三月のライオン
三月のライオン (1992年 )
監督 矢崎仁司
脚本: 宮崎裕史
小野幸生
矢崎仁司
出演: 趙方豪
由良宜子
奥村公延
斉藤昌子
芹明香
内藤剛志
石井總亙
長崎俊一
山本政志
伊藤清美
記憶喪失で入院していた兄。
兄を愛していた妹は自分を恋人だと偽り兄と暮らし始める。
妹はこの関係がいつかは終わるという不安を
常に感じながらそれでも兄に寄り添う。
感想 根強いファンをもつこの作品。前々から
観たいみたいと思っておりました。
今回はDVD鑑賞ですが
ただいま・・新宿のK'sシネマでニュープリントで上映されています。
レイトです。
矢崎監督の
新作『ストロベリーショートケイクス』の
宣伝を兼ねているのですね。
こちらも楽しみです。(たぶん、観にはいけないでしょうが・・)
『三月のライオン』主演の趙方豪さんは
1997年にお亡くなりになられたそうです。
残念ですね。そういう予備知識もあったので
鑑賞も感慨深かったです。
セリフは極端に少ないし、
状況説明もあまりありません。
なぜ・・どうして・・・と問いかけたくなる部分も
数多くあるけれど・・これは・・
そんな説明を多く必要とする作品ではないように
感じました。
言葉ではいい表しにくいのですが
なにか感じ取ることができたらそれでいいのでは・・という
種類の作品に感じました。
もちろん、設定はタブーなもので(ただ・・あまりいやらしく感じなくもしかしたら・・兄、妹という設定は嘘ではないのか
とさえ感じてしまう・・・)
それがあくまでも受け入れられないというのならば
もともとダメなのでしょうが、
この作品には、それを問題にする以上に魅力的な
ものが隠されていると思います。
それは心の変化を表わしたかのような
映像の数々。
印象深いシーンの連続。
一瞬、この物語の流れそのものが
ファンタジーのように思えます。
現実離れしているように感じるのです。
だからこそ・・2人の隠された関係が現実的なものとして
感じられないときもあるの。
人が人を好きになる・・・ただそれだけの物語。
痛みや苦しみは・・・どんな恋愛でも感じるはず。
そう考えたら、観る前に感じるやや重い気持ちも
気にならなくなるかもしれません。
理解しようとするのではなく
感じとることの大切さ。
自分も感じたことのある切ない気持ち・・
とにかく、
映像がとても美しい映画でした。
セピア色の風景が
心に優しく感じられます。
主人公のファションも
行動の数々も一度観たら忘れられないものばかり。
アイス(妹の名)のサスペンダー、赤いくつ、いくつものポラロイド写真、
クーラーボックス・・・(何故なんだろう・・)
そして
彼女が語るウサギと少女の物語。
(実はこれが一番好きでした)。
バイクが走り出すシーンも好き。
あとは・・プレゼントも抑えておきたいところでしたね。
アイスの無邪気さに驚きとうらやましさを感じたり・・。
ただ・・・ラスト・・・はあまりにも現実的だったので
困惑もしてしまったのも事実。
思いが叶えられるならばれば
嘘だってなんだってかまわない・・・
ポスターが↓素敵ですね。
このポスターにひかれて鑑賞を決めたのですよ。
15年前ということで、東京の街並みにも
懐かしさを感じました。
アイスちゃんの奔放さとつかみどころのない
雰囲気がまたよかったです。

監督 矢崎仁司
脚本: 宮崎裕史
小野幸生
矢崎仁司
出演: 趙方豪
由良宜子
奥村公延
斉藤昌子
芹明香
内藤剛志
石井總亙
長崎俊一
山本政志
伊藤清美
記憶喪失で入院していた兄。
兄を愛していた妹は自分を恋人だと偽り兄と暮らし始める。
妹はこの関係がいつかは終わるという不安を
常に感じながらそれでも兄に寄り添う。
感想 根強いファンをもつこの作品。前々から
観たいみたいと思っておりました。
今回はDVD鑑賞ですが
ただいま・・新宿のK'sシネマでニュープリントで上映されています。
レイトです。
矢崎監督の
新作『ストロベリーショートケイクス』の
宣伝を兼ねているのですね。
こちらも楽しみです。(たぶん、観にはいけないでしょうが・・)
『三月のライオン』主演の趙方豪さんは
1997年にお亡くなりになられたそうです。
残念ですね。そういう予備知識もあったので
鑑賞も感慨深かったです。
セリフは極端に少ないし、
状況説明もあまりありません。
なぜ・・どうして・・・と問いかけたくなる部分も
数多くあるけれど・・これは・・
そんな説明を多く必要とする作品ではないように
感じました。
言葉ではいい表しにくいのですが
なにか感じ取ることができたらそれでいいのでは・・という
種類の作品に感じました。
もちろん、設定はタブーなもので(ただ・・あまりいやらしく感じなくもしかしたら・・兄、妹という設定は嘘ではないのか
とさえ感じてしまう・・・)
それがあくまでも受け入れられないというのならば
もともとダメなのでしょうが、
この作品には、それを問題にする以上に魅力的な
ものが隠されていると思います。
それは心の変化を表わしたかのような
映像の数々。
印象深いシーンの連続。
一瞬、この物語の流れそのものが
ファンタジーのように思えます。
現実離れしているように感じるのです。
だからこそ・・2人の隠された関係が現実的なものとして
感じられないときもあるの。
人が人を好きになる・・・ただそれだけの物語。
痛みや苦しみは・・・どんな恋愛でも感じるはず。
そう考えたら、観る前に感じるやや重い気持ちも
気にならなくなるかもしれません。
理解しようとするのではなく
感じとることの大切さ。
自分も感じたことのある切ない気持ち・・
とにかく、
映像がとても美しい映画でした。
セピア色の風景が
心に優しく感じられます。
主人公のファションも
行動の数々も一度観たら忘れられないものばかり。
アイス(妹の名)のサスペンダー、赤いくつ、いくつものポラロイド写真、
クーラーボックス・・・(何故なんだろう・・)
そして
彼女が語るウサギと少女の物語。
(実はこれが一番好きでした)。
バイクが走り出すシーンも好き。
あとは・・プレゼントも抑えておきたいところでしたね。
アイスの無邪気さに驚きとうらやましさを感じたり・・。
ただ・・・ラスト・・・はあまりにも現実的だったので
困惑もしてしまったのも事実。
思いが叶えられるならばれば
嘘だってなんだってかまわない・・・
ポスターが↓素敵ですね。
このポスターにひかれて鑑賞を決めたのですよ。
15年前ということで、東京の街並みにも
懐かしさを感じました。
アイスちゃんの奔放さとつかみどころのない
雰囲気がまたよかったです。

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