ディパーテッド  

ディパーテッド  (2006  アメリカ)

THE DEPARTED


監督: マーティン・スコセッシ
製作: マーティン・スコセッシ
ブラッド・ピット
ブラッド・グレイ
グレアム・キング
製作総指揮: G・マック・ブラウン
ダグ・デイヴィソン
クリスティン・ホーン
ロイ・リー
ジャンニ・ヌナリ
脚本: ウィリアム・モナハン
オリジナル脚本: アラン・マック
フェリックス・チョン
撮影: ミヒャエル・バルハウス
プロダクションデザイン: クリスティ・ズィー
衣装デザイン: サンディ・パウエル
編集: セルマ・スクーンメイカー
音楽: ハワード・ショア
 
出演: レオナルド・ディカプリオ ( ビリー・コスティガン )
マット・デイモン ( コリン・サリバン )
ジャック・ニコルソン (フランク・コステロ)
マーク・ウォールバーグ (ディグナム )
マーティン・シーン ( クイーナン)
レイ・ウィンストン ( ミスター・フレンチ )
ヴェラ・ファーミガ ( マドリン )
アレック・ボールドウィン ( エラービー)
アンソニー・アンダーソン ( ブラウン )
ケヴィン・コリガン
ジェームズ・バッジ・デール
デヴィッド・パトリック・オハラ
マーク・ロルストン
ロバート・ウォールバーグ
クリステン・ダルトン
J・C・マッケンジー

インファナル・アフェアの
リメイク版。
マサチューセッツ州ボストン。
ビリー・コスティガンは犯罪がらみの家族から決別するために
警察官を志願。やがて上司にマフィアへの潜入捜査官を命じられる。
一方、マフィアのボス、コステロによって育てられ、
スパイとして警察に送り込まれたコリン・サリバン。
2人は、互いの存在を知らぬまま、
やがてコステロを標的とした捜査活動で
係わり合いをもつことに・・。
捜査の中で、警察、マフィア双方ともに
ネズミ=内通者がいることが判明。
2人は窮地に追い込まれていく…。



感想  あまり期待しないでの鑑賞・・・笑
元映画、インファナル・アフェアは観ているので
どうしても比べてしまいますね。
あ・・・ ディカプリオがトニー・レオン役なのね・・とか
マット・デイモンが、アンディ・ラウ・・・ね・・という
知識が頭に中でちらちら・・

元映画はだいぶ前に観たので細かい部分を忘れているところが
あったのですが、ほとんど内容は同じ・・・でしたよね。
屋上での対話シーンや
衝撃的な落下シーンなどなど。

初めてインファナル~観た時は
あのラストの理不尽さに・・・トニーが
不憫で不憫でと思ったのですが、
今回のディカプリオには
う~~~ん、同じような感情はもうこみ上げてきませんでした。
それはやっぱり、
先の見える(すでに知っている)展開だったからでしょうか・・

もちろん、それを承知で観にいったのは
新しい発見があると思ったから・・。
その発見は・・
ニコルソンが凄すぎる・・・ということ!!・・・笑


ちょっと強烈ですよね。
2人の苦悩も何も飛んでいってしまったように
感じます。
この映画の見所はもしかしたらニコルソンの存在感の強さに
あるのではないでしょうか。
老境にさしかかっているというのに
あのパワー。貪欲で下品で自分の邪魔をするものには非情な
態度を示す残忍さ・・。
彼ならではの個性的なマフィアのボスを演じていたと
思います。個人的には私は・・・スマートなマフィアが好きなのですが・・・笑
なにか・・狂犬病にかかった犬のようですよね・・。
ただ、時折観ていて見苦しいというか
暑苦しいというか・・・笑・そういうものを
を感じたのも事実。
お食事するときのあのベタベタした感じ・・止めて欲しいな・・・。
まあまあ・・おじいちゃん・こんなにこぼしちゃって・・
って感じじゃないですか?
映画館においての・・あパフォーマンス・・。
あれは、エロさ丸出しで思わず、笑いだしてしまいそうでしたよ。


さて、本来の主役の2人にいきます。
香港版より、主役2人の年齢はぐっと若くなりましたよね。
それゆえ、マフィアに潜入したディカプリオ
は血気盛んという感じがみなぎっていました。
トニーの大人の苦悩とはまた違うのですよね。
潜入の期間もたしか、香港版のほうが長かったように
感じたので、苦悩の度合いは単純には比較にならないけれど・・
これは好みの問題だけれど、やっぱり
トニーに勝るものはないとどうしても思ってしまいます。
設定年齢若い分、エネルギッシュな感じはしましたけどね。

