愛の神、エロス
愛の神、エロス (2004 アメリカ/イタリア/フランス/中国)
EROS
監督: ウォン・カーウァイ 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
スティーヴン・ソダーバーグ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
ミケランジェロ・アントニオーニ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
製作: ウォン・カーウァイ 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
グレゴリー・ジェイコブズ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
ラファエル・ベルドゥゴ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
ステファーヌ・チャルガディエフ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
ドメニコ・プロカッチ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
ジャック・バール 「エロスの誘惑~危険な道筋」
原案: ミケランジェロ・アントニオーニ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
脚本: ウォン・カーウァイ 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
スティーヴン・ソダーバーグ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
トニーノ・グエッラ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
撮影監督: クリストファー・ドイル 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
スティーヴン・ソダーバーグ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
マルコ・ポンテコルヴォ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
プロダクションデザイン: フィリップ・メッシーナ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
美術監督: ウィリアム・チャン 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
衣装: ウィリアム・チャン 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
ミレーナ・カノネロ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
編集: ウィリアム・チャン 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
クラウディオ・ディ・マウロ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
音楽: ペール・ラーベン 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
出演: コン・リー ホア「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
チャン・チェン シャオ・チャン「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
アラン・アーキン パール医師「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
ロバート・ダウニー・Jr ニック・ペンローズ「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
エル・キーツ 夢の女「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
クリストファー・ブッフホルツ クリストファー「エロスの誘惑~危険な道筋」
レジーナ・ネムニ クロエ「エロスの誘惑~危険な道筋」
ルイザ・ラニエリ リンダ「エロスの誘惑~危険な道筋」
ウォン・カーウァイ監督作「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
1963年の香港。
有名な高級娼婦ホアのもとへやってきた新米の仕立屋チャン。
チャンはホアに一人前に仕立て屋になるべく心得を
教えられる。
スティーヴン・ソダーバーク監督作
「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
1955年のニューヨーク。
広告クリエイターのペンローズは一人の美女が登場する奇妙な夢に悩まされ、精神分析医パールのもとを訪ねる。
ミケランジェロ・アントニオーニ監督作「エロスの誘惑~危険な道筋」イタリア、トスカーナ地方。
妻クロエとの関係に行き詰まりを感じていたクリストファー。
ある夏の日、彼は浜辺の塔に暮らす謎を秘めた若い女性と出会う…。
感想 エロスをテーマに競作したオムニバス映画
お友達からウォン・カーウァイ作品がとてもいいよ・・・と
勧められての鑑賞。
そのとおりでございました!!
ずば抜けてよかったです。
あとの2作が、どうにも面白くないので
必然的に最初の作品が際立ってしまうのです。
もちろん、単体で見ても
素敵な作品だと思うには違いないのですが。
あまりにも3作のバランスが悪い・・
ビデオでは最初にウォン・カーウァイ作品が
きていて、これは劇場公開でも同じでしょうが
これじゃあ・・・・。・・・カーウァイ作品が可哀想。
だって余韻タップリだったじゃないですか・・
仕立て屋は・・。
その余韻を引きづることなく・・
2幕の・・・よくわからない紙飛行機&妙な精神科医のお話
そして・・裸・・裸・・裸・・・連発の
映画と見続けられればならないのですから
そりゃ・・・つらいです。
私だけかもしれませんが
2幕目も、3幕目も、感情移入できず・・。
3幕目のイタリア舞台の話はかろうじて
言いたいことはわかりますけれど(でも説明できない・・・笑)
それでも海辺で踊りまくるという行為にはついていけず・・
思わず笑った・・・。
2幕目は、そもそもどうしてこれがエロスになるのかが
不明。スティーヴン・ソダーバーグ の
初期の「セックスと嘘とビデオテープ」は好きで
ビデオを持っているくらいなんだけれど、
この作品はどうよ・・・。
ロバート・ダウニー・Jrの一人芝居的な感じは良かったと思うけれど、お話自体に入っていけず。
女性が出てきて・・それが悩みだといわれても
なにも・・面白くないよ。
3幕目はイタリア~~って感じの作品ではあるけれど
最初から、裸が透けて見える洋服に違和感があり・・笑
