秘密のかけら
秘密のかけら (2005年/カナダ・イギリス・アメリカ)
監督・脚本:アトム・エゴヤン
原作:ルパート・ホルムズ
出 ラニー・モリス:ケヴィン・ベーコン
ヴィンス・コリンズ:コリン・ファース
カレン・オコナー:アリソン・ローマン
モーリーン:レイチェル・ブランチャード
ルーベン:デヴィッド・ヘイマン
サリー・サンマルコ:モーリー・チェイキン
アリス:キルスティン・アダムス
ボニー・トラウト:ソニヤ・ベネット
オフラハティ夫人:デボラ・グローヴァー
1950年代。ラニーとヴィンスは、
人気絶頂な国民的なアイドルのデュオ。
華やかなショウビズ界の中で、いつでも注目の的だった。
だが、あるスキャンダルによって、彼らの
築き上げた世界は崩壊してしまう。
宿泊予定のホテルの部屋で発見された美女モーリーンの全裸死体。
自殺か他殺かも釈然としないまま・・、
闇の葬られてしまった事件。
ラニーとヴィンスには完璧なアリバイがあり、容疑をかけられることはなかったが、それをきっかけに、
ふたりの中はこじれ、デュオは解散に追い込まれた。
それから15年後。
1人のジャーナリストが彼らの前に現れる。
監督 アトム・エゴヤン監督作。
彼の作品は「スウィート ヒアアフター」しか鑑賞していません。
やっぱり彼らしいね・・と言い切るまで、作品を観こなしていないのは
残念です。ただ、時間軸が入り組んでいく
構成は同じでしたね。
出演者も結構メジャーで、ジャンルはサスペンス。
一般受けしそうな要素はあるけれど
好みは分かれる作品に仕上がっていました。
私は、嫌いじゃあないですよ。
でもちょっと艶かしいシーンが
多すぎたかなって気がします。
しかしながら、やっぱり見せ所はきちんと抑えていますね。
この手のエロチックサスペンスって、
下手すると、下品な作品に成り下がってしまうと
思うんですよね。
でも、どこか格調高く感じるところも残されているの。
絡み合うキャラたちの
性格付けがしっかりしていたからだろうな・・・・って
思いました。
妖しい香りが漂う作品なので、かなりお腹が
いっぱいになるのは間違いはありませんが。
R-18・・・よくきいておりました・・笑
(濃いベットシーンでもあるのかしら・・という程度の予測でしたが
なんのなんの・・とっても妖しげなシーンが
数多く登場してきました)
作品は50年代と70年代をいったりきたりして
謎が謎を呼ぶ構成になっていますが、
意外と単純なお話。
誰が彼女を殺したか。
真相・・謎解きはやられた~~!!と
思うほどのものはなかったのですが、
人間関係部分は見応えがあって面白く観ることが
できました。
羨望の眼差しで観られていた、2人のスター。
彼らは、手に入らないものがないほどで、何にもかもが
自由にできた・・。
でも栄光のあとに待っているのは
いつでも苦い挫折だけ・・だったり。
スターにありがちな末路。
華やかな世界にいればいるほど、
その後のギャップの大きさには、
自分自身信じられない思いでいっぱいになるはず。
ショービジネスの裏でうごめいたものは
欲望・・。セックスとドラック・・・。
これもつきものなのかな・・・悲しいかな。
成功と富、名誉。それらを持ちえている
スターである2人だけど、知られていない秘密も
沢山もっていたわけ。人間なんて完璧じゃあないし、
偽善者ぶっていても、欲望を打ち消すことなど、できないんだよね。
2面性のある彼らだったけれど、
誰も責めることはできなかったはず。
もちろん、事件隠蔽に関してはいただけないけどね。
秘密が秘密のままであったのなら
2人は何事もなく生涯を終えていたのかも。
少なくともヴィンスは
あんな悲しい最後を
迎えることはなかったはずだよね。
カレンが真相を知りたいっていう気持ちは
彼ら2人を崇拝していたゆえの
行動だと思ってはみても、
結果、彼女の存在が穏やかな2人それぞれの暮らしに波風を
立ててしまったのかなと思えなくもないですよね。
誰でも秘密はあるのだから・・(あれ・・これじゃ、イ・ビョンホン
の映画の題名だ・・・笑)