対する・・マット・デイモン ・
貧しい生活だったゆえ、警察内における名誉、成功に関して
人一倍、貪欲になってしまう役柄ですよね。
でも、恩があるマフィアのボスに従うべき運命を
逃れられない自分がいる・・
彼にも彼なりの苦悩があるようですが、どうも薄っぺらく
感じてしまったのはどうしてなのでしょう・・・・。
彼のリプリーのような役柄のイメージで考えれば
いいのでしょうが、あまり感情移入できなかったです。
正義顔なのですよね。


初めてこの物語を観る方はもしかしたら楽しめるかも・・。
でも一度前の作品を観て
そちらの方に強い思いを持っている人にとっては
きついんじゃあないのかな・・・
って思いました。

あと・・私はあの音楽の入れ方が
あまり好きじゃあないのですよ。
なんだか、ここはいらないじゃないの・・と
思ったところが多かったから。

そして2人に絡む女性の存在。
う~~~ん、この2人ともに関係をもつという必要性の
意味がわかりません。
ディカプリオとの絡み観ているかぎり、
うれしくて・・たまらないという感じにしか
見えなくて・・。え・・・もうちょっと
自分の気持ちを整理してみなよ・・・・と言いたくも
なります。
あまりにも、行き当たりバッタリな行動。後先、考えないのでしょうか
単なる、患者に手を出す女にしか見えませんでした。
恋愛感情って・・・あった?・・笑
子どもの件もあるので
面白い展開にしようとしたのはわかるけれど、
どうにも不自然さを感じてしまいます。


ラスト・・・
最後の最後はちょっと違っていましたよね。
まさか・・・ああいう展開になるなんて。
まさに、題名のとおりです。

私もね・・・気になっていたのですよ。
マーク・ウォールバーグ ・・自宅謹慎、休暇でしたっけ?になってそのままでしたからね。
でも彼の演技・・面白かったですね・・。
あの7・3わけで、最初は誰だかわからなかったですよ。
皮肉屋で、いつも怒った顔ばかりしていて、
マーティン・シーン 演じるクイーナンと
すごくいいコンビだと思いましたよ。
ボケとツッコミ・・みたいで・・・笑


全体的にスピーディさはあったけれど、大味っという感はぬぐえず。
潜入捜査に入るまでの過程や
主役2人の育ってきた環境など、きちんとバックボーンは
固めているので、わかりやすい展開になっていたと
思います。それでもズッポリのめりこむほどの
感情移入はできなかったです。

ネズミ・ネズミ・ネズミの連呼でしたね。最後のネズミ君の
登場はご愛嬌でしょうか。




001.jpg

↑どっちがどっちか・・
な。
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ディパーテッド

『THE DEPARTED』2006年 アメリカ観て来ました、『ディパーテッド』。ところどころで、(あ、スコセッシしてる♪)というシーンがありました。ただ、監督はこんなことも発言していて、複雑・・。リメイク製作というのは、オリジナルに惚れこんだ人が作りたくて作りたくて・

『ディパーテッド』 東京国際シネシティフェスティバルにて

東京国際シネシティフェスティバルのクロージング作品として観て参りましたが・・ んん~ 先日の007もかなり辛口になってしまいましたがーー期待しすぎちゃったせいでしょうか~(泣) ★以前の記事→コチラ これもまた 本家『インファナル・アフェア』ファンのワタクシに

これだから映画は止められない~『ディパーテッド』

 2007年、映画初鑑賞。やっぱこれでしょ!観てきました~♪ご存知香港映画が誇る大傑作『インファナル・アフェア』のリメイク。あのブラッド・ピットがハリウッドリメイク権を買った、と聞いた日から幾星霜、待っ

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みみこさま、こんにちは。TB失礼します。
感想を拝読して、あまりお好きじゃなかったのかな?と感じました。
やっぱり、オリジナルと比べてしまいますよね・・。
音楽は、私は好きでしたね。
あの映画館のシーンは、ニコルソンのアイデアだそうですよ←やっぱり・・(笑)
レオとニコルソンの演技合戦でしたが、おいしいところはマーク・ウォールバーグが持っていきましたね~。
ではでは、またお邪魔しに来ますね。

