ベルベット・ゴールドマイン

ベルベット・ゴールドマイン (1998  イギリス)


監督: トッド・ヘインズ
製作: クリスティーン・ヴェイコン
脚本: トッド・ヘインズ
撮影: マリス・アルペルチ
衣裳: サンディ・パウエル
音楽: カーター・バーウェル
 
出演: ジョナサン・リース・マイアーズ (ブライアン・スレイド)
    クリスチャン・ベール      (アーサー)
    ユアン・マクレガー       (カート・ワイルド)
    トニ・コレット         (マンディ・スレイド)
    
70年代に輝いていたグラムロック。
ロンドンで人気を誇っていたブライアン・スレイドは"狂言殺人事件"を起こし、舞台から姿を消す。
それから10年後、1984年。
その当時グラムに熱中していたアーサーも
今は新聞記者。
"ブライアン・スレイドの狂言殺人"の取材を命じられた。
彼は、当時を良く知るブライアンの関係者にインタビューをしに
行く中で、自分自身の過去を思い出していた。


感想
今回の鑑賞は・・マッチポイント→ジョナサンという過程で
たどりつきました。
でも他にも色々収穫があって
観て良かったわ。


実は、グラムロック・・・というものが
あまりよくわからないので、ついていけるかなという
不安があったのですが、わからないなりにも、楽しめる部分を
探し出せたので、とりあえず、満足いく鑑賞になりました。
この時代&音楽に思いいれがある人にとっては、
言いたいことが多い作品でもあるんでしょうね。
モデルはデビッド・ボウイ・・なんですね。
(ちなみにイギー・ポップ・・・こちらは知らないわ・・笑)
私の知っているボウイって、戦場の~とか。
後・・ラビリンス・・・笑。
お芝居している方が印象に残っています。


映画自体は
ちょっと凝った構成ですよね。
新聞記者のアーサーが記事作成のために
一世を風靡した歌手のその後をたどっていくという形。
取材を受けた人の証言を元にするので
時間軸が多少前後。
その途中、途中でアーサーの過去もさりげなく
入り込んでいるので、じっくり観ないと
わかりづらくなってしまうところもあります。
また冒頭に出てくる宇宙船や
緑色のブローチ?など、深い意味のある小道具も印象的。
思わず2度も観てその意味を
確認しようと試みましたわ。(というものの・・オスカーワイルドについての知識が少ないので、わかったようなわからないような
理解度。)
もちろん、それだけのために何度も観たわけではないですよ。
派手な衣装で歌いまくって、
目に刺激的なシーンも多かったけれど
反対に暗くてなにやっているのか、わからないシーンも
多かったりしたのですよ。だからこそ・・・何度も観たの。
まあ・・この暗めのシーンは何度も観るような
シーンでもなかったかもしれないけどね・・・笑


人気スターの栄光と挫折。
彼は今どこにいるのか・・・
そんなミステリー的な要素を楽しみながら
さらにはこの物語のもう一つのストーリーでもある
アーサーの青春時代への切ない思いも感じられる作品。
自分の居場所を見つけられず苦しんでいた若き日のアーサー。
彼らとの出会いで本来の自分の姿を見つけ出し、
ともに青春を熱く過ごすことができたということ。
愛おしい日々。
でも,それはわずかな時間・・・。
時代の流れに飲み込まれ、現実社会を生き抜くために
アーサーは、自分の過去を封印して
今はまったく違う自分と化している・・・。
ちょっとせつないよね・・。



当然、歌の場面は多かったけれど
全然OK。

ユアンのステージ・・。噂には
聞いていたけれど凄い・・・です。でもこの満足感は何?・・・笑
何度でも観たい・・笑

ユアンはジョナサンとの絡みもあったし
ベールとの絡みもあって重要な役割を担っていたわ。


もう頭が歌ばかり・・・グルグル~~~~



ビジュアル的な面で充分楽しめたし
失われた日は二度と戻ってこないという切ない思いも
充分感じて・・・これは新聞記者アーサの視点と
同じね・・・なぜか甘ずっぱい思いを感じてしまいました。


