薔薇の眠り
一応、
前回の記事(アンナ・オズ)との比較のため
これも紹介しておきます。
感想は以前のものです。
薔薇の眠り (2000 アメリカ)
監督 アラン・ベルリネール
出 デミ・ムーア(マリー、マーティ)
ステラン・スカルスゲールド(ウィリアムス)
ウィリアム・フィッチナー(アーロン)
2年前に夫を亡くし、南仏で2人の娘と静かに暮らすマリー。
一方NYで優雅な独身女性のマーティ。
マリーとマーティは同一人物。夜ベッドに入り、目覚めると違う場所にいる彼女。
どちらの世界もリアルでどちらが現実か夢かわからない・・・。
だが両方の世界で恋人ができ、次第にどうしていいかわからなくなる・・・・。
感想 監督は「ぼくのバラ色の人生」のアラン・ベルリネール。
映画を観終わって初めて知りました。前作と雰囲気が違うので、意外に感じましたね。
巷では評判が悪いとか・・・・。
でも私は結構、興味深く鑑賞できました。
テーマが、とっても面白いですよね。二重生活ですよ。是非、経験したいものですよね笑
単純な疑問として、目覚めるたびに違う場所で、お互いの記憶が鮮明に残っているというのは、かなり精神的に疲れるんじゃあ
ないのかしら・・・。
この二重生活について、本人は悩んでおり、それぞれ、精神科にかかっているのですが、
同じ事を言われています。「どちらかが、夢でどちらかが現実。」
ただ、本人はそれを明確にする手段がわからない・・・・。
「本当に困惑しているのか。楽しんでいないかい?」と思われるふしも、ちょっと感じます。笑
自立した女性と平凡な主婦・・・・両極端の人物像ということが、どこか観ている人に、「私も・・・・・」という
願望を抱かせますよね。 まったく性質の違う部分って、もしかしたら、人間には潜んでいるかもしれないじゃない?
特に女性は、今ある自分と違う世界を想像してみる瞬間って、あると思うのですよ・・。
男性より欲張りなところがあるからね。
ただ、非常に面白いテーマなのに、どうもうまくいかしきれていないというモヤモヤ感が残ってしまう作品なのが
ちょっと残念。
フランスとNYの生活をただただ、行ったりきたりの映像でみせるだけで、面白みがないのです。
そこに少しでも、メリハリのあるエピソードが入り込んでいれば別ですが、何もないので、(平凡すぎるので)
印象が薄くなってしまっているのです。何があったか思い出せと言っても、記憶に残っていない・・・笑
さらに、フランスとNYの人物の違いが、後半に向かうにつれて、似たりよったりになってくるので、多少混乱を生じてくるのです。
これが、一つの世界の統一に向けての前フリだったとしても、どうも納得がいかないのです。
そして、男性の出現。これが、ちと都合よすぎて、ね・・・笑 どちらかの世界を夢だと認める=どちらかの男を選ぶという
話になっていくのは、どうなんでしょう・・・。男が出来たから、今まで以上に悩むって言うのも、しょうもない女性だなと
思ってしまうのですがね。やはり恋の力は偉大なんでしょうか。
ラブシーンもあっちでもこっちでも。二人の男に愛されて・・・まあ。。。幸せではないですか・・・・。ここはうらやましいな~
ラストは謎が解明されます・・・。う~ん、なかなか深いですよね。もっとすっきりわかりやすく見せた方が
親切かなと思いますが、皆さんはどうでしょう。 女性としては、考える部分は多かったです。
あ・・・デミですが、この作品の前がGIジェーン、後がチャーリーズ・エンジェルですよね。
どうも、強い女性の印象を引きずってしまうのですよ。そこが難点ではありました・・・・・
前回の記事(アンナ・オズ)との比較のため
これも紹介しておきます。
感想は以前のものです。
薔薇の眠り (2000 アメリカ)
監督 アラン・ベルリネール
出 デミ・ムーア(マリー、マーティ)
ステラン・スカルスゲールド(ウィリアムス)
ウィリアム・フィッチナー(アーロン)
2年前に夫を亡くし、南仏で2人の娘と静かに暮らすマリー。
一方NYで優雅な独身女性のマーティ。
マリーとマーティは同一人物。夜ベッドに入り、目覚めると違う場所にいる彼女。
どちらの世界もリアルでどちらが現実か夢かわからない・・・。
だが両方の世界で恋人ができ、次第にどうしていいかわからなくなる・・・・。
感想 監督は「ぼくのバラ色の人生」のアラン・ベルリネール。
映画を観終わって初めて知りました。前作と雰囲気が違うので、意外に感じましたね。
巷では評判が悪いとか・・・・。
でも私は結構、興味深く鑑賞できました。
テーマが、とっても面白いですよね。二重生活ですよ。是非、経験したいものですよね笑
単純な疑問として、目覚めるたびに違う場所で、お互いの記憶が鮮明に残っているというのは、かなり精神的に疲れるんじゃあ
ないのかしら・・・。
この二重生活について、本人は悩んでおり、それぞれ、精神科にかかっているのですが、
同じ事を言われています。「どちらかが、夢でどちらかが現実。」
ただ、本人はそれを明確にする手段がわからない・・・・。
「本当に困惑しているのか。楽しんでいないかい?」と思われるふしも、ちょっと感じます。笑
自立した女性と平凡な主婦・・・・両極端の人物像ということが、どこか観ている人に、「私も・・・・・」という
願望を抱かせますよね。 まったく性質の違う部分って、もしかしたら、人間には潜んでいるかもしれないじゃない?
特に女性は、今ある自分と違う世界を想像してみる瞬間って、あると思うのですよ・・。
男性より欲張りなところがあるからね。
ただ、非常に面白いテーマなのに、どうもうまくいかしきれていないというモヤモヤ感が残ってしまう作品なのが
ちょっと残念。
フランスとNYの生活をただただ、行ったりきたりの映像でみせるだけで、面白みがないのです。
そこに少しでも、メリハリのあるエピソードが入り込んでいれば別ですが、何もないので、(平凡すぎるので)
印象が薄くなってしまっているのです。何があったか思い出せと言っても、記憶に残っていない・・・笑
さらに、フランスとNYの人物の違いが、後半に向かうにつれて、似たりよったりになってくるので、多少混乱を生じてくるのです。
これが、一つの世界の統一に向けての前フリだったとしても、どうも納得がいかないのです。
そして、男性の出現。これが、ちと都合よすぎて、ね・・・笑 どちらかの世界を夢だと認める=どちらかの男を選ぶという
話になっていくのは、どうなんでしょう・・・。男が出来たから、今まで以上に悩むって言うのも、しょうもない女性だなと
思ってしまうのですがね。やはり恋の力は偉大なんでしょうか。
ラブシーンもあっちでもこっちでも。二人の男に愛されて・・・まあ。。。幸せではないですか・・・・。ここはうらやましいな~
ラストは謎が解明されます・・・。う~ん、なかなか深いですよね。もっとすっきりわかりやすく見せた方が
親切かなと思いますが、皆さんはどうでしょう。 女性としては、考える部分は多かったです。
あ・・・デミですが、この作品の前がGIジェーン、後がチャーリーズ・エンジェルですよね。
どうも、強い女性の印象を引きずってしまうのですよ。そこが難点ではありました・・・・・
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