で・・・一番よかった仕立て屋ね・・。
仕立て屋の恋・・・という
題名から、ルコントの作品を連想してしまうのは
しょうがないかな・・・。
かなわぬ思いという内容展開も似ているしね。
でも、こちらの仕立て屋さんのほうが、感情移入しやすいかな・・。
ドレスに手を入れて満たされぬ思いを何とか
しようとしているところなんて
普通なら引いてしまいそうな感じなんだけれど
そんなこと全然思わないの。むしろ、彼の、気持ちが
伝えられないもどかしさがストレートに伝わってきて、
思わず、同情さえ覚えちゃったわ・。
これって、好きな女の子の笛をこっそり舐めるとか・・・そういう発想と同じなのかな・・・笑。
見方によれば変態チックでもあるけれど、
嫌悪感を感じるまでには至らない・・。
愛情の裏返しと思える・・・。
その微妙な境界部分がたまらなくいいのよ・・・。
彼女はパトロンにも捨てられ
最後は落ちぶれていくのだけれど、
チャンは最後まで彼女のプライドを守ろうとしたでしょ・・。
そこにも、ものすごく深い愛情を感じて涙・・。
私の大好きな後ろの抱きしめシーンもあり。。
感激。
肌の露出もないし、濃厚なキスシーンもないけれど、
この官能さは、素晴らしいです。
短いながらも、心を存分に動かされた作品で
ありました。
DVDには特典映像もついていて、チャン・チェンとコン.リーの
インタビューもありました。
もちろん、監督もね。
このインタビュー内容が良くってね。
コン・リーが、確か、今の時間を大切に・・・というような
意味合いの言葉を発していたけれど
それを聞いてから、再度この作品を見直すと
より切なくなってきますわ・・。
チャン・チェンは一部日本語で、話していました。
映画の時と容姿がちょっと違うの。
随分変わるものね・・・と感心しちゃいました・・。
2人とも熱演でしたよね・・・
教えてくれてありがとう・・の気持ちで一杯。

EROS
監督: ウォン・カーウァイ 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
スティーヴン・ソダーバーグ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
ミケランジェロ・アントニオーニ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
製作: ウォン・カーウァイ 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
グレゴリー・ジェイコブズ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
ラファエル・ベルドゥゴ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
ステファーヌ・チャルガディエフ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
ドメニコ・プロカッチ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
ジャック・バール 「エロスの誘惑~危険な道筋」
原案: ミケランジェロ・アントニオーニ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
脚本: ウォン・カーウァイ 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
スティーヴン・ソダーバーグ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
トニーノ・グエッラ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
撮影監督: クリストファー・ドイル 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
スティーヴン・ソダーバーグ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
マルコ・ポンテコルヴォ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
プロダクションデザイン: フィリップ・メッシーナ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
美術監督: ウィリアム・チャン 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
衣装: ウィリアム・チャン 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
ミレーナ・カノネロ 「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
編集: ウィリアム・チャン 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
クラウディオ・ディ・マウロ 「エロスの誘惑~危険な道筋」
音楽: ペール・ラーベン 「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
出演: コン・リー ホア「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
チャン・チェン シャオ・チャン「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
アラン・アーキン パール医師「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
ロバート・ダウニー・Jr ニック・ペンローズ「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
エル・キーツ 夢の女「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
クリストファー・ブッフホルツ クリストファー「エロスの誘惑~危険な道筋」
レジーナ・ネムニ クロエ「エロスの誘惑~危険な道筋」
ルイザ・ラニエリ リンダ「エロスの誘惑~危険な道筋」
ウォン・カーウァイ監督作「エロスの純愛~若き仕立屋の恋」
1963年の香港。
有名な高級娼婦ホアのもとへやってきた新米の仕立屋チャン。
チャンはホアに一人前に仕立て屋になるべく心得を
教えられる。
スティーヴン・ソダーバーク監督作
「エロスの悪戯~ペンローズの悩み」
1955年のニューヨーク。
広告クリエイターのペンローズは一人の美女が登場する奇妙な夢に悩まされ、精神分析医パールのもとを訪ねる。
ミケランジェロ・アントニオーニ監督作「エロスの誘惑~危険な道筋」イタリア、トスカーナ地方。
妻クロエとの関係に行き詰まりを感じていたクリストファー。
ある夏の日、彼は浜辺の塔に暮らす謎を秘めた若い女性と出会う…。
感想 エロスをテーマに競作したオムニバス映画
お友達からウォン・カーウァイ作品がとてもいいよ・・・と
勧められての鑑賞。
そのとおりでございました!!
