リリイの籠 著 豊島ミホ
リリイの籠 著 豊島ミホ
仙台の女子高を舞台にした
7つの物語。
感想 初、豊島さん作品です。
映画化された作品もあったり、結構人気の作家さんなんですね。
今まで全然知らなかったのですが、ネットで名前だけは
聞いていたので、新作本の予約をしておいたら意外と早くに回ってきました。
手元にとってちょっとびっくり・・・
可愛い・・・・☆
プックリ盛り上がった表紙なの。
思わず押したくなってしまいます・・。
ミニスカートの女学生がこれまた想像力かきたてられますね~~
どこか春のにおいを感じさせるような、素敵な表紙です。
それぞれの短編に軽く感想を・・
「銀杏泥棒は金色」
乳首をつままれたらい痛そう~~強烈な言葉でした。
いや・・別にこのお話とは直接関係ないのに、この発言だけがインパクトがあって
思わず書き留めてしまったの。化学の時間、こんな強烈な言葉を発言する
女子学生・・・いるんですね。化粧バリバリにギャルですか・・・女子高って
そういう子もいるのね・・。
主人公は美術部員の女の子、春。
自分の描きたいものが決まっていなかったのだがあるとき
目にした光景=銀杏泥棒シーンから、一人の女の子にモデルを頼む・・・
というストーリー。
女子高出身ではないので、こういう感覚はあまり持ったことがない私。
新しい発見をしてしまったという気分です。
そうか・・・こういう感情を女子校にいるともつのかな・・・
自分と違うタイプの女の子に興味をもつっていうことも
ありなのかな・・・・。
絵を描くことで普段見えない部分もわかり
もっと知りたいという感情も出てくるのかな~~~
複雑な思いが渦巻いているのね・・・・と勉強になりました。
「ポニーテール・ドリーム」
真面目な教師えみ。
自分の若い頃、学生の頃を思い出しながら
昔は色々夢を持っていたな~~と感傷的になっている。
生徒は色々なタイプがいて・・中でも
岡田由貴はメイクもバッチリで目立つ女の子。
彼女と接することで、ちょっと自分も変わってくる・・・というお話。
「乳首つままれたら痛そう~~」ってまた同じ言葉が出てくると
思ったら、あら~~前の短編の続きというか、舞台は同じで
視点をかえ、違った人物に焦点を当てた物語なんですね。
全編そうなのね。これは面白い・・・と気付く自分。
この言葉を発したのが由貴ちゃん。
その傍には前の物語の主人公石井春ちゃんも登場しておりました。
生徒と先生のお話なんだけれど、
先生の見方に感情が入り込んでしまうのが
自分が年取った証拠。
面白かったな・・・。先生も一人に女性として
色々悩んでいるのね~~~と身近に感じました。
同僚の先生との関係も(どこか期待してしまう心境・・・)も
わかるな~~~と思いましたね。
「忘れないでね」
幼いころから転校を繰り返していた主人公。
仙台の女子高にきた彼女はそこでも目立つ、ちょっとはじけれものの少女と
友達になるが・・。
転校生って、そんな思惑をもって
友達付き合いしていたのか・・・ってちょっと驚き。
全部が全部そういうわけじゃあないけれど、
その感覚理解できるって言う人もいるかもね。
私は転校生じゃあないので
わからないけど・・。
ちょっと皮肉な終り方で・・・・
可哀想な気もするけれど、人生そう思いどうりにはならないって
ことよね。人を利用していたからこそ、そのうち自分につけがまわってきたと
いうことかな。
「ながれるひめ」
姉が教師をしている学校に、
妹が教育実習で行くことになったのだが・・
しっかりものの姉に、何事も不真面目な妹。
うまくいくかな・・・というお話。
姉妹で、教師なんて大変って思ったわ。
同じ職場はどうもね・・・・。
学校という場を通して、普段観ることができない姉の姿を知り
妹の中で姉への思いが変わってきたということ。
気持ちがいい話ではありました。
同性の兄弟はやっぱり色々ありますよね・・・・と共感。
タイプが違うっていうのも、現実にはありゆるパターンですよね。
「いちごとくま」
かわいこぶってる・・・・・
こういう子が主人公なんですが・・・
私はこういう子苦手です。
よくいるんですよね・・・・・・学校には
一人ぐらい。
友達にはならなかったから、よくわからないけれど、
そんな彼女でも妬みってあるのね・・。
「やさしい人」
卒業してから何年もたって
同窓会を開こうとする主人公。
目立たないけれど気になる女の子とたまたま連絡をとることができて・・・・
一番好きなお話でした。
ウルウルきたかな・・・・
タイプが違う女性でも
気になる存在だったって言う人、必ずいますよね。
違う場所で、年月たって会ったらもしかしたら
通じるものがあるかもしれないよね。
切ないお話でした。
「ゆうちゃんはレズ」
そのままのお話です。
子が女子高に進学するのでちょっと不安になったお話でした。
母としてはこれは正直困る・・・・・。
告白される側にも、する側にも
なって欲しくないと思うが・・・・・・・。
どういうものなのでしょうか・・・女子高って・・・・。

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仙台の女子高を舞台にした
