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ナイロビの蜂 

ナイロビの蜂  (2006年 イギリス)

監督  フェルナンド・メイレレス
出   レイフ・ファインズ(ジャスティン)
レイチェル・ワイズ(テッサ)
    ダニー・ヒューストン(サンディ・ウッドロウ)
    ビル・ナイ(サー・バーナード・ぺレグリン)
    ピート・ポスルスウェイト(ロービア)

製作:サイモン・チャニング=ウィリアムズ
脚本:ジェフリー・ケイン
原作:ジョン・ル・カレ
音楽:アルベルト・イグレシアス


原作はジョン・ル・カレの『ナイロビの蜂』。
情熱的な若妻テッサと、植物を愛する穏やかな
外交官の夫ジャスティン。
2人は 結婚し夫の駐在先のナイロビで暮らしていた。仕事で旅立つ
妻を2日前に見送ったばかりのジャスティンの元に
妻の死の知らせが届く。
妻の死に疑問をもったジャスティンは、
真相を独自に調べ始める。
そして、アフリカで横行する薬物実験、
官僚と大手製薬会社との癒着にたどり着く・・。
テッサの想いを引き継ぐジャスティンだが・・。


感想  レイフファン必見の映画です。
賞を受賞したのはレイチェルですが、私は、レイフも
かなり・・良かったと思います。
むしろ、レイチェルより良かったのではと・・・笑
私はずいぶん前に原作を読みました。
これに彼が主演するとわかってすぐ手を出したのです。
詳細は忘れてしまっていたのですが、主だったストーリーは把握していたということで、いわゆる予備知識ありの状態でした。
ですから、え・・・甘いラブ・ストーリーじゃあないの~
こんなに社会的な要素が含まれていたの~~というような
意外だった的な・・感想は持ちませんでした。
原作どおり・・・だと・・笑
(巷の宣伝によるとロマンス色が強い感じですけど、ちょっと違いますよね。)
原作はスローテンポの展開なので読むのが、苦痛でしたので、
映画のような早いスピードで進んでくれた方が私にはかえって
ありがたかったです。本を読んだ限り
ラブ・ロマンス的なものに関しては感情移入しにくかったように記憶しています。でも、映画では、
生身の人間が演じているでしょ。心の動きが、表情、行動で
リアルに伝わってくるんですよね。
ですから、夫婦のあり方というものが
強く感じ取れましたね。

さて・・この物語は
一つのジャンルには当てはまらない作品です。
ラブと(夫婦愛の再確認?)と社会派サスペンス。
2つの観点から感想書きますね。


社会派ということで。
ナイロビの現状が描き出されます。
医療も満足に受けられない人々。
貧しい生活を送っている人々たちを、利用しようとする
権力者たち・・。
どんな状況下で生きていようとも与えられた命の
重さに違いはありません。
いとも簡単に捨て去ってもいい命など
どこにもないのです。
でも・・・だからといって、そういう現状を見て見ぬふりするのが
多くの人たち。なぜなら、どこかで、なにをしても
変わることなど何もないと考えるからかもしれません。それは
映画、冒頭の外交官ジャスティンも同様だったでしょう。
でも、ジャスティンは変わっていきます。
彼を動かしたのは、妻への死が原因で、愛を知ることによって
彼は人としてとっても魅力的な人物になっていったと思うのです。
事なかれ主義から、自分の信念を貫くほどの熱い人物に
なっていったこと・・。映画後半、飛行機に子どもを乗せようと
する試みもその表れであるでしょう。
でも、ことはそんな簡単には収拾しないのが、現実。
ここらへんはちょっと複雑な思いも感じなくはなかったですね・・・。

映画を観ながら自分達も、何か得るものが、あったはず。
何かできることから始めようという精神をもつようになれたの
ならば、そういった意味において
この作品は非常に価値あるものだと思うのです。

さて・・次に夫婦愛・・。
語らせると長いよ・・・笑
ジャスティンを動かしたのは、まさに妻への思いからに
違いありません。

この夫婦・・私たち一般人の夫婦関係とは
また異質であると思えるところもあります。

夫婦関係があまり描かれていない分、
妻の夫への愛がわかりにくいとも
思います。(映画においては夫の心の動きの方が明確・・
だからそちらの方が断然感情移入できますね・・レイフだし・・。)

