの映画っていうより、司祭という神に仕える職業のものが、罪を犯してしまったことへの、苦悩と魂の救済
がテーマなんですよね。冒頭でエレイトン神父が教会に十字架をもって突っ込むでしょ。あれが主張の1つだと思うんですよ。
神あなたは、悩めるものを救ってくれるはずなのに、逆に苦悩を与えているんじゃあないかってね。
グッレグ神父って若くて美しくって熱意あふれる神父なんですよね。司祭って職業は彼の宿命だと信じている。
でも、理性と体は別物なんですよね。一人で部屋にいると、欲望が渦巻いてくる。裸の男性が彼を魅了するんですよね。
これって、相手が女性なら一般的なんですけど、男性ですから、問題ですよね。
カトリックの司祭は独身を通さないといけないみたいですね。それと同性愛は聖書に罪として書いてあるみたいです。
初めてカーライル扮するグラハムに会ったとき、すぐしちゃって、終わると逃げちゃうでしょ。愛情よりなんか欲望処理みたいな
感じだったんですよね。グラハムの方が先にラブになっているみたい。だから、当初グレッグは避けている。
きっとね、どこかで罪の意識
を感じているから、継続したくないって思っていたんだよね。時々心の片隅で浮かび上がってくる司祭という立場。
でもね、近親相姦のリサの告白を聞いてから、救ってあげることのできない自分にいらいらし出す。懺悔の内容は他言しては
いけないというきまりが彼を苦しめるんですよね。グッレグが泣きながらイエスに対して、「なんとかしろよ、」て訴える様に、
まず、感動。この辺りから苦悩の極致に入り込んでいくので、観る方も真剣。
彼女の苦しみがわかるのは自分も同じ許されない
罪を背負っているから。しだいに自分の罪とも向かいあっていくようになる。苦しみを逃れるため、肉体的だけじゃあなく、
精神的にもグレハムに寄りかかろうとしてくる。つまり、好きになってきちゃうの。苦しみが苦しみを産むって感じでどんどん
深いところに落ちていくの。
「イエスは人間というより神の子で、迷いがなかった。自分には信仰があるだけだから、苦しみがあるとどうしようもない」
みたいなこといって悩むライナス・ローチの苦悶の表情が、すごくいいんですよね。きれいで。う~ん、泣いちゃう。
グッレグはミサに来たグレハムに聖体拝領が、できなかった。迷いですよね。神の前で自分の罪を認めることができなかったん
ですよね。そんな2人が、一旦別れ、再び結ばれた矢先につかまってしまうでしょ。有罪を受けた彼が一人砂浜を歩く時流れる
曲と過去のシーン。「You’LL NEVER WALK ALON」の歌詞が「君は一人じゃあないよ」って語りかけるんですよ。
号泣き。すごく好きなシーンなんですよね、ここ。
そしてラストに用意されているまたまた感動のシーン。彼の罪は神によって救われたって理解していいと思うんですよね。
ここでも泣いてしまうと思いますよ。ライナス・ローチのラストの顔が、いいから、一緒になって感動してしまったの。
この映画、悩める司祭がライナスだったから、すんなり入っていけたと思うんですよね。いかにも誠実そうな人柄が表れていたし。
カーライルも良かったですよ。は~、全て良かった。絶対変な映画じゃないので、観て欲しいな。是非観た人の、
感想聞きたいですね。

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