しずかな日々 著 椰月 美智子
しずかな日々 椰月 美智子
小学校5年の枝田。あだ名はえだいち。
母親と2人暮らし。
自分の殻に閉じこもりがちだった
彼がはじめて心を開いたのが
友達の押野だった。押野はお調子ものだが友達思いの
いいやつだった。彼と仲良くなったえだいちは
放課後は必ず3丁目の空き地へ行った。
野球をするためだ。そこで出会う新たな友達。
やがて母親の仕事の関係で
えだいちはおじいさんと2人暮らしをすることになり・・。
少年時代のひと夏の思い出。
それは誰の心にもある愛しい想い出・・
感想 とっても素敵な作品でした。
同じ作者の「十二歳」がよかったので
続いてこの作品に手を出したのですが
私はこちらの作品の方がさらに好きです。
おじいちゃんと主人公の関係や、友達押野との関係に
憧れを感じたのかしら。
舞台が学校だけじゃあないのもよかったです。
是非多くの人に読んでいただきたいです。
児童書ですが
大人の鑑賞にも充分値する作品だと思います。
私は児童書が好きなので
大人小説の合間に
色々読むのですが、大人になるとこの手の作品は見逃してしまいがちですよね。
でも大人こそ、こういった作品は読んで欲しいです。
子どもの感性とは違ったものを感じ取ることが
できると思いますよ。
とくにこの作品は
最終ページがとてもいいです。
思わず・・・うるうるきてしまいましたね。
とくに劇的な展開が
待ち受けているわけではありません。
涙流すほどの悲しい場面が用意されているわけでも
ないのです。
題名のとおり・・・「しずかな日々」なのです。
でもそれでもたまらなくなる気持ちはなんなんでしょう。
この作品で描かれる・・都会生活では感じられない
のどかな日々。
そんな日々を送ってきた
えだいちがたまらなく愛おしいな~~~~。
自分の思い出と重なって
思わず、色んな思いが脳裏をかすめました。
おじいさんという存在にも私は弱いのかも・・。
もちろん、おばあちゃんも。
思い入れが強いな~~~。
この作品には
悪人は1人も出てきません。嫌な大人もいません。
皆温かい目で、主人公のえだいちをはじめ
子どもたちを見守っています。
自然な姿で・・・。
今・・・心を痛めるような話題が多い世の中。
痛みを背負った子どもがなんと多いことか。
でもこんな風に温かい眼差しを向ける親友や
仲間がいる世界がうらやましいです。
そして、それは絵空事ではないと信じたいです。
誰もがそういう風な子ども時代を送ることができるはずだと
信じたいな・・・。
こういった良質の作品をみつけてしまうと
とってもうれしい気分になりますわ。

椰月 さんの作品はあともう一つ読んだのですが
近々UPします~~
小学校5年の枝田。あだ名はえだいち。
母親と2人暮らし。
自分の殻に閉じこもりがちだった
彼がはじめて心を開いたのが
友達の押野だった。押野はお調子ものだが友達思いの
いいやつだった。彼と仲良くなったえだいちは
放課後は必ず3丁目の空き地へ行った。
野球をするためだ。そこで出会う新たな友達。
やがて母親の仕事の関係で
えだいちはおじいさんと2人暮らしをすることになり・・。
少年時代のひと夏の思い出。
それは誰の心にもある愛しい想い出・・
感想 とっても素敵な作品でした。
同じ作者の「十二歳」がよかったので
続いてこの作品に手を出したのですが
私はこちらの作品の方がさらに好きです。
おじいちゃんと主人公の関係や、友達押野との関係に
憧れを感じたのかしら。
舞台が学校だけじゃあないのもよかったです。
是非多くの人に読んでいただきたいです。
児童書ですが
大人の鑑賞にも充分値する作品だと思います。
私は児童書が好きなので
大人小説の合間に
色々読むのですが、大人になるとこの手の作品は見逃してしまいがちですよね。
でも大人こそ、こういった作品は読んで欲しいです。
子どもの感性とは違ったものを感じ取ることが
できると思いますよ。
とくにこの作品は
最終ページがとてもいいです。
思わず・・・うるうるきてしまいましたね。
とくに劇的な展開が
待ち受けているわけではありません。
涙流すほどの悲しい場面が用意されているわけでも
ないのです。
題名のとおり・・・「しずかな日々」なのです。
でもそれでもたまらなくなる気持ちはなんなんでしょう。
この作品で描かれる・・都会生活では感じられない
のどかな日々。
そんな日々を送ってきた
えだいちがたまらなく愛おしいな~~~~。
自分の思い出と重なって
思わず、色んな思いが脳裏をかすめました。
おじいさんという存在にも私は弱いのかも・・。
もちろん、おばあちゃんも。
思い入れが強いな~~~。
この作品には
悪人は1人も出てきません。嫌な大人もいません。
皆温かい目で、主人公のえだいちをはじめ
子どもたちを見守っています。
自然な姿で・・・。
今・・・心を痛めるような話題が多い世の中。
痛みを背負った子どもがなんと多いことか。
でもこんな風に温かい眼差しを向ける親友や
仲間がいる世界がうらやましいです。
そして、それは絵空事ではないと信じたいです。
誰もがそういう風な子ども時代を送ることができるはずだと
信じたいな・・・。
こういった良質の作品をみつけてしまうと
とってもうれしい気分になりますわ。

椰月 さんの作品はあともう一つ読んだのですが
近々UPします~~
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