彼らの結びつきをみると、ジャスティンは、テッサの押せ押せムードに巻き込まれて、強引に結婚させられてしまったという様子が伺えますよね。愛人でも妻でもいいから連れてって・・というプロポーズは
どうかと思えますしね・・。好きといえば・・ってね・・笑

ジャスティンにしてみれば、嫌いじゃあないけれど、まさか、こんなに早く結婚を考えるとは・・と思っていたんじゃないの?映画を観る限りはテッサは、ジャスティンを自分の信念を貫くための手段として
考えていたように思われます。

これが、そもそもこの夫婦の、結婚にいたるまでの過程で
納得いかない点を感じる部分ではあるでしょう。

「あなたといると安心するの」
というテッサのいう安心とは
仕事ができる環境ということのように感じられます。

テッサにとっての、夫というのは
一般的のそれとは大きく違うように感じます。

雨の降る中・・遅くまで仕事をしてきた妻を
1人膝を抱えて待ている夫。身重の妻の体を案じての夫なのに
妻は「待っていなくても・・いいのに・・・」
なんて。そりゃ・・・夫・・レイフは可哀想・・。

でも、テッサは別に悪気はなかったのかも。
それがテッサの夫に対する愛情。自分のために夫が
つらい思い・・苦痛を感じているのをすまなく感じるのが
テッサなのです。

だから、夫を守るために真実をいわなかったというのは
テッサなりの愛です。テッサは弱くないのです。
限りなく強い・・。強すぎてかえってジャスティンには理解の出来ない存在でもあったのですよね。

私は、普通人だから、そんな大きな愛はなく、
あなた・・助けて・・・と告白しちゃうタイプですかね。

つまり、テッサは、女性的な要素を持ちながら
精神は男性的なように感じますね。

夫の・・妻の人生に干渉しないという考え方と
妻の・・・肝心なことは何一つ夫には伝えない・・・という・・
考え方。

すべてを分かち合ってこその夫婦・・・という私の考えとは
違う夫婦像です。
それはやはり気にはかかります。
2人がどんなにか信頼しあい
愛し合っていたというものには感じられなかったからね。
でもそれが逆に後半の展開にいきてきたと思うのです。
後半・・・彼の愛再確認もしくは、真実の愛に到達する過程には
やっぱりうるうるしてきたのです。
ジャスティンはテッサ=自分の愛した人はどんな人かということを
知る中で、新たな愛を見つけ出していったといっていいでしょう。
それは真実の愛です。
そうね・・倦怠期の夫、もしくは妻が、お互いの伴侶の
新たな面を発見し、再び愛を確認するような心境よね・・
あ・・倦怠期ではありませんが・・・笑


2人が出発した時点では(結婚・・当初)
心底わかりあっていたとはいえない・・・
結婚してもやはりお互いの心の中にまでは
入っていかない夫婦だったのだから、やはりわかりあっていたとは
いえない・・・どこか溝があったのでは・・。

でも、その溝を妻の死をきかっけとして
埋めていったのではないかと・・・。
夫のほうが歩み寄ったという形ですが。

テッサの自分への愛は、大きかった。

彼女のもつ愛は、アフリカの民にたいして与えていた
愛と同じようなものだったような気がします。
比べちゃ・・悪いけれど、
彼女の夫への愛はアフリカの民と同じくらいに強かったん
じゃあないかな。人類愛みたいな感じ。
だから、普通人の夫婦の愛とはちょっと違うような・・。
彼女の愛が大きかったという表現は、そういった意味で使われていた
ような気がしますよ。

彼女なりの愛なので
私の夫への感情とは違うような気はするけれど。




地の果てで、やっと君に帰る。



ラストは、物哀しいものではあるけれど、
彼にとっては幸せな選択であったのかもしれませんね。

汗でにじんだTシャツ姿のレイフがとても素敵でした。
小汚くても魅力的。むしろそのほうがいい・・

あ・・・映像について。
回想を多くし、残酷な面は直接的にはみせず、
なにより、現場のリアル感を出すような演出でした。
ラブもサスペンスもバランスよく組み込まれていて
よく出来ていたんじゃあないかな・・。
前作の方が、力強さというものが感じられたけれど
これは原作ありの作品なので、これはこれでよかったと思っています。


ところで、思想の違う夫婦の姿といえば、
私は「追憶」を思い出すのですが、似ていませんか。
活動的な妻に対して何事も穏便に済まそうとする夫。
結局のところ妻の生き方を理解しがたい夫は、
妻と別れる決断をしてしまいます。愛していても、
生活できないということはあるものです。