真紅さんへ


午前中出かけていて、お邪魔するのが遅くなってしまいました。
ごめんね~~。先にTBできなくって・・。
うん・・好きか・・って言われると
微妙かも・・。でも、久々のレオ様の演技は
良かったし、なんだかんだいっても・・・ニコルソンはアッパレ・
って感じで、見所ある映画でしたよね。
音楽はね・・いい!!っていっている人のほうが
多いみたいですよ・・。私はうるさくない方が
いいかな・・・・って。わがままで・・。
マーティン・スコセッシ &レオ様はギャング・オブ・ニューヨーク
も観にいったので、基本的にはキライじゃあないと思っております。

トラコメ有難うございました~♪
みみこさんと ほぼ同意見のようですので嬉しいです(笑)
まあ、おっしゃるように初めてみる観客の方にはそれなりに楽しめるのかもしれませんが・・ 
ひっきりなしに音楽を流すっていうのもどうもダメでした。
アカデミー会員には気にいられているようですので、我々は少数派なのかしら?(^^;)

マダムSさんへ

こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。
この作品は賛否両論って感じですよね。
本家を知っていると比べてしまいますよね。
音楽も・・これも好みでしょうね。私もちょっとダメ系
でした。
アカデミー会員には気に入られているのですね。
どうでしょうね・・・賞は・・。
気になりますよね。
またお邪魔させてくださいね・・。

みみこさま、こんばんは。
連日お邪魔させていただいております。
午前中の僅かな一人時間を思い切り使って走って観に行ってきました(バカ~)
いやぁ、いろんな意味でハリウッド映画でしたねぇ。
スコセッシ監督、やりたくなかったというのがひっかかってしまいますが、しっかりとハリウッド映画になってましたよね。
オリジナルを知らなければもっと楽しめたと思うのですけど、
やはり同じシーンなどで、ついトニーのあの目とか、アンディの背中とか思い出して、(・・・・・)と。
>どうも薄っぺらく感じてしまったのはどうしてなのでしょう・・・・。
まったく同感です!!マット、どうしてあんなに内面が描かれないままなのかと不思議なくらいでした。
ディカプリオはがんばってましたよね。やっぱり上手いし。
ただ、ニコルソンが・・・ニコルソンすぎて・・・

音楽、時折入るIrishなところは好きでした。
意外にもマーク・ウォルバーグがいい味出してましたね♪
これは嬉しかったです。
でも、あのネズミには失笑してしまったのでやめてほしかった・・
二時間半はあっという間でした♪

武田さんへ


こんにちは。コメント&TBありがとうございます。
ご覧になられましたね・・。
そうですよね・・ハリウッド映画らしい作品ですよね。
監督・・やりたくなかったのですか・・まあ★
オリジナルを知っていると、どうしても作品の場面が
甦ってきてしまいますよね。ディカプリオはよしとしても
マットが物足りないですよね。
あまり苦しんでいないように・・思えるもの。
もっと苦しんでよ・・・(私はなんていう女だ・・・笑)
音楽はいい場面はありましたよね。Irishなところ・・
うんうん!!全面的にペケとは思わなかったのですけどね。
今はもう記憶が遠ざかってしまって・
もう一度確認したいわ・・
マーク・・は良かったですよね。最初誰だかわからなかったけど。
あのネズミ・・
武田さんも気づかれました?ちょっとね・・
ニコルソンのネズミ顔も強烈だったけどね。
色んな意味で語りがいがあって楽しかった作品ではありますよね。

みみこさん、こんばんは。
いまさっき観てきたところです。
いやあ、インファナル未見だったんですよ。
でもこれは是非オリジナルを観ないと!と思いました。
やっぱりマット・デイモンの存在が薄っぺらいんですよね。
まったく感情移入できなかった!
その分脇役がほんとによかったですね。
ニコルソンの存在感はさすが!
そしてマーク・ウォールバーグが底抜けによかった。
絶対この人は最後出てきてああするだろうな…と思ってたらビンゴ(笑)。でもオリジナルは違うようですね。
今から楽しみです。

リュカさんへ

こんにちは。
お~鑑賞ほやほや状態ですね。
ハリウッドらしい作品でしたよね。
派手な作りで。
その分物足りなさもでてきて
しまったり・・。
マットの存在・・うんうん!!薄かったですよね・・笑
もっともっと複雑な立場であろうかと思うのですが
それがこちらに少しも伝わってこなかったように
思います。
だけど・・脇役は凄かったですよね。
ツッコミ入れやすかったわ。
マーク・・良かったですよね。
猿の惑星のマークだけではなかったですよね・・笑
リュカさんはマークの行動読んでいたのですね
さすが・・・。
私は、どこ行ったのか・・と心配していたのですが、
ああくるとは・・・・。やられました。
オリジナルも是非・・。
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  • レイフ・ファインズ好き
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