キャロル

キャロル(2015)
CAROL
上映時間 118分
製作国 イギリス/アメリカ/フランス
監督: トッド・ヘインズ
製作: エリザベス・カールセン
スティーヴン・ウーリー
クリスティーン・ヴェイコン
製作総指揮: テッサ・ロス
ドロシー・バーウィン
トーステン・シューマッハー
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
ダニー・パーキンス
ケイト・ブランシェット
アンドリュー・アプトン
ロバート・ジョリフ
原作: パトリシア・ハイスミス
『キャロル』(河出書房新社刊)
脚本: フィリス・ナジー
撮影: エド・ラックマン
プロダクションデ
ザイン: ジュディ・ベッカー
衣装デザイン: サンディ・パウエル
編集: アフォンソ・ゴンサウヴェス
音楽: カーター・バーウェル
音楽監修: ランドール・ポスター

出演: ケイト・ブランシェット キャロル・エアード
ルーニー・マーラ テレーズ・ベリベット
サラ・ポールソン アビー
ジェイク・レイシー リチャード
カイル・チャンドラー ハージ
ジョン・マガロ
コーリー・マイケル・スミス
ケヴィン・クローリー
キャリー・ブラウンスタイン


<allcinemaより引用>

 『見知らぬ乗客』『太陽がいっぱい』などで知られる女流ミステリー作家パトリシア・ハイスミスが52年に別名義で発表した小説を「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督が映画化。エレガントな大人の女性に心奪われた若いヒロインの切なくも美しい禁断の恋の行方を、50年代のニューヨークを鮮やかに再現した衣装・美術と素晴らしい映像美で描き出す。主演は「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラと「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェット。
 1952年、クリスマス目前の活気あふれるニューヨーク。高級百貨店のおもちゃ売り場でアルバイトをしているテレーズ。フォトグラファーという夢を持ち、恋人のリチャードからは結婚を迫られるなど、一見充実しているかに思えて、どこか満たされない日々を送っていた。そんなある日、ゴージャスな毛皮のコートを着た女性キャロルが、娘のクリスマスプレゼントを探しに彼女の売り場へやって来る。その美しく優雅な佇まいに一瞬で目を奪われ、強い憧れを抱くテレーズ。後日、ふとした成り行きからキャロルにランチに誘われ、彼女が夫ハージとの愛のない結婚生活に苦しんできたこと、そしてついに離婚を決意したことを知るが…。



感想

禁断の愛ということで身構える部分ありましたけれど
美しく描かれていて
主人公2人の感情を自然な感じで受け入れることができました。
2人とも人間として魅力的だよねと思えてきたからなんですよね。

同性同士というと
どうしても近年にみたアデル~~~を思い出してしまうのですけれど
あちらより、ぐっと落ち着いた感じ(年齢も上)の主人公たちであったからか
はたまた、会話で処理するより、目や仕草で感情表現したところが多かったからか
非常にみやすい、主人公たちでありました。
ラブシーン、本当に美しく描かれていて。
しっかりあることはあるのですけれど、エロい感じがしなく
高貴な雰囲気があり不思議な感じでした。

時代が50年代ということで
私は、「めぐりあう時間たち」のジュリアンムーアのエピソードをちょっと思い出しておりました。
同性愛がタブーとされていた時代で
さらに男性の地位が高くどうしても女性の生き方が
男性の添え物状態。どこか息苦しさを感じていたムーア主人公。
ムーアは友人の女性に恋愛感情を寄せているみたいでしたが言い出すこともせず
結局息苦しい家を出てしまうというエピソードでした。

思いを貫くことは本当に大変なことだと思います。
ルーニー・マーラ扮する
テレーズも、自分自身の感情の変化に戸惑いながらも
素直に従い
最終的には自分の生き方を見出すことができました。

ケイト・ブランシェット 扮する
キャロルも、子供とわかれるという決断には、様々な葛藤があったこと思います。

お互い大きな決断をし
2人で新しい道を歩みだそうとする。

そういう女性の芯の強さを
この映画で感じ取ることができました。

それにしてもケイト・ブランシェットの目力はすごいです。
私も
顧客として
あの雰囲気醸しながらデパートに 登場されたら
ひきつけられちゃうかな。

荒めの映像が
不安定な心の動きを表しているような感じで
とても印象的でもありました。
また冒頭とラストで同じお店での会話のシーンが出てきて
あのシーンはこういう意味があったのね、と
気づくような構成になっていたことは
より物語に面白味を与えていたように感じました。

何気ないシーンにおいても
絵のように美しい場面が多く
(服装、調度品、風景・・・などなど)
丁寧に見直してみたくなるな・・・・と思える
作品でした。

女性って
やっぱり強いのよね。
決めると動じない
どんなときもね

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ライト/オフ(2016)

ライト/オフ(2016)
LIGHTS OUT
上映時間 81分
製作国 アメリカ
監督: デヴィッド・F・サンドバーグ
製作: ジェームズ・ワン
ローレンス・グレイ
エリック・ハイセラー
製作総指揮: ウォルター・ハマダ
デイヴ・ノイスタッター
リチャード・ブレナー
脚本: エリック・ハイセラー
撮影: マーク・スパイサー
プロダクションデ
ザイン: ジェニファー・スペンス
編集: カーク・モッリ
音楽: ベンジャミン・ウォルフィッシュ

出演: テリーサ・パーマー レベッカ
ガブリエル・ベイトマン マーティン
ビリー・バーク ポール
マリア・ベロ ソフィー
アリシア・ヴェラ=ベイリー
アレクサンダー・ディペルシア
アミア・ミラー
エヴァ・カントレル
エミリー・アリン・リンド
ロッタ・ロステン

