運命じゃない人
運命じゃない人 (2004 日本)
監督: 内田けんじ
脚本: 内田けんじ
撮影: 井上恵一郎
音楽: 石橋光晴
出演: 中村靖日 ( 宮田武 )
霧島れいか ( 桑田真紀 )
山中聡 ( 神田勇介 )
山下規介 ( 浅井志信 )
板谷由夏 ( 倉田あゆみ )
冴えないサラリーマン宮田武。
マンションを購入した矢先に恋人あゆみに去られてしまう。
ある晩彼は、親友で私立探偵の神田に呼び出され、
あゆみちゃんが結婚すると伝えられる。
ショックの宮田を励ますために、神田は
女の子をナンパして、新しい出会いのチャンスを与えてあげようとする。ナンパされた女性は桑田真紀。彼女は婚約者と別れたばかり。
宮田の新しい恋は始まるのか・・。
感想 深夜放送枠でやっておりましたので録画鑑賞しました。
これ・・・観たかったのですよね。
お友達のサイトさんでも評判良かったですし・・・。
映画の解説を読むと・・
< 2005年のカンヌ国際映画祭で批評家週間に正式出品され評判を呼んだ異色のサスペンス・ラブ・コメディ。PFFアワード2002で入選を果たした内田けんじ監督の長編デビュー作>
とあります。
さすがに、世間での評判も高かったのですね。
このPFFアワード・・聞いたことあるな~~と思っていたら
以前観た 「ある朝スウプは」も同じ出所の映画でした。
ある朝スウプは・・・の感想はこちら・・http://mimidorihitorigoto.blog3.fc2.com/index.php?q=%A4%A2%A4%EB%C4%AB%A5%B9%A5%A6%A5%D7
ちなみにPFF・・・・「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」とは、
“映画の新しい才能の発見と育成”をテーマに、
1977年にスタートした映画祭だということです。
詳細はこちら・・http://www.pia.co.jp/pff/award/index.html
今を時めく監督さんの名前が沢山ありますね。
新しい才能をどんどん発掘して欲しいものです。
さて・・この作品。
面白かったですよ。
最初はさえない主人公の恋物語が始まるのね・・と
大して期待もしていなかったのですが
途中から凝った構成になっていることに気づいて、
思わずのめり込んでみてしまいました。
一日の出来事を、複数の視点で描いているのですよね。
そういえば・・・洋画でこんな形式のものを観たような・・
それとも小説だったけ?とちょっと具体的な作品が今は思い出せない状態なのですがけっして初めての経験ではなかったと思います。
でも、日本映画では珍しいのではないかな。
こういった構成は脚本の出来に全てかかっていると
思いますが、
本当、よく出来ています。
終りも実に見事で、
そうきたか!!!!!と
思わず、頷いてしまいました。
コレで終りかと見せかけておいての・・ラストでしたから
気持ちが良かったです。
主人公の宮田武がとにかくさえない男でね・・・笑
私・・初めての俳優さんでした。
肩がなで肩で、なんと頼りない・・。
吹けば飛んでしまいそうです。体の厚みがなさそうなので
抱きついても、壊れてしまいそうかも・・。
実に漫画チェックな風貌ですよね。
その上、真面目そう・・。
絵に描いたようにいい人ですよね。
だけど、付き合うとなるとね・・・と思わなくもないのですが・・笑
皆さんはいかがですか・・・
あまりにも真面目でなんだか面白みがないのですよね。
なんだか、いらいらしちゃうの。
騙されているのもわからんかいな・・・ってね・・。
存在自体は面白いのですが、付き合うとなると・・・・・(こればかり・・ひどいですね・・・自分)
いや・・・・でもこういう人ほど、いい旦那さんになるのですから
つらい思いをしているのを見るとやっぱり、可哀想に思えてきます。
そんな彼に助言してくれる男友達が探偵の神田。
神田さん・・面倒見がいいじゃないですか。
友達想いで、いや~~なかなかいい味出していましたね。
こういう人のほうが一緒に居て楽しいんじゃないかな。
もっと、個性的なキャラが
組長の浅井さん。
この人も面白い~~~♪
どこか余裕ありげなマイペース派の組長。
けっして強面じゃないです。顔はソフト。
で。。この役を山下規介さんがやっておりました。
ジェームス三木の息子さんですよ。
知りませんよね・・・笑
彼らを惑わす女性が
「欲望」の
板谷由夏 さん。
欲望の時の、知的な感じとはまた違った雰囲気をかもし出していて
こちらも魅力的でしたよ。
30過ぎの男は待っていたら
ダメなんですよね。
「30過ぎたら、運命の出会いとか、友達から始まった恋とかないんだよ?学生時代みたいにクラス替えとか、運動会とか、ないんだからさ」
探偵神田さんも宮田さんに言っておりました。
この言葉・・リアルだったわ・・・
とにかくチャンスは自分からつかまなくては
そういう意味では
この「運命じゃない人」という題名は
深い意味があっていいですよね。
機会があれば是非見てくださいな。
適度に笑えます・・・。

監督: 内田けんじ