でも、レイフ扮するジャスティンは
自分を変えていくんです。
そこがいいな・・・。でも愛する人はもういないというのも
むなしいですが・・。

この物語は彼なしでは成立しなかったのではないでしょうか。
ってそこまで言っていいのか・・笑



夫婦とはやはり相手の世界に入り込むことだと。
そういう意味では私はテッサへも
同じ思いを要求しますね。

死んじゃったけれどね。
彼女もまたジャスティンを思いやるべきでは・・。

やはり隠すのは
どうかと思うよね。

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この映画のよさは私にはだんだんじんわりと伝わってきたようで(単に鈍いからなのですが笑)観終わった直後より今の方が感動的だった!と思えるようになりました。
でも結婚前も後もテッサにはある意味賢いのか打算が働いてなくもないですよね。
カカア天下というかジャスティンは終始テッサに押され気味で・・。
あのラストがあってこそ際立つ、なかなか風変わりな夫婦だったんでしょうね。

遅くなりました

みみこさん、こんばんは。
TB,コメントをいただいていたのに、お邪魔するのが遅くなってしまいました。

ジャスティンにレイフを、というのは監督より前に決まっていたそうですね。
だから、レイフにぴったりで当たり前。
後半の、洗いざらしのTシャツ姿でも上品な汚れ方だわ…って、一体なんていう感想!

夫婦にはいろんな形があって、
長らく夫婦を続けてくると、過去の思いが変わってきて(笑)
干渉しあわない心地良さで暮らしているので、
夫に言わないで済むなら、煩わせずに解決したい、できる、と思ったテッサの気持ちがわかる気がします。
ただ、
このふたりは最初から、でしたけどね。

リカさんへ

こんにちは。
そうよね・・この映画ってあとから
じわりときますよね。
思い出すとあの夫の最後が可哀想でね。
でも今冷静になって考えると
なにもそこまでしなくてもと思わなくは
ないですけれど。やっぱり前向きに生きなきゃ・・・笑
色んな夫婦のカタチがあるっていうことも
学びましたわ。TB返しありがとうね。

悠雅さんへ

こんにちは。いつも丁寧にコメントいれてくださってありがとうございます。
<Tシャツ姿でも上品な汚れ方だわ>
アハハ~本当そうですよね。
どこまでいってもイギリス紳士なのよね。
<干渉しあわない心地良さで暮らしているので>
そうなんですね。うちも趣味はまったく違うのですが、なんだか私の方が
いつも聞いてくれ~~~状態になります。
しっかりものの妻じゃあないからかな・・

夫へ言わないで済むこと・・
大きくない秘密は沢山あるけどね。

みみこさん、こんにちはw
復帰早々、コメントをありがとうございました。
ゆっくりペースになりますが またどうぞよろしくお願い致しますね。

私も昨日、観て来ました。
レイフですもの、観ない訳には行きませんよ~
ヴォルデモードで消化不良だったので 久しぶり普通のレイフが観られて良かった・・(笑)

みみこさんの夫婦についての熱い語り、うんうんと頷きながら拝見しました~
夫婦も千差万別、始まりより途中と終わりに本当の姿があるように思えます。 
だからテッサを失った後、ジャスティンの辿った道は凄く意味が深いと思いました。
この作品を観終わってね、ジャスティンが「君のもとに帰る」と言ったセリフがしみじみと胸に沁みましたよ。

そしてテッサがジャスティンと出逢った時に熱く語ったセリフは圧倒的でしたね。
あそこだけで この映画のテーマの殆どを語っちゃった気がしましたよ~。
それにしても みみこさんの言われるようにレイフにもオスカーあげて欲しかったわよね~!!^^ゞ

ドモドモー♪

TB、コメントをありがとうございました。

>テッサは、女性的な要素を持ちながら 精神は男性的なように感じます
うんうん、ワタクシも同じことを思いましたよー
ある意味、庭いじりをするジャスティンの方が女性的な部分があったりして、なーんて思ったりしました。
それにしてもレイフは素敵でしたねーー
ワイシャツ姿のパリッとしたお姿も、くたくたのTシャツ姿も、どちらもグッとハートを鷲づかみにされたワタクシであります。ウフフe-418