 デヴィッド・F・サンドバーグ監督が2013年にネットで発表し話題となった短編動画を、「死霊館」のジェームズ・ワン製作の下、サンドバーグ監督自らの手で長編化したサスペンス・ホラー。電気を消すと姿を見せる謎の存在によって恐怖のどん底へとたたき落とされる主人公姉弟の運命を描く。主演はテリーサ・パーマー、共演にガブリエル・ベイトマン、ビリー・バーク、マリア・ベロ。
 実家を出てひとり暮らしをしていたレベッカは、怯える弟から“電気を消すと、何かが来る”と悩みを打ち明けられる。にわかには信じがたい話だったが、レベッカには心当たりがあった。彼女が家を出た理由も、その何かだったのだ。弟も苦しめられていると知り、今度は逃げずにその正体を突き止めようと決意したレベッカ。いくつもの照明を用意して、いざ実家に乗り込んだ彼女は、やがて母ソフィーの恐ろしい秘密と向き合うことになるのだったが…。

<allcinemaより引用>

感想

もともと短編動画だったのですね。⇒それ、みました。怖かった(笑)
映画としてもかなり短い作品で(81分)
どうかなと思ったのですが、すっきりしていて見やすかったです。

冒頭に
おじさんが殺され
すぐあとに
イケイケ姉ちゃんとイケイケの彼氏が出てきて
話が見えにくいな…と思っていたところもありました。
しばらくして、
おじさんは、イケイケ姉ちゃんの義理のお父さんだとわかりなるほどーと納得。
そしてイケイケだと思っていた姉ちゃんは実は
良い感じで(笑)
イケイケだと思っていた彼氏は
本当に良い人で(終盤、頑張る、(笑))
いや~~~
すぐ殺されちゃうカップルにならなくって
本当に良かったと思いました(笑)
彼氏ね、
映画の終盤、
謎の人物に
襲われた後、一目散に彼女おいて
逃げてしまったので
このままだとおこるよ~~~としばらく思っていたのですよ。
ホラーでは
こういうキャラ定番だったし。

でも、…良い彼氏なんだもの。
好きになったよ

家族の絆を感じさせるホラーは良いですな

ちなみに
DVDだったので
未公開部分も鑑賞。
とくにラストについては
別バージョンラストが入っていました。

それによると、

事件が片付いた後
弟ちゃんと彼氏と自宅に戻ったら
最後またダイアナが現れるという後日談。
よくホラーでみかける
一旦終わりだと思ったら
まだ怖さが続いてたというパターンですね。
今度は強力ライトで
ダイアナをボロボロにし、
弟ちゃんから完全に切り離してめでたしめでたし・・・という流れでした。

これはこれでありかと思いますが
ちょっと彼氏が情けなく映るから
やっぱりカットしてすっきりした方がよいですね


エンドロールも
かっこいい怖さで、良い感じです。

電気をつけると
現れて消すと見えなくなるって

映像で見ていると
だるまさんが転んだみたいな雰囲気ですね。

パット振り返ると止まっていて
目をそらしていると動くというパターン。

単純なアイデアなのに
意外と怖い映画に仕上がるのは
工夫次第でホラーはまだまだできるっていうことですね


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葛城事件

葛城事件(2016)
上映時間 120分
監督: 赤堀雅秋
製作: 杉田浩光
西田圭吾
エグゼクティブプ
ロデューサー: 小西啓介
プロデューサー: 藤村恵子
ラインプロデュー
サー: 金森保
脚本: 赤堀雅秋
撮影: 月永雄太
美術: 林千奈
衣裳: 高橋さやか
編集: 堀善介
音響: 菊池信之
音楽: 窪田ミナ
ヘアメイク: 浅野有紀
記録: 田口良子
照明: 藤井勇
装飾: 湊博之
助監督: 茂木克仁

出演: 三浦友和 葛城清
南果歩 葛城伸子
新井浩文 葛城保
若葉竜也 葛城稔
田中麗奈 星野順子
内田慈
谷川昭一朗
児玉貴志
黒田大輔
佐藤直子
かんのひとみ
市川しんぺー
田村泰二郎
五味多恵子
大滝寛
粕谷吉洋
石田圭祐
中野英樹
萩原利映
松本たけひろ
松田知己
阿久津慶人
坂口進也
上杉二美
山像かおり
小柴亮太
山野史人
名取幸政
津田真澄
伊藤正之
大方斐紗子

  親から引き継いだ金物屋を営む葛城清。美しい妻・伸子と2人の息子に恵まれ、東京の郊外に念願のマイホームを建てることもでき、思い描いてきた理想の家庭が完成したかに思われた。しかし清の理想への執着が、いつしか家族を抑圧的に支配してしまっていた。従順に育ってきた自慢の長男・保は会社からリストラされたことを誰にも言い出せず、デキの悪い次男・稔はバイトも長続きせず、“一発逆転”を夢みている。そして清に一方的に言われるがままで、耐え忍ぶことしかできなかった伸子は、ついに不満が爆発、稔を連れて家出してしまうが…。

<allcinemaより>
   

感想

前回の「好きにならずにいられない」の感想で
思った以上に悲惨な主人公だったから、ショックと書きましたけれど
そのあと、こういう家族崩壊映画を見てしまえば
恋に破れたことぐらい、そして職場でのいじめなど、
やり直しがきくことができるものならば、もはや、何でもないよと
思えてきてしまう自分です。
やはり
実話に基づいた映画は
衝撃度が高いです。
とはいうものの
この映画が実話に基づいているということも知っていたし
ある程度覚悟をもって鑑賞しようと思っていたので
全体的に
静かに受け止めることはできました。

主人公は三浦さんで
こういう役を見るのは(傲慢なお父様)初めてということもあって
頑張ったね・・・と素直に思いました。
昨年、64の映画にも三浦さんが出ていて
その時期と重なるときの公開だったように覚えていますけれど、
2作品で、感じががらりと変わった演技をしていたところが印象的でもありました。