7つの物語。
感想 初、豊島さん作品です。
映画化された作品もあったり、結構人気の作家さんなんですね。
今まで全然知らなかったのですが、ネットで名前だけは
聞いていたので、新作本の予約をしておいたら意外と早くに回ってきました。
手元にとってちょっとびっくり・・・
可愛い・・・・☆
プックリ盛り上がった表紙なの。
思わず押したくなってしまいます・・。
ミニスカートの女学生がこれまた想像力かきたてられますね~~
どこか春のにおいを感じさせるような、素敵な表紙です。
それぞれの短編に軽く感想を・・
「銀杏泥棒は金色」
乳首をつままれたらい痛そう~~強烈な言葉でした。
いや・・別にこのお話とは直接関係ないのに、この発言だけがインパクトがあって
思わず書き留めてしまったの。化学の時間、こんな強烈な言葉を発言する
女子学生・・・いるんですね。化粧バリバリにギャルですか・・・女子高って
そういう子もいるのね・・。
主人公は美術部員の女の子、春。
自分の描きたいものが決まっていなかったのだがあるとき
目にした光景=銀杏泥棒シーンから、一人の女の子にモデルを頼む・・・
というストーリー。
女子高出身ではないので、こういう感覚はあまり持ったことがない私。
新しい発見をしてしまったという気分です。
そうか・・・こういう感情を女子校にいるともつのかな・・・
自分と違うタイプの女の子に興味をもつっていうことも
ありなのかな・・・・。
絵を描くことで普段見えない部分もわかり
もっと知りたいという感情も出てくるのかな~~~
複雑な思いが渦巻いているのね・・・・と勉強になりました。
「ポニーテール・ドリーム」
真面目な教師えみ。
自分の若い頃、学生の頃を思い出しながら
昔は色々夢を持っていたな~~と感傷的になっている。
生徒は色々なタイプがいて・・中でも
岡田由貴はメイクもバッチリで目立つ女の子。
彼女と接することで、ちょっと自分も変わってくる・・・というお話。
「乳首つままれたら痛そう~~」ってまた同じ言葉が出てくると
思ったら、あら~~前の短編の続きというか、舞台は同じで
視点をかえ、違った人物に焦点を当てた物語なんですね。
全編そうなのね。これは面白い・・・と気付く自分。
この言葉を発したのが由貴ちゃん。
その傍には前の物語の主人公石井春ちゃんも登場しておりました。
生徒と先生のお話なんだけれど、
先生の見方に感情が入り込んでしまうのが
自分が年取った証拠。
面白かったな・・・。先生も一人に女性として
色々悩んでいるのね~~~と身近に感じました。
同僚の先生との関係も(どこか期待してしまう心境・・・)も
わかるな~~~と思いましたね。
「忘れないでね」
幼いころから転校を繰り返していた主人公。
仙台の女子高にきた彼女はそこでも目立つ、ちょっとはじけれものの少女と
友達になるが・・。
転校生って、そんな思惑をもって
友達付き合いしていたのか・・・ってちょっと驚き。
全部が全部そういうわけじゃあないけれど、
その感覚理解できるって言う人もいるかもね。
私は転校生じゃあないので
わからないけど・・。
ちょっと皮肉な終り方で・・・・
可哀想な気もするけれど、人生そう思いどうりにはならないって
ことよね。人を利用していたからこそ、そのうち自分につけがまわってきたと
いうことかな。
「ながれるひめ」
姉が教師をしている学校に、
妹が教育実習で行くことになったのだが・・
しっかりものの姉に、何事も不真面目な妹。
うまくいくかな・・・というお話。
姉妹で、教師なんて大変って思ったわ。
同じ職場はどうもね・・・・。
学校という場を通して、普段観ることができない姉の姿を知り
妹の中で姉への思いが変わってきたということ。
気持ちがいい話ではありました。
同性の兄弟はやっぱり色々ありますよね・・・・と共感。
タイプが違うっていうのも、現実にはありゆるパターンですよね。
「いちごとくま」
かわいこぶってる・・・・・
こういう子が主人公なんですが・・・
私はこういう子苦手です。
よくいるんですよね・・・・・・学校には
一人ぐらい。
友達にはならなかったから、よくわからないけれど、
そんな彼女でも妬みってあるのね・・。
「やさしい人」
卒業してから何年もたって
同窓会を開こうとする主人公。
目立たないけれど気になる女の子とたまたま連絡をとることができて・・・・
一番好きなお話でした。
ウルウルきたかな・・・・
タイプが違う女性でも
気になる存在だったって言う人、必ずいますよね。
違う場所で、年月たって会ったらもしかしたら
通じるものがあるかもしれないよね。
切ないお話でした。
「ゆうちゃんはレズ」
そのままのお話です。
子が女子高に進学するのでちょっと不安になったお話でした。
母としてはこれは正直困る・・・・・。
告白される側にも、する側にも
なって欲しくないと思うが・・・・・・・。
どういうものなのでしょうか・・・女子高って・・・・。

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