それにしても、興味をそそられる出演者たち。
エゴヤン監督という以上に出演者に興味があったとも
いえるでしょう。
アリソンちゃん、
今回、えらく大人の雰囲気。
ビックリしました。
特にアリスちゃんとのシーンでは、こんなことしちゃって
いいの・・・って衝撃。
今まで童顔だったゆえ、幼い役が多かったけれど、
今回は年相当ということでしょうか。
でも、ビックフィッシュ・・・・の後だとギャップが・・。
ケビン・・。
裸多いね・・今回も・・笑
さらにさらに、エロチックな役がよくお似合い・・・笑
今回歌と、踊りがありましたので、フットルースも
思い出しました。やんちゃな感じは昔から変わっていないね。
いつの間には、個性派俳優化してしまっていますが
昔はアイドル路線で出てきたんですよね。懐かしいな~~~。
コリン・・・一見、穏やかで紳士にみえるけど、
実は暴力的な部分も持ち合わせていたり。
複雑な人物像を演じておりました。
ちょっと可哀想なシーンもあったよね。
ケビンに、色々言われちゃって・・。
なにもあなた・・・そんなにひどいこと言わなくても・・って
本気で思っちゃいましたよ・・・笑
殺されてしまったモーリーン。
自業自得ということもあったけど、(何もあんなあぶない
要求しなくても・・・)、母親の姿を見ていたら
悲しくなってしまいましたよ。
デュオ2人は
若い頃と年取った後の
2パターンを観ることができるので
ファンにはおいしい所。
私はこういう展開を知らなかったので、
急にふけたコリンが出てきてビックリしてしまいましたよ。
若い頃のコリン&ベーコンともに、サングラスかけて
軽快なステップ&話術で決めているので
カッコイイんだよね。
事件の被害者モーリーンと
アリソンちゃんがどこかに接点が
あって、もっと複雑な話が
展開されるのかな・・と思っていましたが
それは考えすぎでした・・・笑
いけないものを観てしまった・・・
そんな気持ちでいっぱいになる作品では
ありましたかね。

監督・脚本:アトム・エゴヤン
原作:ルパート・ホルムズ
出 ラニー・モリス:ケヴィン・ベーコン
ヴィンス・コリンズ:コリン・ファース
カレン・オコナー:アリソン・ローマン
モーリーン:レイチェル・ブランチャード
ルーベン:デヴィッド・ヘイマン
サリー・サンマルコ:モーリー・チェイキン
アリス:キルスティン・アダムス
ボニー・トラウト:ソニヤ・ベネット
オフラハティ夫人:デボラ・グローヴァー
1950年代。ラニーとヴィンスは、
人気絶頂な国民的なアイドルのデュオ。
華やかなショウビズ界の中で、いつでも注目の的だった。
だが、あるスキャンダルによって、彼らの
築き上げた世界は崩壊してしまう。
宿泊予定のホテルの部屋で発見された美女モーリーンの全裸死体。
自殺か他殺かも釈然としないまま・・、
闇の葬られてしまった事件。
ラニーとヴィンスには完璧なアリバイがあり、容疑をかけられることはなかったが、それをきっかけに、
ふたりの中はこじれ、デュオは解散に追い込まれた。
それから15年後。
1人のジャーナリストが彼らの前に現れる。
監督 アトム・エゴヤン監督作。
彼の作品は「スウィート ヒアアフター」しか鑑賞していません。
やっぱり彼らしいね・・と言い切るまで、作品を観こなしていないのは
残念です。ただ、時間軸が入り組んでいく
構成は同じでしたね。
出演者も結構メジャーで、ジャンルはサスペンス。
一般受けしそうな要素はあるけれど
好みは分かれる作品に仕上がっていました。
私は、嫌いじゃあないですよ。
でもちょっと艶かしいシーンが
多すぎたかなって気がします。
しかしながら、やっぱり見せ所はきちんと抑えていますね。
この手のエロチックサスペンスって、
下手すると、下品な作品に成り下がってしまうと
思うんですよね。
でも、どこか格調高く感じるところも残されているの。
絡み合うキャラたちの
性格付けがしっかりしていたからだろうな・・・・って
思いました。
妖しい香りが漂う作品なので、かなりお腹が
いっぱいになるのは間違いはありませんが。