いろいろ考えさせられる映画でした。

結局のところ、すべて本人次第と思っています。
本人の責任。

ただ、家庭の在り方について、
やっぱり思うことはでてきますね。

親の考え方
価値観は
子供になんらかの影響を及ぼしてくるな・・・とは思います。

反面教師になる場合もあり。

こういう家庭でも、そうならない人はいるし、
兄弟でも生き方は違うし。

何が正しいのか
どうすれば良かったかなんて
私も
よくわからないところはありますけれど。
だって、正解はないから。

田中麗奈の役柄は
唯一客観的に家族を見るという立場でした。
この人の考えというか生き方
私には理解できないものでありますが、
いろいろな考え方があるのだな・・・という一つの例として
興味深く感じました。


ラスト
それでもあなた人間ですか・・・といった
田中ちゃんの言葉が、
響きますね。

人間に絶望したくないという気持ちが
ラストでは結局
こう言い放っちゃうまでになるのですからね。

次男の方
若葉竜也さんが演じていましたが
存在感ありました。
気分悪くなる物言い。

人間てやっぱり
怖いな・・・と映画見ながら
ず~~~と感じていました。

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好きにならずにいられない

好きにならずにいられない(2015)
FUSI
VIRGIN MOUNTAIN
上映時間 94分
製作国 アイスランド/デンマーク
監督: ダーグル・カウリ
製作: バルタザール・コルマウクル
アグネス・ヨハンセン
脚本: ダーグル・カウリ
撮影: ラスムス・ヴィデベック
編集: アンドリ・ステイン
オリヴィエ・ブッゲ・クエット
音楽: スロウブロウ

出演: グンナル・ヨンソン フーシ
リムル・クリスチャンスドウティル シェヴン
シグリオン・キャルタンソン


 43歳で独身のデブでオタクな純情男が、初めて本気でぶつかっていった不器用な恋の行方を、切なくも優しいタッチで繊細に綴る北欧産感動ドラマ。主演はグンナル・ヨンソン。監督は「氷の国のノイ」のダーグル・カウリ。
 アイスランドのレイキャビクで母親と2人暮らしの43歳独身の巨漢男、フーシ。女っ気のまるでない彼の日常は単調そのもの。空港で荷物係として働いているが、飛行機にすら乗ったことがない。唯一の趣味は、第二次大戦のジオラマ制作。職場の同僚たちにはバカにされ、同じアパートに引っ越してきた少女ヘラに優しく接するや、その父親にあからさまに警戒されてしまう。そんなフーシを見かねた母親が、誕生日にダンススクールのクーポンをプレゼントする。渋々ながらも出かけたフーシは、そこでキュートな女性シェヴンに話しかけられる。吹雪で歩いて帰れないからと、車で送ってほしいと頼まれたのだ。これがきっかけで次のレッスンも一緒に受けることになり、いつしかシェヴンに心惹かれていくフーシだったが…。


感想

期待した内容と違っていました
ショック

そして悲惨すぎてちょっと・・・。

まず職場でのいじめ
観ていて不快なのです。
ひどすぎ。
上司に言いつけてもいいのでは。
上司は理解あったようだし。

この男のようなキャラは
世間の目は冷たいのはわかるけど
誘拐犯に間違えられたり、振られたりと、受難続きではないかな。
映画見て
感動はしなかったです。



気になった女性に初めて一生懸命になる主人公の気持ちは
わかりますよ~~
でも途中から
やめておけ~~と思う自分もいました。
だってあの女性
ちょっと危ない感じじゃない?

付き合う女性
心に傷があるというより
情緒不安定・・・?
ハイと落ち込みに差がありすぎなので
なにか病的なものを感じてしまいました。

歩み寄って、
気を待たせて
ぽ~~んと引き離す。
そういう風にみえますよね?

普通の人なら、途中で危ないと感じて
面倒見ないと思うけど。

主人公優しいからかな~~

しかし、
優しいから
いい人っていう図式はどうかな。

人間だから
いろんな感情もってほしいと思いますよ。


ごみの収集のお仕事の人
主人公に優しく接してくれましたね。

主人公に、気の合う人もいるんだから
もっと自信もって前に前に進んでいってほしいと思いますね。
そして怒るときは怒る。
文句もいいなよ

ということで
暗いし、ハッピーエンドではないし
あまり好きな作品ではなかったのよね。


暗く、悲惨な映画ってわかってみていたら
そんなに嫌なイメージはもたないんだけど(覚悟があるから)
絶対
ほわ~~んとした、いい気分になる映画だと
思ってみたところ
まったくの逆のストーリー展開だったから
よけいがっかり度が増し
好きでない作品になってしまったわけですね。
だってパッケージもかわいらしいのよ
イメージが違うでしょ。

オタクも幸せにしてあげてよ
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完全なるチェックメイト

完全なるチェックメイト(2015)
PAWN SACRIFICE
製作国 アメリカ
監督: エドワード・ズウィック
製作: ゲイル・カッツ
トビー・マグワイア
エドワード・ズウィック
製作総指揮: デイル・アルミン・ジョンソン
ジョゼット・ペロッタ
スティーヴン・J・リヴェル
クリストファー・ウィルキンソン
ケヴィン・フレイクス
原案: スティーヴン・J・リヴェル
クリストファー・ウィルキンソン
スティーヴン・ナイト
脚本: スティーヴン・ナイト
撮影: ブラッドフォード・ヤング
プロダクションデ
ザイン: イザベル・ゲイ
衣装デザイン: レネー・エイプリル
編集: スティーヴン・ローゼンブラム
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演: トビー・マグワイア ボビー・フィッシャー
ピーター・サースガード 神父ビル・ロンバーディ
リーヴ・シュレイバー ボリス・スパスキー
マイケル・スタールバーグ ポール・マーシャル
リリー・レーブ ジョーン・フィッシャー
ロビン・ワイガート レジーナ・フィッシャー
ソフィー・ネリッセ
エヴリーヌ・ブロシュ
シーマス・デイヴィー=フィッツパトリ
ック
コンラッド・プラ
イリア・ヴォロック
エイデン・ラヴカンプ
アンドレアス・アペルギス
野村祐人

