ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ! ('99)
ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ! ('99)
監督: アレクサンダー・ペイン
製作: アルバート・バーガー
デヴィッド・ゲイル[製作]
キース・サンプルズ
ロン・イェルザ 製作総指揮: ヴァン・トフラー
原作: トム・ペロッタ
脚本: アレクサンダー・ペイン
ジム・テイラー
撮影: ジェームズ・グレノン
音楽: ロルフ・ケント
出演: マシュー・ブロデリック (ジム・マキャリスター )
リース・ウィザースプーン ( トレイシー・フリック )
クリス・クライン(ポール・メッツラー )
ジェシカ・キャンベル(タミー・メッツラー)
マーク・ハレリック ( デイヴ)
モリー・ヘイガン ( ダイアン・マキャリスター)
デラニー・ドリスコル ( リンダ)
ローレン・ネルソン ( 用務員)
フィル・リーヴス ( 校長)
コリーン・キャンプ (トレイシーの母)
アレクサンダー・ペイン監督/脚本作品。
ハイスクールの生徒会長選挙を題材にしたブラック・コメディで、原題は『Election(選挙)』。
人気教師のジム(マシュー・ブロデリック)は、
優等生トレイシーのことを快く思っていない。
自分のキャリアのためだけに生徒会長の座を狙っている事に
疑問を感じているし、自分の同僚と不倫をしていたということも
ひっかかている。
そんなわけで、彼女の対抗馬として
人気者のスポーツマン、ポール(クリス・クライン)をかつぎあげる。
結局、彼の妹まで加わり、3人での争いになってしまう。
感想 お友達のつるばらさんに教えていただいた作品ですが
これがとっても面白かったです。
まさに、掘り出しものですよ。
題名が、お色気、オバカな学園もの・・のイメージなので
相当損をしている作品であろうかと思います。
逆にいうと、そういったお色気部分の映像を期待していると
肩透かしになります。
シャワーシーンやベットシーンはないしね・・。
あ・・・・・失礼、冒頭で、マシュー・ブロデリックは
シャワー浴びるんだっけ・・笑。
それにしてもマシュー・・親父臭い体つきになったな・・・笑
80年代の彼を知るものとしては、かなりのギャップを覚えたり
しますよ。あの頃は彼が学園ものの生徒でしたからね。
映画は、
このマシュー扮する先生の、受難のお話。
トホホな男の人生でもあります。。
アレクサンダー・ペインといえば、アバウト・シュミット・・・サイドウェイとともに、男性主人公の、ダメダメぶりをみせてくれた
作品が思い出されますが、この作品こそが、その路線の出発点とも
いえましょう。
ダメダメ男といいながら、どこかで同情もおぼえてしまうのが
みそ。
しかし、それだけではないのよね。
結構奥が深い映画なの。
この教師は、上昇志向の女生徒にに振り回されたあげくの
トホホ人生になるんですけど、この上昇志向という価値観自体を
どうよ~~~~と問題提起もしているわけ。
かといって、否定的な感じではないのよ。
いや、むしろ、そういった人生志向について肯定的にみているように
感じるわね。そうやって、優等生で生きる生き方はまんざら悪くはないよねともいっているみたい。
でも、別に、トホホな人生を送るはめになった先生を、ダメダメで
終らせているわけでもはないのよ。
チャンスの国、アメリカだからね。
救いもきちんと用意しているの。敗者復活戦もありなのよ。
つまりお国柄の考え方がよく表れている面白い作品でもあるわけ。
そんな難しいことを考えなくても充分楽しいので
だまされたと思って是非みてみてくださいな。
最初、各人物紹介を、ストップ画像&ナレーション付きで紹介しているのがなかなかユニークよ。
なぜか、こんなところで、止めるの?と感じるような映像ばかりなのが笑っちゃうけど。
特に、リースの停止画像は、彼女が一番ブスっぽい表情の時じゃあ
ないの・・・って感じるのは私だけではないはず。
だけど、それでも可愛いな・・。ブスといっても彼女のいつもの顔からしてというだけで、普通からしてみれば充分可愛いもの。
生意気な感じだけれど憎めないよね。
先生の方は、生徒相手になによ・・・ってちょっとムッとしたりも
するんだけれど、小細工する姿や、頑張る姿が
かえっていじらしくもあるわね。
哀れにも感じたりするのよね。
特に授業中に浮気相手の女との情事場所をセッティングする様は
いじらしすぎて涙でそうだったよ・・・笑
ゴミ・・・っていうのが、キーポイントでしたわ。
小道具の使い方、伏線のはりかたうまいわ。
気楽な感じで見てもらえればいいかな・・って思います。
ちなみに