脚本: 内田けんじ
撮影: 井上恵一郎
音楽: 石橋光晴
出演: 中村靖日 ( 宮田武 )
霧島れいか ( 桑田真紀 )
山中聡 ( 神田勇介 )
山下規介 ( 浅井志信 )
板谷由夏 ( 倉田あゆみ )
冴えないサラリーマン宮田武。
マンションを購入した矢先に恋人あゆみに去られてしまう。
ある晩彼は、親友で私立探偵の神田に呼び出され、
あゆみちゃんが結婚すると伝えられる。
ショックの宮田を励ますために、神田は
女の子をナンパして、新しい出会いのチャンスを与えてあげようとする。ナンパされた女性は桑田真紀。彼女は婚約者と別れたばかり。
宮田の新しい恋は始まるのか・・。
感想 深夜放送枠でやっておりましたので録画鑑賞しました。
これ・・・観たかったのですよね。
お友達のサイトさんでも評判良かったですし・・・。
映画の解説を読むと・・
< 2005年のカンヌ国際映画祭で批評家週間に正式出品され評判を呼んだ異色のサスペンス・ラブ・コメディ。PFFアワード2002で入選を果たした内田けんじ監督の長編デビュー作>
とあります。
さすがに、世間での評判も高かったのですね。
このPFFアワード・・聞いたことあるな~~と思っていたら
以前観た 「ある朝スウプは」も同じ出所の映画でした。
ある朝スウプは・・・の感想はこちら・・http://mimidorihitorigoto.blog3.fc2.com/index.php?q=%A4%A2%A4%EB%C4%AB%A5%B9%A5%A6%A5%D7
ちなみにPFF・・・・「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」とは、
“映画の新しい才能の発見と育成”をテーマに、
1977年にスタートした映画祭だということです。
詳細はこちら・・http://www.pia.co.jp/pff/award/index.html
今を時めく監督さんの名前が沢山ありますね。
新しい才能をどんどん発掘して欲しいものです。
さて・・この作品。
面白かったですよ。
最初はさえない主人公の恋物語が始まるのね・・と
大して期待もしていなかったのですが
途中から凝った構成になっていることに気づいて、
思わずのめり込んでみてしまいました。
一日の出来事を、複数の視点で描いているのですよね。
そういえば・・・洋画でこんな形式のものを観たような・・
それとも小説だったけ?とちょっと具体的な作品が今は思い出せない状態なのですがけっして初めての経験ではなかったと思います。
でも、日本映画では珍しいのではないかな。
こういった構成は脚本の出来に全てかかっていると
思いますが、
本当、よく出来ています。
終りも実に見事で、
そうきたか!!!!!と
思わず、頷いてしまいました。
コレで終りかと見せかけておいての・・ラストでしたから
気持ちが良かったです。
主人公の宮田武がとにかくさえない男でね・・・笑
私・・初めての俳優さんでした。
肩がなで肩で、なんと頼りない・・。
吹けば飛んでしまいそうです。体の厚みがなさそうなので
抱きついても、壊れてしまいそうかも・・。
実に漫画チェックな風貌ですよね。
その上、真面目そう・・。
絵に描いたようにいい人ですよね。
だけど、付き合うとなるとね・・・と思わなくもないのですが・・笑
皆さんはいかがですか・・・
あまりにも真面目でなんだか面白みがないのですよね。
なんだか、いらいらしちゃうの。
騙されているのもわからんかいな・・・ってね・・。
存在自体は面白いのですが、付き合うとなると・・・・・(こればかり・・ひどいですね・・・自分)
いや・・・・でもこういう人ほど、いい旦那さんになるのですから
つらい思いをしているのを見るとやっぱり、可哀想に思えてきます。
そんな彼に助言してくれる男友達が探偵の神田。
神田さん・・面倒見がいいじゃないですか。
友達想いで、いや~~なかなかいい味出していましたね。
こういう人のほうが一緒に居て楽しいんじゃないかな。
もっと、個性的なキャラが
組長の浅井さん。
この人も面白い~~~♪
どこか余裕ありげなマイペース派の組長。
けっして強面じゃないです。顔はソフト。
で。。この役を山下規介さんがやっておりました。
ジェームス三木の息子さんですよ。
知りませんよね・・・笑
彼らを惑わす女性が
「欲望」の
板谷由夏 さん。
欲望の時の、知的な感じとはまた違った雰囲気をかもし出していて
こちらも魅力的でしたよ。
30過ぎの男は待っていたら
ダメなんですよね。
「30過ぎたら、運命の出会いとか、友達から始まった恋とかないんだよ?学生時代みたいにクラス替えとか、運動会とか、ないんだからさ」
探偵神田さんも宮田さんに言っておりました。
この言葉・・リアルだったわ・・・
とにかくチャンスは自分からつかまなくては
そういう意味では
この「運命じゃない人」という題名は
深い意味があっていいですよね。
機会があれば是非見てくださいな。
適度に笑えます・・・。

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