 米ソ冷戦時代に、国の威信を懸けた世界選手権でソ連の王者に歴史的な勝利を挙げてアメリカの英雄となった天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーの数奇な人生を、世界王者に輝いた世紀の対局における緊迫の攻防を軸に描いた伝記ドラマ。
 1972年、アイスランドのレイキャビクでチェスの世界王者決定戦が開催された。冷戦下にある米ソの直接対決となったこの一戦は、両国の威信を懸けた代理戦争として大きな注目を集めた。ソ連はこのタイトルを24年間も保持し続けていた。現チャンピオンのボリス・スパスキーも冷静沈着で完全無欠な絶対王者。対する挑戦者のアメリカ代表は、IQ187の天才にして我が道を突き進む自信家のボビー・フィッシャー。常人の理解を超えた突飛な思考で数々の奇行を繰り返し、周囲を困惑させることもしばしばだった。そんな中、世界中が注目する世紀の一戦が幕を開けるのだったが…。

感想

伝記映画ですね~~
ボビー・フィッシャーがチェスで有名というのは前から知っていました。
「ボビー・フィッシャーを探して」という映画で聞きかじった程度ではありますが。

映画は
世界王者決定戦に的を絞っていたので
伝記と言っても、ほんのわずかな期間の彼しか知ることができませんでした。
そこは残念だったかな。

これだけ個性的な主人公なら
演出の方法で
いろいろふくらみももったストーリー展開もできるはずだけど
淡々と事実を描いていくという手法だったので、面白味という点は少なかったように思います。
彼に興味を持つことが出来たら(共感はできないけど)
見入ってしまうことはできるかな。
天才はわりと
精神的にギリギリの人は多いだろうし
神経質な方も多いというのを、あらためて認識。
やっぱり人と同じ感性だと特別な才能は生まれては来ないんだろうね。

チェスのルールすら知らなかったので
ピーター・サースガードの 神父と
ボビーのチェスの会話もイマイチ理解できなかったのも残念。


ピーター・サースガードのキャラは好きだったけどね。
最初誰だかわからなかったよ(笑)


終盤の
トビー・マグワイア扮するボビーと
リーヴ・シュレイバーの試合は
緊張感漂ってきて、じっくりと見てしまいました☆
相手にリードを奪われていても
逆転しちゃうのってドラマチックですよね。
まわりの音が気になるというのは
集中力が必要な場面では
わかる気もしますよ。
神経質には必然的になってしまうかもしれませんよね



ルールわからなくても
画面でなにやら大変な試合だと
そういう雰囲気は伝わるんだから
凄いことですよね。

ラスト
試合に勝った
ボビーのその後の人生が、本人の映像とともに紹介されていましたけれど
最後まで
いろいろあったみたい・・・
波乱万丈の人生だったのですね。

普通人でよかたっと思うことも多々ありますね。

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死霊館 エンフィールド事件(2016)

死霊館 エンフィールド事件(2016)
THE CONJURING 2
アメリカ
監督:
ジェームズ・ワン
製作:
ピーター・サフラン
ロブ・コーワン
ジェームズ・ワン
製作総指揮:
トビー・エメリッヒ
リチャード・ブレナー
ウォルター・ハマダ
デイヴ・ノイスタッター
原案:
チャド・ヘイズ
ケイリー・W・ヘイズ
ジェームズ・ワン
脚本: チャド・ヘイズ
ケイリー・W・ヘイズ
ジェームズ・ワン
デヴィッド・レスリー・ジョンソン
撮影: ドン・バージェス
プロダクションデ
ザイン: ジュリー・バーゴフ
衣装デザイン: クリスティン・M・バーク
編集: カーク・モッリ
音楽: ジョセフ・ビシャラ
音楽監修: デイナ・サノ
出演:
ヴェラ・ファーミガ
ロレイン・ウォーレン

パトリック・ウィルソン
エド・ウォーレン

フランシス・オコナー
ペギー・ホジソン

マディソン・ウルフ
ジャネット・ホジソン

サイモン・マクバーニー
モーリス

フランカ・ポテンテ
アニタ

ローレン・エスポジート
マーガレット・ホジソン

パトリック・マコーリー
ジョニー・ホジソン

ベンジャミン・ヘイ
ビリー・ホジソン

マリア・ドイル・ケネディ


サイモン・デラニー


ボブ・アドリアン


スティーヴ・コールター


スターリング・ジェリンズ


ジョセフ・ビシャラ


シャノン・クック

声の出演:
ロビン・アトキン・ダウンズ


 1974年に起きた“アミティビル事件”を調査したウォーレン夫妻の名声はますます高まり、一方で激しいバッシングにもさらされることに。そんな中、1977年に夫妻のもとに英国から新たな依頼が舞い込む。それは、エンフィールドの古い家に住むシングルマザーのペギー・ホジソンと4人の子どもたちが怪現象に悩まされているというもの。どうやら、前に住んでいた老人の霊が次女のジャネットに取り憑いてしまったらしいとのこと。そこで、ことの真偽を確かめるべくエンフィールドへと向かうウォーレン夫妻だったが…。
<allcinemaより>


感想

1はTVで鑑賞済み。
その続編。
劇場鑑賞していたらもっと怖かったと思います。
DVDでも怖かった~~
でもでも
面白かったで(笑)
ホラーなんだけれど、夫婦愛や家族の絆など、怖いだけではない要素も入っていたのでみていてあきませんでした。

パトリック・ウィルソン
ホラーづいちゃったね(笑)