1999年アカデミー脚色賞ノミネート、NY批評家協会脚本賞を受賞しているんですよ、この作品。

監督: アレクサンダー・ペイン
製作: アルバート・バーガー
デヴィッド・ゲイル[製作]
キース・サンプルズ
ロン・イェルザ 製作総指揮: ヴァン・トフラー
原作: トム・ペロッタ
脚本: アレクサンダー・ペイン
ジム・テイラー
撮影: ジェームズ・グレノン
音楽: ロルフ・ケント
出演: マシュー・ブロデリック (ジム・マキャリスター )
リース・ウィザースプーン ( トレイシー・フリック )
クリス・クライン(ポール・メッツラー )
ジェシカ・キャンベル(タミー・メッツラー)
マーク・ハレリック ( デイヴ)
モリー・ヘイガン ( ダイアン・マキャリスター)
デラニー・ドリスコル ( リンダ)
ローレン・ネルソン ( 用務員)
フィル・リーヴス ( 校長)
コリーン・キャンプ (トレイシーの母)
アレクサンダー・ペイン監督/脚本作品。
ハイスクールの生徒会長選挙を題材にしたブラック・コメディで、原題は『Election(選挙)』。
人気教師のジム(マシュー・ブロデリック)は、
優等生トレイシーのことを快く思っていない。
自分のキャリアのためだけに生徒会長の座を狙っている事に
疑問を感じているし、自分の同僚と不倫をしていたということも
ひっかかている。
そんなわけで、彼女の対抗馬として
人気者のスポーツマン、ポール(クリス・クライン)をかつぎあげる。
結局、彼の妹まで加わり、3人での争いになってしまう。
感想 お友達のつるばらさんに教えていただいた作品ですが
これがとっても面白かったです。
まさに、掘り出しものですよ。
題名が、お色気、オバカな学園もの・・のイメージなので
相当損をしている作品であろうかと思います。
逆にいうと、そういったお色気部分の映像を期待していると
肩透かしになります。
シャワーシーンやベットシーンはないしね・・。
あ・・・・・失礼、冒頭で、マシュー・ブロデリックは
シャワー浴びるんだっけ・・笑。
それにしてもマシュー・・親父臭い体つきになったな・・・笑
80年代の彼を知るものとしては、かなりのギャップを覚えたり
しますよ。あの頃は彼が学園ものの生徒でしたからね。
映画は、
このマシュー扮する先生の、受難のお話。
トホホな男の人生でもあります。。
アレクサンダー・ペインといえば、アバウト・シュミット・・・サイドウェイとともに、男性主人公の、ダメダメぶりをみせてくれた
作品が思い出されますが、この作品こそが、その路線の出発点とも
いえましょう。
ダメダメ男といいながら、どこかで同情もおぼえてしまうのが
みそ。
しかし、それだけではないのよね。
結構奥が深い映画なの。
この教師は、上昇志向の女生徒にに振り回されたあげくの
トホホ人生になるんですけど、この上昇志向という価値観自体を
どうよ~~~~と問題提起もしているわけ。
かといって、否定的な感じではないのよ。
いや、むしろ、そういった人生志向について肯定的にみているように
感じるわね。そうやって、優等生で生きる生き方はまんざら悪くはないよねともいっているみたい。
でも、別に、トホホな人生を送るはめになった先生を、ダメダメで
終らせているわけでもはないのよ。
チャンスの国、アメリカだからね。
救いもきちんと用意しているの。敗者復活戦もありなのよ。
つまりお国柄の考え方がよく表れている面白い作品でもあるわけ。
そんな難しいことを考えなくても充分楽しいので
だまされたと思って是非みてみてくださいな。
最初、各人物紹介を、ストップ画像&ナレーション付きで紹介しているのがなかなかユニークよ。
なぜか、こんなところで、止めるの?と感じるような映像ばかりなのが笑っちゃうけど。
特に、リースの停止画像は、彼女が一番ブスっぽい表情の時じゃあ
ないの・・・って感じるのは私だけではないはず。
だけど、それでも可愛いな・・。ブスといっても彼女のいつもの顔からしてというだけで、普通からしてみれば充分可愛いもの。
生意気な感じだけれど憎めないよね。
先生の方は、生徒相手になによ・・・ってちょっとムッとしたりも
するんだけれど、小細工する姿や、頑張る姿が
かえっていじらしくもあるわね。
哀れにも感じたりするのよね。
特に授業中に浮気相手の女との情事場所をセッティングする様は
いじらしすぎて涙でそうだったよ・・・笑
ゴミ・・・っていうのが、キーポイントでしたわ。
小道具の使い方、伏線のはりかたうまいわ。
気楽な感じで見てもらえればいいかな・・って思います。
ちなみに
1999年アカデミー脚色賞ノミネート、NY批評家協会脚本賞を受賞しているんですよ、この作品。

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