こんばんは~

みみこさん、コメント&TBありがとうございました!
こちらからも送らせて頂きます。

みみこさんのレビューを拝見してて、色々と考えちゃいました。
テッサの愛とか、ジャスティンの愛とか、本当に色々と…。
私はもう一度この作品を見直したいです。
また違った感想がもてるかも(^^ゞ
「地の果てて、やっと君へ帰る」
このキャッチコピーはジャスティンの深い愛情に涙した私としては思い出すだけで胸が締め付けられるような切なさがこみ上げるくらい印象的です。

カポさんへ

おはようございます。
カポさんも鑑賞されたのですね。
うれしい~
<ヴォルデモードで消化不良>
そうですよね!!やはり端正なお顔を
拝見したいですよね。
<途中と終わりに本当の姿>
夫婦、最初の頃は何にも見えていないからね~~笑  見えるようになった頃が
色々な意味で怖いけれど。
自分の場合と置き換えたくなりますね。
夫がああいう風に気品のある方だったら
どんなに良かったか・・フ・。
<君のもとに帰る>
素敵な言葉ですよね。
ちょっと哀しげなラストではあったけれどね。
<レイフにもオスカー>
次回に期待しましょう。そういえば、エド様も賞に恵まれていないのよね・・。

Puffさんへ

おはようございます。
お忙しいのに、こちらにまでコメント
ありがとうございます。
TBに関するコメント読みましたよ。
丁寧に返していたら大変ですよね。
同感!!って思いました。
さてさて映画ですが、
<庭いじりをするジャスティンの方が女性的な部分>
そうでしたね。きっと虫も殺さないような
優しい繊細な方なんでしょうね。
植物を愛する人ってそんなイメージ。
しかし、テッサ・・自宅に植物があるならせめて水だけでもあげてよ・・って
思いましたよ。
<ハートを鷲づかみにされたワタクシ>
同じ!同じ!
今回色んなお姿を観ることができて
うれしかったです。ドキドキしました♪

かのさんへ

おはようございます。
<もう一度この作品を見直したいです>
私もね、同じ気持ち。
色んな人の意見聞いていたら
なおさらそう感じたわ。
観ていた時よりあとからじわじわくる
作品だったように感じますわ。
<地の果てて、やっと君へ帰る>
<思い出すだけで胸が締め付けられるような切なさがこみ上げる>私も
苦しく感じたわ。
ジャスティン・・可哀想・・って・・。
久しぶりにいいコピーに感じました。
雄大な景色にあわせた
大きな愛の物語でしたね~~

こんばんは

ジャスティンが妻の死が原因となって魅力的な人物に変わっていくところは胸をうちますね。みみこさんも言及していたシーン、後半ヘリにアフリカの子供を助けようとするジャスティンには涙ボロボロになりました(いやその前からすでに泣いてましたが・笑)。
夫婦の形としてはたしかにめずらしい二人でしたね。妻が死んでからはじめて彼女の愛を、そのすべてを知っていく夫。レイフ・ファインズはこういうナイーブな演技がうまい!
そういえば、この映画を観たお客様でレイフのことを「ハリソン・フォードの若いころにそっくりねえ」と云っている人を2人見かけたのですが… に、似てるんですかね(汗)。

リュカさんへ

おはようございます・
レス遅くなってごめんなさいね。
やっぱり後半からの夫の変わりようは
目につくものありますよね。
あの一生懸命さがかえってつらかったです。飛行機エピソードも考えさせられる
ことでしたよね。
単なるラブストーリーでないところも
この作品を魅力的にしていたように
感じます。
<レイフ・ファインズはこういうナイーブな演技がうまい>
そうそう!!最近あぶない路線に足を踏み込んでいたので、軌道修正されて
ちょっと安心しています。
<ハリソン・フォードの若いころにそっくりねえ>え~~~、そんな感想が飛び交って絵いたのね。知らなかったな~~笑
インディージョーンズじゃないんだからね・・・笑

ホヤホヤの感想です!