ずば抜けてよかったです。
あとの2作が、どうにも面白くないので
必然的に最初の作品が際立ってしまうのです。
もちろん、単体で見ても
素敵な作品だと思うには違いないのですが。
あまりにも3作のバランスが悪い・・
ビデオでは最初にウォン・カーウァイ作品が
きていて、これは劇場公開でも同じでしょうが
これじゃあ・・・・。・・・カーウァイ作品が可哀想。
だって余韻タップリだったじゃないですか・・
仕立て屋は・・。
その余韻を引きづることなく・・
2幕の・・・よくわからない紙飛行機&妙な精神科医のお話
そして・・裸・・裸・・裸・・・連発の
映画と見続けられればならないのですから
そりゃ・・・つらいです。
私だけかもしれませんが
2幕目も、3幕目も、感情移入できず・・。
3幕目のイタリア舞台の話はかろうじて
言いたいことはわかりますけれど(でも説明できない・・・笑)
それでも海辺で踊りまくるという行為にはついていけず・・
思わず笑った・・・。
2幕目は、そもそもどうしてこれがエロスになるのかが
不明。スティーヴン・ソダーバーグ の
初期の「セックスと嘘とビデオテープ」は好きで
ビデオを持っているくらいなんだけれど、
この作品はどうよ・・・。
ロバート・ダウニー・Jrの一人芝居的な感じは良かったと思うけれど、お話自体に入っていけず。
女性が出てきて・・それが悩みだといわれても
なにも・・面白くないよ。
3幕目はイタリア~~って感じの作品ではあるけれど
最初から、裸が透けて見える洋服に違和感があり・・笑
で・・・一番よかった仕立て屋ね・・。
仕立て屋の恋・・・という
題名から、ルコントの作品を連想してしまうのは
しょうがないかな・・・。
かなわぬ思いという内容展開も似ているしね。
でも、こちらの仕立て屋さんのほうが、感情移入しやすいかな・・。
ドレスに手を入れて満たされぬ思いを何とか
しようとしているところなんて
普通なら引いてしまいそうな感じなんだけれど
そんなこと全然思わないの。むしろ、彼の、気持ちが
伝えられないもどかしさがストレートに伝わってきて、
思わず、同情さえ覚えちゃったわ・。
これって、好きな女の子の笛をこっそり舐めるとか・・・そういう発想と同じなのかな・・・笑。
見方によれば変態チックでもあるけれど、
嫌悪感を感じるまでには至らない・・。
愛情の裏返しと思える・・・。
その微妙な境界部分がたまらなくいいのよ・・・。
彼女はパトロンにも捨てられ
最後は落ちぶれていくのだけれど、
チャンは最後まで彼女のプライドを守ろうとしたでしょ・・。
そこにも、ものすごく深い愛情を感じて涙・・。
私の大好きな後ろの抱きしめシーンもあり。。
感激。
肌の露出もないし、濃厚なキスシーンもないけれど、
この官能さは、素晴らしいです。
短いながらも、心を存分に動かされた作品で
ありました。
DVDには特典映像もついていて、チャン・チェンとコン.リーの
インタビューもありました。
もちろん、監督もね。
このインタビュー内容が良くってね。
コン・リーが、確か、今の時間を大切に・・・というような
意味合いの言葉を発していたけれど
それを聞いてから、再度この作品を見直すと
より切なくなってきますわ・・。
チャン・チェンは一部日本語で、話していました。
映画の時と容姿がちょっと違うの。
随分変わるものね・・・と感心しちゃいました・・。
2人とも熱演でしたよね・・・
教えてくれてありがとう・・の気持ちで一杯。

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