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ハッピー・エンディング

ハッピー・エンディング  (2005  アメリカ)

監督 ドン・ルース

トム・アーノルド (フランク)
ジェシー・ブラッドフォード (ニッキー)
ボビー・カナヴェイル (ハビエル)
スティーブ・クーガン (チャーリー)
ローラ・ダーン (バム)
リサ・クードロー (メイミー)
マギー・ギレンホール (ジュード)

17歳の時に親の再婚で姉弟になったメイミー(リサ・クードロー)とチャーリー(スティーヴ・クーガン)。
年頃の彼らはなんと肉体関係を持ち、
メイミーは妊娠。密かに子どもを産み、その子は里子として出される。
それから20年。
ある日、メイミーはニック(ジェシー・ブラッドフォード)という青年から、親子の再会のドキュメンタリー映画を撮りたいと迫られる。
どうやら、彼女が子どもを産んだことを知っているようだ。
メイミーはそのことを恋人であるマッサージ師のハビエル(ボビー・カナヴェイル)に相談する。
一方、その子の父親でもあるチャーリー。今はゲイになっており、ギル(デイヴィッド・サトクリフ)というパートナーと暮らしている。
彼にも抱えている問題があった。
ギルの親友のレズビアンのカップルのパム(ローラ・ダン)とダイアン(サラ・クラーク)の息子が、日に日にギルにそっくりになってきたのだ。その子はギルの子どもじゃあなかろうか?精子を提供したのか?
疑問がわくチャーリー。
チャーリーの店で働くオーティス。
チャーリーに憧れている。オーティス(ジェイソン・リッター)はお金持ちの息子でもあるのだが、バンド活動をしているのだ。
ときどき、チャーリーのレストランでバンドの演奏をさせてもらっている。
彼のバンドのボーカルに誘われたジュード(マギー・ギレンホール)。
彼女はオーティスがゲイである事を知りつつ、彼を誘惑する。
さらに、自宅に行ったときに出会ったオーティスの父であるフランク(トム・アーノルド)にも惹かれ、彼も誘惑する。
彼らの行く末は・・。


感想   マギー・ギレンホールが出演している!!という
単純な動機で観ました。
結構好きなの・・彼女。
この映画は彼女が主役というわけではありませんでした。
群像劇。それぞれに見せ場があって、
出演者も少しづつ繋がっているという・・
最近よく見かけるパターンです。
もともと・・こういう構成は好きなんですけれど
今回のこの映画。
アメリカの社会を象徴しているような
人間関係ばかりなので、日本人の自分としては
あまり入り込んでいけるものではありませんでした。
具体的に言えば、 同性愛、略奪愛、養子縁組・・・等々。
愛の形態はどんなカタチでもわりと容認するタイプ
ですが、この映画のように、ちょっとコメディタッチで
描かれるのが、私はあまり好みじゃあないんですよ。
もちろん、コメディーの裏にはほろ苦い展開もあったのですけれど
やはり受け入れ難かったです。真面目に観ちゃったからかな・・

さらに、映像以外の補足として・・くどくどしい状況説明の
字幕が入るのですよ。(まあ・・これは見てもらえてばわかりますが)
それがはっきりいって、邪魔・・笑
わずらわしいです。

 マギー・ギレンホールは息子と父親、両方誘惑してしまう
奔放な女性役だったんですけれど、
嫌味に感じられないのが不思議。
彼女の持ち味なのかな。
ただ、安易に中絶するシーンがあるのが個人的には嫌。

一番の収穫はマギーが
ビリー・ジョエルの“素顔のままで”を歌うシーンを
観ることができたこと。
オネスティも歌っていたかな。
ハスキーボイスで色っぽかったです。

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