この2人、もう夫婦のオーラがでちゃっている。

何が怖いって夢に出てきた
怖い顔を忘れないうちにと油絵にしちゃうエドが、怖すぎでしょ笑


ポルターガイスト
エクソシストなどに
馴染んだ世代から見ると、同じような題材でまた楽しませてくれるのが
ちょっとうれしいところ。
楽しいと言ったら語弊ね。
これ実話なんだものね。

信じるか信じないか・・・
物語を観ながら試されているという感覚もなかなか面白かったです。

私は
あるかもな・・・・・と思う方なので、
信じてみていました。

パトリック・ウィルソン
の歌声。弾き語りも観ることができたり
充実の130分
盛りだくさんの要素が入ったホラーでした。

1より好き。

エンドロールには
実際の映像があります。
興味深いですね~~


↓十字架だしているところ。
ちょっとおでこがさらにきになってきていますが
現状維持で頑張って~~


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最愛の子

最愛の子(2014)
親愛的
DEAREST
上映時間 130分
製作国 中国/香港
監督: ピーター・チャン
脚本: チャン・ジー
撮影: チョウ・シューハオ
音楽: レオン・コー

出演: ヴィッキー・チャオ リー・ホンチン
ホアン・ボー ティエン・ウェンジュン
トン・ダーウェイ カオ・シア
ハオ・レイ ジュアン/ルー・シャオジュアン
チャン・イー ハン
キティ・チャン ファン・ユン


中国で実際に起こった児童誘拐事件を基に描く感動のヒューマン・ミステリー。
2009年7月18日。中国、深セン。 下町で寂れたネットカフェを営むティエンは3歳の息子ポンポンと2人暮らし。ある日、そのポンポンが何者かにさらわれてしまう。以来、ティエンはポンポンの母である元妻ジュアンとともに必死で捜索を続けるが、消息は一向につかめないまま時間ばかりが過ぎていく。そして3年後、2人は深センから遠く離れた農村でついに我が子を発見する。しかし6歳になったポンポンは、もはや実の親であるティエンとジュアンを覚えていなかった。彼が母親と慕うのは、誘拐犯の妻で育ての親であるホンチンだけだった。そのホンチンは、ポンポンは1年前に死んだ夫がよその女に産ませた子どもだと信じ、この3年間、献身的な愛情で彼を育ててきたのだったが…。


感想

ピーター・チャン 監督作。懐かしいな~~昔何本かよく見ていたけど。金城さんのウィンターソングとか。
金城さんは元気なのかな。

と、話はそれましたが
この映画、見ごたえありました。
実話なんですよね。
ラストで実際の子供や親が映ります。
演じた俳優さんと、まったくちがう雰囲気で
やっぱり俳優さんたちってお綺麗(庶民の役をしていてももとは綺麗なのよね)&かっこいい感じの方が多いのねと感じました(笑)


前半は、子供を誘拐された親の視点で
後半は誘拐した夫の妻の視点で物語が展開。
つまり被害者と加害者同じ比率で、物語を描いているんですね。
こういう風に描くと、どっちのほうにもそれぞれ共感できる部分はでてくると思います。
まあ、加害者妻は知らなかったとはいえ、誘拐した方がやっぱり悪いとは思いますので
どんなに我が子我が子といっても、親もとに返してあげるのが自然なわけですよ。
だから、加害者妻が可哀想と思ってはダメだろうなとは思います。
が、
加害者側、ヴィッキー・チャオ(本当は美人よ)が、まあうまいのよ
演技が。
貧しく学もないヴィッキー・チャオ演じる リー・ホンチンだけれど
子に対する強い愛情は誰にも負けていないの。
だからか、
ちょっと同情心が湧いてきたりもします。
さらに
当の子供がね
実の親を忘れていて育ての親、加害者のほうを実母だとすっかり思い込んでしまっているんですよ。
それゆえ子供を引き離すという行為が
それが正しい形なんだけれど
可哀想だよ・・・という感情につながってしまうわけです。
悲劇的な流れですよね。

育ての親もつらい。
実の親もつらい。
そしてもう一つ問題が。
ヴィッキー・チャオが
この誘拐された男の子以外に下の妹ちゃんも
(夫が捨て子を拾ってきた)、そのまま実子扱いして育てていたってことですよね。
そちらのお子さんも児童相談所に入れられてしまい
事実上、子供2人を手元から切り離されてしまったという悲惨さ。
夫はなくなっているし、彼女子供を生めないからだとも言っていたので(夫がそういっていた模様)
急に一人ぼっちになってしまたってことですよね。
これはこれで可哀想なのよ~~女性としてみるとね。

ということでとにかく
どうしようもない思いだけが悶々とわいてくるわけで
全編通して結構、きつい思いがする映画でした。


この映画
田舎と都会
中国の政策事情(一人っ子政策)
貧富の差
と、子供が誘拐される背景において
様々な社会問題が隠されているとわかってきます。
そこがこの映画の、第2の魅力であろうかと。
この悲劇は起こるべきして起きたと知るわけです。
事件の背景がきちんと描かれている分、それが見ごたえにつながるのです。

誘拐事件
日常茶飯事のように起きているようです。
だから警察もすぐには探してくれない。

誘拐された子供を探す会というのも存在するみたいですね。
すごいな~~
はじめて知りました。
励まし合い皆で歌を歌う様子は、みていてつらいもの感じました。
見つかるまで次の子供はつくらないというのもなるほどな・・・・と思いました。
しかし、この会のリーダー
ハンさんが
最後の方で、ある決断するんですね。
妻と新しい子供を作ってしまうの。
そのために
いなくなった子供は死亡届を出すという手続きをするんです。

思うところあったでしょうに・・・つらい決断。

余談ですが、この会の人たちは富裕層も多く。
なぜか、サルの脳みそ食べたって話が強烈でした。

映画のラストは
衝撃的です。

こんな衝撃的な展開になろうとは(ここら辺は現実とは違うのかも。ドラマチックすぎるので)

