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2006'09.07 (Thu)

綴り字のシーズン

綴り字のシーズン (2005)

( アメリカ )


監督: スコット・マクギー
デヴィッド・シーゲル
製作: アルバート・バーガー
ロン・イェルザ
ドクター・ウィンフリード・ハマチャー
製作総指揮: ジョシュア・デイトン
アーノン・ミルチャン
ペギー・ラジェスキー
マーク・ロマネク
原作: マイラ・ゴールドバーグ 『綴り字のシーズン』(東京創元社刊)
脚本: ナオミ・フォナー・ギレンホール

 
出演: リチャード・ギア ( ソール・ナウマン)
ジュリエット・ビノシュ (ミリアム・ナウマン)
フローラ・クロス (イライザ・ナウマン)
マックス・ミンゲラ (アーロン・ナウマン)
ケイト・ボスワース (チャーリ)


原作はマイラ・ゴールドバーグの同名小説。
宗教学者の大学教授ソール・ナウマンは、
家庭では料理もこなし家族を大切にする
理想的な父親。
しかし、11歳の娘イライザは、
そんな父の愛情がすべて優秀な兄アーロンに向けられていると感じ
寂しい思いを感じていた。
ある日、イライザは学校のスペリング・コンテストで優勝。父と娘の関係はそれを機に変わっていく
しかし、それぞれの家族のバランスも次第に崩れはじめていった。



感想  家族の崩壊と再生の物語。
優秀な娘の存在で家族の絆が離れていく・・という
お話はこれまで、いくつか観てきましたけれど、
今回はちょっと切り口の違った
なんとも不思議な雰囲気の作品になっておりました。
スペリングコンテスト
というもの自体があまり馴染みなく
少々戸惑ってしまうところもあったからでしょうかね。
文字を思い出すときに映し出される
のが、ちょっと幻想的な映像なんですよね。
ファンタジーぽい演出はなかなか
面白かったです。
さて、そのスペリングコンテストですが
みんな一斉に同じ問題をやるっていうわけでは
ないですよね・・これ。
審査員?のかたが出した問題に答えられたら
合格。その場に残っていく形式。
問題が一律同じでないと言うことに、不公平さを感じてしまうので
これで優劣争うことは
どうなんだろうと素朴な疑問を感じました。
それでもアメリカではこういう大会が
当たり前のようになっているのだから納得して観るしか
ないでしょうね。
ただ、あがり症の人もいるだろうから
それは可哀想じゃないの・・・って思いましたけれどね。

娘の才能に気づき、喜んで父親が力を注ぐということ。
これは意外とどの家庭でもあることじゃないのかな。
父親というよりは母親の場合が多いかも知れないけど。
それを特別違和感があるとは思いませんでした。
親としては当然かと・・いうところ、ありますよね。

問題なのはそれをきっかけにしてあからさまに兄妹で
差別することだと思います。親は気づいていなくても
子ども一方に力を注げば注ぐほど
もう1人の子どもは悲しい思いをするというのは
親としては、一番に気をつけなくてはいけないこと・・。
そういうつもりではないけれど、
知らず知らずのうちに子どもを傷つけてしまって
いることってあるかもしれませんよね。
ここは、親として勉強になりましたよ。

でも・・・といって、どこの家庭も
皆、このことが原因で家族崩壊してしまうってことにはなりませんよね。
やっぱりこの家族の場合、
どこか根底に問題があったということ。
基盤が確かではなかったということなんじゃあないかな。
家族皆があまりにもお父さんに大して遠慮しすぎではないのかな。

このギア扮するお父さんは確かに自分の主義主張を
押し付けるところが見受けられましたけれど
それほど、重いものとは感じなかったです。
だから、なんでそんなに遠慮しているのかな・・って
思いましたよ。
ギア様は終始ソフトでしたし、
家庭に君臨して傲慢な態度を示す父親像・・とまでは
感じませんでしたので、決定的な崩壊の理由がイマイチ
よくわかりませんでした。
無言の圧力があったのかな・・・笑

奥さんの行動。
夫にそんなに不満を感じていたんですね。
そうには全然感じなかったです。子どもの件がきっかけで
どうしてあそこまでの奇行に走るのかがちょっと
理解できませんでした。
そもそも、奥さんの場合は家族に原因があるというより
自分の過去のトラウマが原因でしょ。
どういった経緯があって彼女を苦しめてきたのか
また夫との関係がどんな風に彼女を追い込んでいったのか
よくわかりませんでした。物語で観る限りでは
夫が理解しようにもあの状況からでは
無理だったのではないでしょうかね。だからギア様を責めるのは
ちょっと可哀想。なんてダンナびいきだね。

