紀子の食卓
紀子の食卓 (2005 日本)
監督: 園子温
プロデューサー: 鈴木剛
エグゼクティブプロデューサー: 諸橋裕
原作: 園子温
脚本: 園子温
撮影: 谷川創平
美術: 藤田徹
編集: 伊藤潤一
音楽: 長谷川智樹
テーマ作曲: 園子温 『Lemon Song』
挿入歌: マイク真木 『バラが咲いた』
特殊造形: 西村喜廣
録音: 池田知久
助監督: 天野修敬
出演: 吹石一恵 ( 島原紀子 )
つぐみ (クミコ )
吉高由里子 (島原ユカ)
並樹史朗
宮田早苗
三津谷葉子
安藤玉恵
渡辺奈緒子
李鐘浩
古屋兎丸
手塚とおる
光石研 ( 島原徹三 )
17歳高校生の紀子。
学校でも家でも、本当の自分がさらけだしていない気がする。
偶然めぐり合ったネットの「廃墟ドットコム」というサイト。
そこが自分の居場所だと思えるようになる。
ついに東京へ家出をした紀子。
彼女はそのサイトで「上野駅54」というハンドルネームを使っていたクミコ(つぐみ)と会う。
クミコは「レンタル家族」を主宰しており、
紀子もそのメンバーに。
やがて妹ユカも家出。
同じくレンタル家族のメンバーとして登録。
父親はそのサイトの存在を知り
早速行方を追う。
感想 「自殺サークル」の園子温監督作品。
公開時からとっても観たかった一本でした。
上映時間は159分。2時間40分もあります。
長い作品ですが・・まったく厭きなかったです。
面白かったです。
自殺サークル・・・の存在は知っていたのですが
あまりにも気持ち悪いときいているので、スルーしてきましたし、
これからも観る予定はないのですが
この作品は観てよかったと思えます。
続編という位置づけですけれど、全然問題ないです。
自殺サークルで嫌悪感持った人でも大丈夫かと
思います。
自殺サークルを連想させる電車飛び込みシーンのグロ場面が
数回出てきますが、そこを我慢すれば(でもかなりきつい・・・)
それ以上に血なまぐさいところは
なかったように思います。
あ・・バラが咲いた・・・・のシーンも、かなりいっていますかね・・でもでも
それはほんの一部なので
頑張ってみましょう・・・(頑張る映画かいな・・)
若者がネットの世界に自分の居場所を
求める・・
それは現実世界に本人の居場所がないから・・・。
偽装的な家族が多いからかもしれません。
父親・母親・・そして子・・
すべてがただ自分の役割を演じているだけかも。
心が通じ合っていなければ、本音でぶつかりあわなければ
家族の意味がないのかもしれませんね。
だからレンタル家族というものさえ、
存在してくる・・。
ネットを媒介にした自殺がとうして起こるのか・・
それを現代の家族のあり方をみつめなおすことによって
もう一度考え直してみよう・・という部分も
作品にはあったかもしれませんね。
レンタル家族といういまにも起こりそうな(実際あるのかな・・)
システムも、恐ろしさを感じます。
それで依頼人が幸せを簡単に感じられるのだから
悲しいですよね。むしろ、割り切った(仕事として・・・)家族関係の方が現実より幸せなのですから・・・。
ところどころに
血なまぐさい(そこまで・・・やるのね)
部分もあるので好みが分かれる作品かと思います。
でも私は
興味深く観ることができたかな。
ネットの住人さんは
決壊ダムさん
深夜さん、
上野駅54号・・
などなど・・
とっても個性的。
こんな名前をつけなくてはならなくなる・・現実世界って
一体・・。。
ネットに依存する少女たち・・
彼女が家庭を捨てたのは何故。
父親は家庭を顧みない人ではなかったのに。
でもそれは表面的なことなのよね。
幸せそうな家族
一家団欒。
各々が役割を演じていただけなのね・・恐い。
チャプターごとに分かれていて
それぞれのパートで、主人公達の
ナレーションが入ります。そのときの感情が語られます。
そのため
作品に入りやすいです。
共感できる心情もあり、そうでないところもあり・・です。
「あなたはあなたの関係者ですか
関係していますか。
父親の目線でどうも考えてしまいます。
一生懸命やっていたように思えても
それでは足りないのですね。
親は自分の思いだけを子どもにぶつけてはいけない。
それは親だという役割にとらわれすぎているから・・。
子どもの本心を理解してこそ
親という役割も達成できる・・
でも、難しいね・・
家族のあり方って難しいです。
子どもを理解するのは
むずかしいです・・。
吹石一恵さん ・光石研さんともに好演。
つぐみは相変わらず女王様が似合う・・笑
でも好きな女優さん。
妹・ユカ役の吉高由里子さんは広末涼子みたいな話し方で
魅力的でした。
今後楽しみですね。

監督: 園子温
プロデューサー: 鈴木剛