妹ちゃんは引き取ることが出来なくなってしまったってことですよね。
誘拐妻、リー・ホンチンが
予期せぬ妊娠をしてしまったから(下の子供をとり戻す裁判をしている中で
証言のために、証言者に体を提供しちゃったのよ・・・)

運命の残酷さを思い知らされますね。
妹ちゃん可哀想。

結局子供が一番可哀想な気がします

出演者どの方にも
それぞれ共感できて、
社会派映画としてよくできた作品だったと
思います。
お勧め~~

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ブルックリン

ブルックリン(2015)
BROOKLYN
上映時間 112分
製作国 アイルランド/イギリス/カナダ
監督: ジョン・クローリー
製作: フィノラ・ドワイヤー
アマンダ・ポージー
製作総指揮: クリスティーン・ランガン
ベス・パッティンソン
トーステン・シューマッハー
ジギー・カマサ
フサイン・アマルシ
アラン・モロニー
原作: コルム・トビーン
脚本: ニック・ホーンビィ
撮影: イヴ・ベランジェ
プロダクションデ
ザイン: フランソワ・セギュアン
衣装デザイン: オディール・ディックス=ミロー
編集: ジェイク・ロバーツ
音楽: マイケル・ブルック

出演: シアーシャ・ローナン エイリシュ・レイシー
ドーナル・グリーソン ジム・ファレル
エモリー・コーエン トニー・フィオレロ
ジム・ブロードベント フラッド神父
ジュリー・ウォルターズ キーオ夫人
ブリッド・ブレナン
フィオナ・グラスコット
ジェシカ・パレ
アイリーン・オヒギンズ
ジェン・マーリー
エミリー・ベット・リッカーズ
ノラ=ジェーン・ヌーン
マイケル・ゼゲン
ポーリーノ・ヌネス
クリスティアン・デ・ラ・コルティーナ
エレン・デヴィッド
エヴァ・バーシッスル
ピーター・カンピオン



 コルム・トビーンの同名小説をニック・ホーンビィの脚色で映画化。
1950年代.
アイルランドの小さな町エニスコーシーで姉と母と3人で暮らす少女エイリシュ。町の食料品店で働く彼女は、意地悪な女店主にこき使われながらも、どうすることもできな閉塞感に苛まれていく。そんな妹を心配した姉ローズの力添えを得て、エイリシュは一大決心の末に単身アメリカへと渡る。過酷な船旅を経て、ようやく新天地となる大都会ニューヨークへと降り立ったエイリシュ。ブルックリンの高級デパートで売り子として働き、同郷の女性たちと寮生活を送る。しかしなかなか新生活に馴染めず、辛い日々が続く。そんな中、ダンスパーティで知り合ったイタリア系の好青年トニーと付き合うようになり、少しずつ自信を取り戻していくエイリシュだったが…。

<allcinema>

感想

観たかった一本。
50年代の お洋服や街の風景(ブルックリンもアイルランドも)が素敵~~~♪
主人公がどうなるどうなる・・・と最後までわからなかったので
ハラハラしながらの鑑賞でした。

トニー良かったじゃん(爆)

いや~~これでトニーが一人になったら
怒ったところ(笑)

故郷を離れて新しい土地で、再出発をはかる主人公。
自分の才能をのばすために新天地を目指す
という物語には、経験のない私でも、応援したくなりますね。
就職や進学で故郷を離れた人や子供が離れていった人などは
いろいろと共感もつ話かもしれませんね。

私は学校や就職で家もとを離れたこともないし
結婚後も転々としていないのでこういう経験ないのですが
もしそうだったらどうよ・・・と考えながら鑑賞していました。

ブルックリンで故郷を思い出しホームシックになるところは
観ていてうんうんと同情したくなってしまいました。
わかるわ~~
海の向こうだものね、
淋しいよね・・・って。

ブルックリンでの生活。
寮?の食事風景はなかなか楽しいものでしたね。
特に会話が面白かったです。
いろんなタイプの人たちが必ず食卓を囲んで会話していましたが
観ていて微笑ましい感じがしました。

主人公、エイリシュの
新天地での仕事は
デパート勤務。
自信のなさが見え隠れするエイリシュ。
最初はぎこちないのよね。
そんな彼女に変化がみえてきたのは
彼氏ができたから♪

うん、よかったね(笑)

この初、彼氏が、まあ、真面目そうな良い人で・・・・。
いや、実は結構計算高いのか(アイルランドパーティーに参加していたのは下心ありだったのよね…笑)
わからないけど
付き合う過程が古風な感じで好印象でした。

海でのデートもよいな~~

順調な日々を過ごすかに見えた
主人公に
不幸な出来事が・・。

姉の死

え~~~~~。
お姉さん、突然に。
このお姉さん、素敵な方でね
妹思いで、いい姉妹関係ね、と思っていたから、
観ていて私も、ショック。

そこでアイルランドに急きょ戻るエイリシュ。

しばらくぶりで帰ってきた故郷での自分の立ち位置。
前とは違った環境になっていたんですよね~~(自分も成長しているので)
エイリシュ、結構居心地がよい感じです。
なんたって故郷だしね。

今度は希望の仕事もすんなり決まり、
なんと、新しい出会いも♡・・・。

う~~ん、どうなるのよ、エイリシュ。
あなたには、トニーいるのに、どうしたのよ・・・(笑)

エイリシュ、迷いが出始めたのかな。
結婚の話を周りにしていないのは
理由があるのかな。
アメリカに帰ると皆にはいうものの、トニーの話は誰にもせず。
トニーの手紙も、何を書いていいかわからず、机にしまったり・・。

おお~~~
やっぱり迷いだね、迷い。
わからなくはないけど。でもトニーが(うるさい・・笑)


ここで冒頭の感想が・・・でます。
トニー先手を打っておいて良かったじゃん(爆)
やっぱりトニー
ただものではなかった(笑)
<<帰郷する前に、どうしても結婚したいというトニーに従い、2人は、籍をいれていたのでした>>