みみこさん、しばらくぶりです!たった今(息子が塾に行っている間)映画を見てきましたよ!本当の事を言うと、それほど期待はしていなかったの。でも、映画としては、良く出来ているな~と思いましたよ。今日は水曜日でしょ?1000円で見れたけれど、パンフを買ってしまったから、結局同じ位だったわ(笑)


まずは!レイフさま、しばらく忘れていましたが^^;この映画では、素敵でしたね~!彼って、すごくハンサムとかじゃないのだけれど、なんていうか、こんな人とデート出来たら、嬉しいな。って思うタイプですね。^^穏やかで、育ちが良さそうで、頭も切れそうな感じで^^この映画の中でも、みみこさんの言う様に、テッサより、彼の方が、見所が多かった気がしますわ。


まず、アフリカの映像が、好きでした。広大な大地や、最後の海辺の夕暮れ時の映像は、すごくきれいで・・・(結構そういうのに弱いタイプです)


次に、人間愛には、大きなものを感じましたね。特に舞台がアフリカだったから、余計に大きくて。ちょっと涙する部分も有りましたわ。


最後に夫婦愛だけれど、これは、私もちょっと首をかしげるところでした。やっぱりテッサのすべてを隠し通す所ね。それが愛情の表現と言う事だけれど・・・普通は、結婚して間もないのですもの。やっぱりいくら相手を守るためと言っても、ちょっとうなづけなかったですわ。


でも、全体としては、私的には、かなりの高得点でしたよ。メイドインマンハッタン以来のレイフ様でしたが、久々に、あの笑顔に参ってしまいましたわ。ウフフ・・・

らら さんへ

こんばんは。
最終回でご覧になったのかしら。
夜の映画館は客層が落ち着いているような
気がします。
パンフ購入されたのね。
私も・・・・!写真も多くて結構お気に入りです。
で・・作品の方ね。
期待していないということがかえってよかったかもしれませんよね。
私も彼主演というひいき目があるけれど、
とても素敵な作品に仕上がっていたと
思いますよ。現地での撮影ということで
臨場感がありましたよね。
<穏やかで、育ちが良さそうで、頭も切れそうな感じ>まあ、的確な表現。
私が全部いいたかったことをすべて表現してくださったという感じです。ありがとう♪
私は基本的に紳士が好きなんですよ。
知性的な雰囲気があるかたにはすぐ惹かれちゃいますね・・
<アフリカの映像>
良かったですね。ラストの上空から
見下ろす映像が素晴らしかったですわ。
私・・アフリカが舞台の映画では
「愛と哀しみの果て」も好きなの。
あれはベターなラブロマンスものだったけれど・・。
色んな夫婦関係があるけれど、
何か困ったときには少しくらい
相談はして欲しいよね。
命にかかわることだからと、黙っていた気持ちもわからなくはないけれどね。
まあ。。色んな愛情表現があるのかもしれないよね。
<私的には、かなりの高得点でしたよ>
わ~~なんだかうれしいな。
メイドインマンハッタンとはまた
作品のジャンルは違ったけれど
あの前半の笑顔は同じでしたよね。
テッサに向けるあの笑顔は
私に対してかも・・・・?と一瞬
錯覚してしまいましたよ。
夢に出てきたかな・・・。

再び・・・

みみこさん、コメントのお返事有難う。みみこさんも、知的な紳士に惹かれるのね?私も同じよ^^レイフ様の場合、知的な紳士って言葉がぴったりな俳優さんよね?本当の事を言うと、最近、彼のこと、すっかり忘れていたのよね?(笑)でも、この映画で、またしばらく胸がキュッとなるわ^^そうそう、あの笑顔いつ見ても良いね?私は、ジェニロペに向けられた時の笑顔が、忘れられないわ~あれを想像しながら、そっと自分に置き換えたりしてね、ウフフ



そうそう、臨場感溢れるって言葉は、この映画にぴったりね。やっぱりアフリカの大地が舞台って所が良かったよね?とにかく、映画館へ行って良かったわ。^^
映画は、最終の一回前で見たのよ。水曜日って事も有ったでしょうけど、結構一人で見に来ている女性が多かったよ。この間も友達と映画に行こうという話になったのだけれど、結局二人の都合が合わず、一人で行ったのだけれど、一人って気楽で良いわ。特に映画は、映画を見ることが目的だから、自分の都合の良いときに、チャチャッと行って、チャチャッと帰る事が出来るから、最近は結構独り見映画気に入ってるのよね?(笑)


みみこさんは、トータルすると、一ヶ月に何本位映画見てる?私は、レンタルを入れると7,8本かしら??