エグゼクティブプロデューサー: 諸橋裕
原作: 園子温
脚本: 園子温
撮影: 谷川創平
美術: 藤田徹
編集: 伊藤潤一
音楽: 長谷川智樹
テーマ作曲: 園子温 『Lemon Song』
挿入歌: マイク真木 『バラが咲いた』
特殊造形: 西村喜廣
録音: 池田知久
助監督: 天野修敬
出演: 吹石一恵 ( 島原紀子 )
つぐみ (クミコ )
吉高由里子 (島原ユカ)
並樹史朗
宮田早苗
三津谷葉子
安藤玉恵
渡辺奈緒子
李鐘浩
古屋兎丸
手塚とおる
光石研 ( 島原徹三 )
17歳高校生の紀子。
学校でも家でも、本当の自分がさらけだしていない気がする。
偶然めぐり合ったネットの「廃墟ドットコム」というサイト。
そこが自分の居場所だと思えるようになる。
ついに東京へ家出をした紀子。
彼女はそのサイトで「上野駅54」というハンドルネームを使っていたクミコ(つぐみ)と会う。
クミコは「レンタル家族」を主宰しており、
紀子もそのメンバーに。
やがて妹ユカも家出。
同じくレンタル家族のメンバーとして登録。
父親はそのサイトの存在を知り
早速行方を追う。
感想 「自殺サークル」の園子温監督作品。
公開時からとっても観たかった一本でした。
上映時間は159分。2時間40分もあります。
長い作品ですが・・まったく厭きなかったです。
面白かったです。
自殺サークル・・・の存在は知っていたのですが
あまりにも気持ち悪いときいているので、スルーしてきましたし、
これからも観る予定はないのですが
この作品は観てよかったと思えます。
続編という位置づけですけれど、全然問題ないです。
自殺サークルで嫌悪感持った人でも大丈夫かと
思います。
自殺サークルを連想させる電車飛び込みシーンのグロ場面が
数回出てきますが、そこを我慢すれば(でもかなりきつい・・・)
それ以上に血なまぐさいところは
なかったように思います。
あ・・バラが咲いた・・・・のシーンも、かなりいっていますかね・・でもでも
それはほんの一部なので
頑張ってみましょう・・・(頑張る映画かいな・・)
若者がネットの世界に自分の居場所を
求める・・
それは現実世界に本人の居場所がないから・・・。
偽装的な家族が多いからかもしれません。
父親・母親・・そして子・・
すべてがただ自分の役割を演じているだけかも。
心が通じ合っていなければ、本音でぶつかりあわなければ
家族の意味がないのかもしれませんね。
だからレンタル家族というものさえ、
存在してくる・・。
ネットを媒介にした自殺がとうして起こるのか・・
それを現代の家族のあり方をみつめなおすことによって
もう一度考え直してみよう・・という部分も
作品にはあったかもしれませんね。
レンタル家族といういまにも起こりそうな(実際あるのかな・・)
システムも、恐ろしさを感じます。
それで依頼人が幸せを簡単に感じられるのだから
悲しいですよね。むしろ、割り切った(仕事として・・・)家族関係の方が現実より幸せなのですから・・・。
ところどころに
血なまぐさい(そこまで・・・やるのね)
部分もあるので好みが分かれる作品かと思います。
でも私は
興味深く観ることができたかな。
ネットの住人さんは
決壊ダムさん
深夜さん、
上野駅54号・・
などなど・・
とっても個性的。
こんな名前をつけなくてはならなくなる・・現実世界って
一体・・。。
ネットに依存する少女たち・・
彼女が家庭を捨てたのは何故。
父親は家庭を顧みない人ではなかったのに。
でもそれは表面的なことなのよね。
幸せそうな家族
一家団欒。
各々が役割を演じていただけなのね・・恐い。
チャプターごとに分かれていて
それぞれのパートで、主人公達の
ナレーションが入ります。そのときの感情が語られます。
そのため
作品に入りやすいです。
共感できる心情もあり、そうでないところもあり・・です。
「あなたはあなたの関係者ですか
関係していますか。
父親の目線でどうも考えてしまいます。
一生懸命やっていたように思えても
それでは足りないのですね。
親は自分の思いだけを子どもにぶつけてはいけない。
それは親だという役割にとらわれすぎているから・・。
子どもの本心を理解してこそ
親という役割も達成できる・・
でも、難しいね・・
家族のあり方って難しいです。
子どもを理解するのは
むずかしいです・・。
吹石一恵さん ・光石研さんともに好演。
つぐみは相変わらず女王様が似合う・・笑
でも好きな女優さん。
妹・ユカ役の吉高由里子さんは広末涼子みたいな話し方で
魅力的でした。
今後楽しみですね。

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