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ふれていたい    著  小手鞠るい

ふれていたい    著  小手鞠るい


可南子には秘めた思いを抱いている彼がいた。
高校時代にフィギュアスケートでペアを組んでいたナガル。
気持ちを伝えないうちに彼とは離れ離れに・・。
その後スケートを辞めた可南子は
宗治という彼氏ができる。
しかし・・なぜか、彼との距離間で悩みを感じる毎日。
そんな彼女にスケート時代の恩師が入院しているとの
連絡がくる。




感想   たまたま、図書館の新刊コーナで見つけたこの本。
小手鞠さんといえば、「エンキョリレンアイ」という本が
ありましたよね・・・(今予約中)そちらも読んでいないのに
装飾の可愛らしさに惹かれてこちらに
手を出してみました。

どういった内容かまったく知らなかったのですが
装飾のピンクのとおり・・恋愛小説でした。それも甘い・・
自分の人生に影響力があった
大切な人の死というものが描かれていますが
テーマとしては、恋に揺れ動く乙女心をメインにした物語のように
感じました。とにかく甘い・・笑
読んでいてもういいかな・・って感じになるのですが
同年代の方が読んだら、すんなり心に入っていくのでしょうか。

主人公の彼女には現在素敵な恋人がいます。
思いやりがあって優しい彼。
でも主人公は彼以外の男性の事が忘れられない・・
15の時に思いを寄せていた男の子。
その子のことが大好きだったのに
思いを告げずに別れてしまったことで、なぜか今でも心の中で
くすぶっていて、どうしようもない・・。
吹っ切ることができない・・

素敵な彼がいるのだから、彼だけを愛すればいいじゃない・・って
私は思ってしまいますので、主人公の彼女の気持ちが
理解できませんでしたよ。
そんなに昔の男が忘れられないのなら
最初から今の彼氏と付き合わなければいいのに・・・って
思いますもの。
誰だって、思いを告げないで別れた人って1人や2人いると
思いますけれど、それが現在の恋に影響するまで
大きくなっているというのはかなり重症だと思いますよね。
ある意味当時の想い出を美化しすぎているのだと思います。
別の言い方をすれば、現在の恋人に物足りなさを
感じている証拠でもあると思うな・・・。
自分に同じような経験でもあれば別ですが
そうでもないので
気持ちが入り込んだというカタチにはなりませんでした。


すっぱり決めるのが好きなので
ああだ・・こうだ・・いうのは
あまり好きではありません。
昔の恋が切なく感じるほどのエピソードがあれば、もっと心に
染み入ったかと思いますが
そういったものもなかったですしね。


また後半異国の地で偶然に出会うというのが
現実感が薄れるような気がしました。
会えるかな・・・普通。

ラスト・・過去を振り切って
現在の自分の姿をしっかりと認識するのは良かったと思うけれど、
結局、贅沢な悩みを聞かされているのかもしれないと
思ってしまいました。



現在恋をしている方にはお薦めですけれど、
私は、なにか物足りなさを感じてしまいました。

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初めまして。10代のオンナです。
私は 小手鞠るいサンの小説が好きです。
主人公に感情移入してしまい何度も涙腺が。。

まぁ人それぞれ 本に対しての感じ方って
ありますもんね。

彼方さんへ

はじめまして
コメントありがとうございます。
私の感想で気分を害されたらごめなさいね。
読む人の年代でも感想って
変わってきますものね。
普段はこの手の話をあまり読まないのが
いけないのかもしれませんね。
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