これ、
結構大きかったと思いますよ。既成事実。

アイルランドで出会った
ドーナル・グリーソン演じる ジム・ファレル、
思ったより紳士だし、背が高いし(と思ったのは私だけ…笑)
悪い人ではないな・・・と思うし、
さらに故郷には、母親もいるし、
姉の代わりと働かしてもらっている職場も良い感じだし
ためらう気持ちわかります。

結局、
最初の職場の、厭味ったらしいおばさんに、結婚のことを知られ、
は・・・と気づく主人公。
そうだ、ここは
閉鎖的な町だった・・・
このままではきっとまた同じ思いを感じるはず・・
とまあ、きっとそういう風に思ったんでしょうね。
言われた初めて決心がついたようにみえるけれど、
こんな風に、
なにか大きな出来事がないと決心できないこともあるし・・・。
かりに、この出来事がなく、ジム・ファレルが強引に口説いたら
また違った展開にもなっていたかもとも思うけれど。
まあ、選ばなければいけないことって人生にはいっぱいあるだろうし
選んだ以上、それが最適と信じて突き進むしかないものね。

決心したのは自分。
彼女の道がたとえ困難でも
突き進んでいってほしいと思わずにはいられなラストでした。
ラストの場面がポスターにもなっていますが
エイリシュ・の顔つきがよいですね。
意思がはっきりしている鋭い感じで。
これから彼と頑張るぞ~~みたいな。

シアーシャ・ローナンちゃんが
どんどん
素敵な女性になっていく姿を見ることできて満足。
女優としての成長も垣間みえてきて
とっても良かったです。
女性ってやっぱり強いな・・・

あ・・今回最初から
トニー応援派だったんだけれど
エイリシュのお別れの挨拶が、お手紙一枚になってしまったであろう
ジムの姿を見た瞬間、
ジム、あなたも可哀想だわ・・としみじみ。
前の彼女にもふられたのよね・・。
可哀想に。
やっぱり女性は強いというかいざというときは、バシッときりますね・・・・(笑)


burukkurinn eiga

ピンクとグレー

ピンクとグレー(2015)
上映時間 119分
製作国 日本
監督: 行定勲
製作: 堀内大示
豊島雅郎
藤島ジュリーK.
企画: 菊池剛
エグゼクティブプ
ロデューサー: 井上伸一郎
長澤修一
プロデューサー: 井上文雄
片山宣
千綿英久
小川真司
ラインプロデュー
サー: 佐藤雅彦
原作: 加藤シゲアキ
『ピンクとグレー』(角川文庫刊)
脚本: 蓬莱竜太
行定勲
撮影: 今井孝博
美術: 相馬直樹
衣裳: 高橋さやか
編集: 今井剛
振付: 矢内原美邦
音響効果: 岡瀬晶彦
音楽: 半野喜弘
音楽プロデューサ
ー: 北原京子
主題歌: ASIAN KUNG-FU GENERATION
『Right Now』
VFXスーパーバ
イザー: 進威志
アートディレクタ
ー: 手島領
スクリプター: 押田智子
ヘアメイク: 倉田明美
小道具: 矢野浩加
照明: 松本憲人
制作担当: 田辺正樹
装飾: 田口貴久
録音: 伊藤裕規
助監督: 増田伸弥

出演: 中島裕翔 白木蓮吾
菅田将暉 河田大貴
夏帆 サリー
岸井ゆきの
柳楽優弥
小林涼子
千葉哲也
マキタスポーツ
篠原ゆき子
矢柴俊博
宮崎美子
滝沢聖波
込江海翔
二階堂梨花
入江甚儀
橋本じゅん
松永玲子
白石和彌
三浦誠己
岡本あずさ
伊藤さとり



加藤シゲアキの処女作を「世界の中心で、愛をさけぶ」の行定勲監督が映画化。
関西から埼玉に引っ越してきた小学生の河田大貴は、同級生の真吾とサリーと出会い友情を育んでいく。高校生となった大貴と真吾は芸能界の道へと進み、やがて真吾は新進俳優の白木蓮吾としてスター街道を突き進む。蓮吾との格差を痛感し、苛立ちを募らせる大貴。そんな中、蓮吾は突然、自殺してしまう。第一発見者となった大貴のもとには6通の遺書が残されていた。これを境に、大貴の運命も大きく変わっていくのだったが…。
<allcinema>より引用

感想

これ衝撃的なコピーがあったのですね。
私全然知らなくって。
原作も知らず(原作とはかなり違う様子)
予備知識もまったくなかったので、素直に驚きました。

映画の中
半分近くまできて
こんな仕掛けがあるとはね。

後半からは色合いも変わり
かなり大胆な試みをしているなと感じました。
洋画では、こういうカラー、白黒っていう使い分けはみたことあるのですが。

冒頭はスターの中島君、ごっち=白木蓮吾の自殺シーンから。
早くも強烈です。
踊りの舞台が映っていましたが、(最初は意味がわからなかったのですが)
あとから考えると、伏線になっているのですね。中島君のお姉さんの舞台ですね。
人物整理。
ごっち:中島裕翔
リバちゃん:菅田将暉
サリー:夏帆


なぜスター白木蓮吾は自殺したのか。物語は上記3人の出会いに遡る・・・。
そこから回想場面に入ります。
なるほど、白木蓮吾の死の真相を探し出す物語になるのね(と、私は理解し)と
誰もが思い、見続けます。