R-18・・・よくきいておりました・・笑
(濃いベットシーンでもあるのかしら・・という程度の予測でしたが
なんのなんの・・とっても妖しげなシーンが
数多く登場してきました)
作品は50年代と70年代をいったりきたりして
謎が謎を呼ぶ構成になっていますが、
意外と単純なお話。
誰が彼女を殺したか。
真相・・謎解きはやられた~~!!と
思うほどのものはなかったのですが、
人間関係部分は見応えがあって面白く観ることが
できました。
羨望の眼差しで観られていた、2人のスター。
彼らは、手に入らないものがないほどで、何にもかもが
自由にできた・・。
でも栄光のあとに待っているのは
いつでも苦い挫折だけ・・だったり。
スターにありがちな末路。
華やかな世界にいればいるほど、
その後のギャップの大きさには、
自分自身信じられない思いでいっぱいになるはず。
ショービジネスの裏でうごめいたものは
欲望・・。セックスとドラック・・・。
これもつきものなのかな・・・悲しいかな。
成功と富、名誉。それらを持ちえている
スターである2人だけど、知られていない秘密も
沢山もっていたわけ。人間なんて完璧じゃあないし、
偽善者ぶっていても、欲望を打ち消すことなど、できないんだよね。
2面性のある彼らだったけれど、
誰も責めることはできなかったはず。
もちろん、事件隠蔽に関してはいただけないけどね。
秘密が秘密のままであったのなら
2人は何事もなく生涯を終えていたのかも。
少なくともヴィンスは
あんな悲しい最後を
迎えることはなかったはずだよね。
カレンが真相を知りたいっていう気持ちは
彼ら2人を崇拝していたゆえの
行動だと思ってはみても、
結果、彼女の存在が穏やかな2人それぞれの暮らしに波風を
立ててしまったのかなと思えなくもないですよね。
誰でも秘密はあるのだから・・(あれ・・これじゃ、イ・ビョンホン
の映画の題名だ・・・笑)
それにしても、興味をそそられる出演者たち。
エゴヤン監督という以上に出演者に興味があったとも
いえるでしょう。
アリソンちゃん、
今回、えらく大人の雰囲気。
ビックリしました。
特にアリスちゃんとのシーンでは、こんなことしちゃって
いいの・・・って衝撃。
今まで童顔だったゆえ、幼い役が多かったけれど、
今回は年相当ということでしょうか。
でも、ビックフィッシュ・・・・の後だとギャップが・・。
ケビン・・。
裸多いね・・今回も・・笑
さらにさらに、エロチックな役がよくお似合い・・・笑
今回歌と、踊りがありましたので、フットルースも
思い出しました。やんちゃな感じは昔から変わっていないね。
いつの間には、個性派俳優化してしまっていますが
昔はアイドル路線で出てきたんですよね。懐かしいな~~~。
コリン・・・一見、穏やかで紳士にみえるけど、
実は暴力的な部分も持ち合わせていたり。
複雑な人物像を演じておりました。
ちょっと可哀想なシーンもあったよね。
ケビンに、色々言われちゃって・・。
なにもあなた・・・そんなにひどいこと言わなくても・・って
本気で思っちゃいましたよ・・・笑
殺されてしまったモーリーン。
自業自得ということもあったけど、(何もあんなあぶない
要求しなくても・・・)、母親の姿を見ていたら
悲しくなってしまいましたよ。
デュオ2人は
若い頃と年取った後の
2パターンを観ることができるので
ファンにはおいしい所。
私はこういう展開を知らなかったので、
急にふけたコリンが出てきてビックリしてしまいましたよ。
若い頃のコリン&ベーコンともに、サングラスかけて
軽快なステップ&話術で決めているので
カッコイイんだよね。
事件の被害者モーリーンと
アリソンちゃんがどこかに接点が
あって、もっと複雑な話が
展開されるのかな・・と思っていましたが
それは考えすぎでした・・・笑
いけないものを観てしまった・・・
そんな気持ちでいっぱいになる作品では
ありましたかね。

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