息子についてですが・・、
父親が宗教論を解く人のわけですから父親に
不満を感じたのならば、違う路線に走りたくなる気持ち(ある宗教に
没頭し始めた)はこれはこれでわかります。
妹ばかりかよ・・・なんでだよ〜〜〜・・という
気持ちからでしょうか。
でも父親が説得したらそのあと簡単にお家に戻っていったのが
ちょっと拍子抜け。宗教に入り込んだからには
抜け出すのには困難さが伴うと思っていたもので
もっとすったもんだがあるかと思ったんですよね。
やっぱり、親へのちょとした反抗からなのかな。
あの程度だったら、可愛いものだと思うけれど。
もっともっと、深刻な方へいくのかと私は思っていましたからね。


この物語で一番やっかいだったのが
文字を語ると神に近づくという・・なにか
精神論的な表現をしていたこと。
ギア様がさかんに、娘に
この才能は素晴らしいとか・・神に近づくことができるとか・・
焦りすぎると危険なことになるとか・・・
わからないことを発するので
私自身・・????を連発してしまいました。
わかりたいけれど、ちょっと付いていけない世界かも
しれない・・・・・そういう不安な気持ちが最後まで
ありました。


ラスト・・大きくネタバレ・

あそこは、単純ではなかったんですよね。
言い間違えた文字に
意味があったということを
人様のサイトで知りました。
奥が深かったんだ・・・・


ギアの子ども2人。
息子は眉毛太くて娘は唇が特徴的な子でした。
娘の方はビノッシュ似かな。
息子は・・・・誰にも似ていなかった・・笑


難しい作品でしたね。
ギア様は今回も
苦悩し、涙見せておりました。
運命の女と同じように
妻・・・で苦しんでおりました。
昔は恋愛で苦しむことなどなかったので苦悩顔は
少なかったのですが
お年を召してからは
苦悩顔も多いですね。


それも年月の立った証拠なのかも。

デブラの作品も先日観ましたので
ここで2人の懐かしい
「愛と青春の旅立ち」でも見直そうかと思っています。


shtuduribeeseason_1.jpg

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Comment

★お久です〜

みみこさん、こんにちは。latifa さんから、みみこさんが、「ブロックマウンテン」の映画を2回も見に行き、ブログにその映画を熱〜〜く語っていると言うのを聞き、こちらで検索していたところ、この映画の記事が有ったので、来ました^^


私もこの映画見たのだけれど・・・
なんとも摩訶不思議と言うか・・・はっきり言って、良くわからない映画で有りました(笑)みみこさんの書いていた、「この家族の決定的な崩壊原因がわからない」(だった?)とか、なぜに奥さんが、そこまで奇行に走るのか?とか。ラストのシーンも意味がわからず^^;見終わって、ちょっと溜息が出ました(笑)


私の大好きな、リチャード、ギア様なのに・・・


私もこの映画を見終わった後、なぜか、「愛と青春の旅立ち」を見たくなりました(見てませんが^^)若かりし頃に見た映画で、すごく感動したのを覚えていますわ♪カレカッコ良かったよね〜?


ブログの最初に、レイフ、ファインズ様が登場しているのね?最近^^
らら | 2006年10月03日(火) 16:17 | URL | コメント編集

★ららさんへ

こんばんは。
お久しぶりです。
お元気でしたか。
綴り字のシーズン ・・ご覧になったのですね。
これ・・本当・・よくわからないですよね。あまりにも神秘的すぎて
入りづらい世界でしたわ。
もっと、共感できる内容だったら
良かったのにね。ラストシーン・・
私もよくわからず、他のサイトで
意味を確かめたりしましたよ。
深いみたいよ・・。
愛と青春の旅立ち・・の彼・・
うんうん!!カッコ良かったですよね。
お姫様抱っこって当時・・憧れたんだよね
あとあの制服・・。弱いのよね・・
そうそう・・ブログにレイフ様登場
させたのよ。毎日眺められるから
いいかな・・・ってね・・笑
みみこ | 2006年10月04日(水) 23:53 | URL | コメント編集

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