この3人の関係がキュンキュン系の青春物語になっていてなかなかよろしいです(笑)
男2人と女1人。
菅田将暉演じるリバちゃんは思春期に入るとサリーを意識し始めるので2人はギクシャクしはじめるの。
よいね~~あるある…笑
リバちゃんと中島裕翔演じる、ごっちは、同じエキストラとして芸能プロダクションにスカウトされたのだけど
頭角をあらわしたのは、ごっちのみ。しだいにリバちゃんは劣等感と嫉妬に苛まれて、荒れ気味になるの。
当然男2人の間もギクシャクする。
リバちゃんは、サリーに泣きつく感じで、関係を持ち
そのままダラダラと居座る⇒しょうがないな~~もう(笑)、結局、ひもみたいな生活に。
ごっちはスター街道一直線で華々しい生活。
さらに数年たって、久々に同窓会で出会う2人。2人きりでお酒を飲んだ後ごっちに
有名にさせてあげるよ・・・という言葉を聞かされるリバちゃん。
どういうこと?
そして次の日、ごっちは自殺。発見者はリバちゃんで一躍時の人・・・。


ここまで前半。
え~~自殺の理由わかんないじゃん・・・と悶々としている私に
突きつけられた場面は
なぜだか
拍手喝采、お疲れ様の言葉。・・・・自殺者、ごっちが生き返る(驚)


そう、ここまではお芝居の世界だったんですよ。

つまり、劇中劇。

え~~~(驚)
場面は一転、ピンクからグレーに(現実ってことね)

ここで後半の物語の人物整理。

後半=現実。

今までごっちだと思っていた人物はリバちゃん、河鳥大が演じていました。

•ごっち:本当の白木は死亡、⇒なんと柳楽優弥が演じていた
•リバちゃん:中島裕翔
•サリー:岸井ゆきの

前半は劇中劇なので
リバちゃんだと思っていた菅田将暉は、本人でなく役者であったということ。
サリーの夏帆も本人でなく役者だったわけですね。

リバちゃん役を演じていた菅田将暉は、劇中劇のような素朴な人でなく
めちゃめちゃチャラく、プライド高い嫌味な役者。
サリー役を演じていた夏帆も
劇中劇のような清純派な女性でなく
もまれにもまれた擦れた、女優さんでした(笑)
この2人の2面性が怖い。

ごっちの自殺を発見したリバちゃんが小説を書き
その小説が映画化されたという設定だったんですね。
ついでにごっち役としてリバちゃんも役者としてもデビューしたという流れですね。
ごっちのいうように
リバちゃんは有名人になったわけですよ。


前半の信じていた世界はすべてつくりもの。
演じる人と実際の人ではイメージの違いがある。
信じていた世界は全て虚構だったのか!とわかることが
この映画の一番ピーク部分ですね。
また芸能界の裏と表もみることができるので
より一層怖いな~~と思ってしまうのです。

本当のところ
芸能界ってこんな感じなの?

あ・・
結局のところ、ごっちの自殺理由はよく分からない感じ。
本人の
柳楽君も
「他人のことは分からないし、他人にはなれない。それでいい。」といっているし。

母親が思わせぶりなビデオをみせて、
なんだか姉の後追い自殺ぽい描写もあって(エ・・近親かとまで連想するが)そっち系かなと思うものの
ちょっとあやふや。
母親も
そんな姉弟のビデオ発見しちゃったらちょっと悩んじゃうよね

予期せぬ仕掛けがあって面白い映画でした。
ただ、後半がちょっと過激エロシーンがあるので、そこはジャニーズファンのおこちゃまには
刺激が強ぎるのでは思いました。親子ではみたくないな~~(笑)

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君の膵臓をたべたい   著  住野よる

君の膵臓をたべたい   著  住野 よる


偶然、僕が病院で拾った1冊の文庫本。タイトルは「共病文庫」。
それはクラスメイトである山内桜良が綴っていた、秘密の日記帳だった。
そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。

 
( amazonnより引用  )


感想


2作目は既読。
順番違いますが、話題のデビュー作を読みました。
ちなみに映画化決定済み。
そして、映画はだいぶ感じが違うような出来になる予感が・・・

この物語は、読む年齢によっても感想が分かれるかも。

私は、ものすごく感動した・・・というところまではいきませんでした。
泣くまではないかな。

私が今まで読んでいた作家さんとは雰囲気が違うので
やはり、慣れるまでに時間がかかりました。
2作目でもそう感じました。
これは好みの問題です。
年齢的なものなのかな~~

主人公と少女の
会話部分に魅力があるのかと思いますが
私はどちらかというと苦手でした。
このやりとりは。
死生観や人との関わり方など
共感する台詞もありましたが
そうでない部分もありましたので。
実際、学生でこんな理屈っぽい会話する男女がいるのかなと思いました。
もったいぶった言い方するんだもの。


ただ、
単なる難病ものや
恋愛ものになっていないところは興味深かったです。
人間同士の結びつき
少年の成長を強く感じ
悲しい結末ですが
後味は悪くありませんでした。


後半
日記において
少女の心情が明らかになるわけですが
それをうけて
主人公がこらえられなくなって号泣となっていきます。

盛り上がり部分だと思いますが
泣くという行為を<うわああああああああ>という
漫画の吹き出しのような表記にするのが
気になってしかたがありませんでした。
こういうのは苦手。そこを目にして、これは感情移入が逆にできなくなるなと思いました。

主人公の名前を最後まで隠すことの意味、よくわかりませんでした。
知ったことで、
ああ・・あの有名作家さんたちの上下の名前ね、という
感想しか持てず、なぜそんなことをしたのかなといまだ疑問。
少女の死の原因は確かに意外性はあり、
人の生死のあっけなさを感じることはできましたが
意外とあっさりで、そのことに関して後々ふれないことも
どうなのかな…と感じました。

私だったら、そういう状況での別れを経験したら
混乱してしまうものなので。むしろそこの部分掘り下げてもらいたい感じでもありますもの。


年齢いっているもので
いろいろ思ってしまいましたが
題名のインパクトは半端ないので
多くの人は、気になってしまう本であることは
間違いないなと思いました。
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みみこ

  • Author:みみこ
  • レイフ・ファインズ好き
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