世界を変えようとして自分を変えてしまった・・
う~~ん、なんか悲しい現実だよね。


実はトニーコレットも良かったと思っている私。
色んなファッションで出てきて
楽しかったわ。

ジョナサンのクネクネの腰に
驚き
派手なメークに驚き、
でも音楽シーンが単純にとても楽しいと思ってしまった私。
最初の方で出てくる
ジョナサンのプロモーション・ビデオ
面白いカツラつけているやつ。あれがお気に入りだわ。

また、遊び心なのか、
ユアンとジョナサンが見つめ合う場面で
ハートマークが見えるところ。
まあ・・・可愛いい演出。

色んな感想が囁かれる
作品だけれど、
私は結構好きな作品でしたわ。
でも・・同じ系統ならば
ヘドウィグ・アンド・アングリーインチの方が
感動できたかな・・。


ちなみに流れる音楽はこちら・・

 http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/B00000DLV3/ref=ase_imdb-adbox/103-9881260-5963007




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ベルベット・ゴールドマインユアン・マクレガー (2003/12/05)アミューズソフトエンタテインメントこの商品の詳細を見るストーリー 1970年代前半にロンドンで生まれた“グラムロック”ブームを背景にした青春ドラ

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壁を越えて来い

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グラム・ロック、って?

その時代に青春の真っ最中だったのに、
グラム・ロックが何だかよくわかってなかったわたし。
今頃、「ああ、そうなんだぁ」って知った次第。

最初は、ユアン出演作を観続けていた頃に、
何となく後回しにしたままだったのだけれど、
偶々、BSで放送された時に観たら、ユアンというよりも
クリスチャン・ベイルが主役っていう感じだし、
音楽もファッションも、お茶目な表現も、シリアスな場面も、
いい意味で予想外な作品でした。
そうそう、トニー・コレット良かったよねぇ。


悠雅さんへ

こちらにもありがとうございます。
私も全然知らないの。
当時・・生まれてはいたんだけど
専ら日本音楽のみ・・だったわ。
ユアンファンはきっと押さておきたい
一本なんでしょうね。
観る前にちょっと引くけれど
観始めると嵌る作品ですよね。
トニー・コレットも色んな顔をみせてくれて楽しかったです。
この作品でお話ができてうれしかったです~~~♪

再見します~(^^ゞ

ユアンって前に『ムーラン・ルージュ』を見たときにビックリしたんだけど、歌がうまいんですよね(^^ゞ
この作品は当時の音楽シーンが懐かしくて観たんだけど、随分前なのですっかり忘れてます。
みみこさんからお話をお聞きしてまた見たくなりました。

当時は勿論ボウイは知っていたけど、どちらかと言うとグラムロックはあまり聴いていなかったんですよ。
なのであまり詳しくはないけど音楽的には涙チョチョ切れ(死語?w)で懐かしかったんですよね。
久々に観たくなったのでまたレンタルして来よう~~。

それと、山本版ヘドウィグ~、浮く事は決してナイト思いますよ。
是非体験してきて下さい~~♪

ゆーこさんへ

ごめんなさ~い。
レス順間違えてさらに遅くなって
しまいました。
今さら・・ですが、この作品観たのですよ。マッチポイントのジャナサンが良かったから出世作のこの作品チェックしなくてはと思ってね。
そうなんですね・・・ゆーこさん
てっきりこの映画は思い出深いものかと思っていました。でも私よりは絶対
詳しいはず。私なんて初めて聞く曲ばかり
だったもの。
私も昔の作品は段々忘れてきてしまって・・。記憶力が低下してきておりますよ。<山本版ヘドウィグ~、浮く事は決してナイト思いますよ>
そうですか・・・。山本ファンも多そうですよね。圧倒されそう・・。
私気が弱いし・・・。
時間が合えばいいけれど・・
映画なら1人でもいいけれど、
舞台は1人じゃあ自信ないわ~~

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