入梅でこれからうっとおしくなるよね~?
今日はテニスだったのよ。最近いつも、一度は、さぼろうかな?と思うの^^だけど、行くとやはり楽しくて、後が気持ち良いわ♪

あ、レイフ様は夢には現れなかったわ・・・残念!^^


ららさんへ

こんばんは。
ららさんも紳士がお好きなのね。
やっぱり、相手は尊敬できる人がいいわ。自分にないものをもっているとか、
影響されて自分が高まるような感じの人。
そう意味では、昔から年上が好きですわ。
<ジェニロペに向けられた時の笑顔>
あれも良かったよね。ダンスシーンもあったからこの映画以上に彼に惹かれますよね

夜の回だったのね。レディースデイだと女性一人も多いから夜でも安心だよね。
映画も社会派&ラブの映画だから妖しい人はいないはず・・。
<結構独り見映画気に入ってるのよね>
そうよね・・。私もたま~~に、メジャーな映画の場合、お友達と行く時とかありますよ。でも必ず、ランチになるから、
結構、お金がかかります・・笑
1人だと、時間を気にしないのがいいのよね(時間が遅くなっても大抵お昼は家で食べる・・・)感想はここで爆発させるので欲求不満にもならないし・・笑
大抵お友達は、映画通っていうところまではいっていないんだもの。映画の話より
子の学校話になってしまうしね・・。
まあ・・1人が気楽なんですよ・・笑

<みみこさんは、トータルすると~>
映画館は月、2本~3本。でも夏休みは少ないわ。レンタルはららさん同じく
7,8本ぐらい?いや、今はもっと少ないかも。ららさん結構観ていますよね。
お仕事しているのに、すごい・・。

テニスは気持ちがいいよね。
とお~~~い昔にやったことはあるけれど、今はラケット眠っています。
スポーツしないと体がなまるよね・・。
歩くのは好きなんだけどね・・。

私もなかなか夢に出てこないわ。
なにせ熟睡・・・・笑

みみこさん、こんにちは。映画月7,8本と言うのは、多いときでね。それも、レンタルと映画館での両方でよ。仕事は、週に2、3日位のほんの数時間だから全然大丈夫。しかも最近は、超、暇になってきて、いつ週一くらいになってもおかしくない状態よ(笑)そんな状態に、結構、危機感を感じている仲間も少なくは無いみたいだけれど、私は、それならそれでも全然平気^^
したい事沢山有るしね。



今ね、めちゃくちゃ読書にはまってて。
今までの人生で初めて位!
読む本、読む本が、「良かった!当たり~!って感じで、だから、読んでいるときには、すでに選んである次の本を買って横においておくのよ。不安だから(笑)
まさに、本依存症?って感じ?
時々、図書館においてある本を、ぜ~~んぶ読むには、何年くらいかかるのかしらね~?なんて思っちゃたりしているわ。



ずいぶん前にチラッと話しかけて終わっていたけど、この4月から、娘が東京の大学に行っていて、きっと寂しくなるだろうな・・・?と思っていた訳。だけど、これがまた快適でね!(笑)一緒にいたときには、しょっちゅう言い合いとかしてたのに、その頃よりずっと良い感じなのよね?
その娘とももう旅行する機会ってそうないと思うから、夏に海外を予定してるわ~


最後に・・・どこかに、友達以上恋人未満の、ちょっとドキドキする人いないかしらん?(爆)

ららさんへ

おはようございます。
仕事は自分の趣味も満喫できるぐらいの
量なのね。理想的よね。
なかなか採用されてしまうと自分の都合のいい風にはいかないのが、常だけれど・・
週、2,3日、数時間っていうのは
やっぱりいいわ・・。
私はどうしてもまだ外にでる余裕がなくって。家のことをしっかり・・と言われております・・笑
今は読書に嵌っているのね。
当たりの本が多いとなかなか止められないですよね。
本って、映像よりも想像力が働く世界でしょ。より、色んな考え、世界も知ることができるし。面白いよね。
とくに共感得る世界だと、たまらないわよね
娘さん、大学生なのね。
てっきり小学生だけかと思っていたけれど私なんかより、ず~~~と先輩なのね。
わ・・色々教えていただきたいわ。
大きくなると同性の子どもって色んなこと
共有できるからいいよね。
うちはこれから・・・。
大学なんてまだまだ・・・。
目先の目標に精一杯ですわ。
海外旅行是非楽しんできてくださいね。
いい想い出になること祈っています♪

ドキドキする人・・スクリーンでは
見つけるんだけれど、現実はなかなかね・・笑
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  • レイフ・ファインズ好き
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